台湾の屋台グルメ、という言葉を聞くとわくわくしてくるという方は多いのではないでしょうか。きっと台湾に旅行される方の多くは夜市でのB級グルメ食べ歩きを楽しまれることでしょう。でも実は台湾桃園国際空港のフードコートでも、揚げ物屋台グルメが楽しめるってご存知でしたか?第一ターミナルの地下のフードコートにある「熊厚呷」というお店では、屋台グルメの中でも特に人気の高い「鹽酥鶏(イエンスージー)」が手軽に味わえちゃうんですよ。この記事では、注文方法やおすすめメニュー等を詳しくご紹介します。
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台湾揚げ物グルメ「鹽酥鶏」って?
「鹽酥鶏(イエンスージー)」とは台湾屋台グルメの定番メニューで、鶏肉や野菜など、好きなメニューを選ぶとお店の方がその場で揚げて味付けをしてくれるというものです。揚げたて熱々を楽しめるこのグルメは、お酒のつまみとしても大人気。
桃園空港で揚げ物屋台グルメ!「熊厚呷」
台湾に旅行される方の多くが台湾桃園国際空港を利用されることでしょう。早めにチェックインを済ませたら、ぜひ地下のフードコートへ!数々のレストランやお土産店がずらりと並ぶこのエリアは、旅行の最後に台湾らしいものを楽しみたいという時にぴったりです。
お目当ては揚げたて屋台グルメ、ということで「熊厚呷」と書かれている看板をまず探しましょう。店頭にはビールに合いそうなメニューの写真やディスプレイがずらり。
「熊厚呷」のメニューはこちら
夜市や街中で見かける「鹽酥雞(イエンスージー)」の屋台は、店頭に並ぶたくさんの食材の中から好きなメニューをカゴに入れてお店の方に渡す形で注文するスタイルがほとんどです。でもそれって初めての方にはちょっとハードルが高いかもしれません。
その点「熊厚呷」のメニューは、各食材に数字が振られているので注文が楽々!言葉がわからなくても食べたい数字をメモして店員さんに見せれば簡単に注文することができます。
外国人だとわかると「スパイシー?」と辛くするかどうか尋ねられるので、イエスかノーで答えましょう。ほんのり辛くしたい場合は「小辣(シャオラー)」と答えると良いでしょう。
文字だけだといまいちどんなメニューなのかわからない、という場合は店先の展示を参考にすることができます。いくつかの食材が名称付きで展示されているのでわかりやすいです。
一方、お肉等はどどんと豪快に展示されています。どれがどのメニューなのかはわかりにくいですが、たぶんこれかな?と推測することはできそうです。もしくは指差しで注文してみるのも良いかも。
台湾ビールも販売されているので、お酒が欲しい方は鹽酥鶏と一緒に購入すると良いでしょう。
できあがりはブザーでお知らせ
注文を済ませるとこのようなブザーが渡されます。夜市等でいただくのと同じように、選んだ食材をその場で揚げてくれるんです。期待が高まりますね。
ブザーが鳴って取りに行くと、このような紙の袋に入れた状態で渡されます。熱いので運ぶ際は火傷に気を付けてくださいね。
袋を破って広げてみると、おいしそうな揚げ物がたっぷり!ほくほくと上がる湯気にテンションが上がってきます。では、それぞれのメニューについてご紹介しましょう。
具をいくつかピックアップ!
花枝丸
11番の「花枝丸(フアジーワン)」とはイカ団子のことで、ぷりぷりとしたイカの食感がたまらない一品。袋に何個か入って25元(約94円)です。
甜不辣
12番の「甜不辣(ティェンブーラー)」とは台湾風さつま揚げのことで、弾力のあるもちもちとした食感が特徴です。1人前は25元です。
蘿蔔糕
17番の「蘿蔔糕(ルオボーガオ)」とは大根もちのことです。大根もちは台湾ローカル朝ごはんとしても人気が高いですが、こんな風に揚げ物にしてもとてもおいしいんです。値段も20元(約75円)と安く、おすすめです。
1人ですとこの3つでちょうど良い量です。何人かで訪れている場合は、これらのメニューに加えて看板メニューの「無骨塩酥鶏(ウーグーイェンスージー/骨なし鶏のから揚げ)」を頼むと良いでしょう。
お肉や野菜、その他の具材をいろいろと選んで何人かでシェアするといろいろな味を楽しむことができますよ。
出国前に揚げ物タイム!
台湾桃園国際空港フードコートにはたくさんのレストランが入っていますが、「熊厚呷」の鹽酥鶏は「さすがB級グルメ王国台湾!」と思わせてくれるおいしさです。ぜひ、出国前に熱々揚げ物屋台グルメを楽しんでくださいね。
※記事内の元から日本円への換算は2017年12月現在のレートを利用しています。