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寄りも引きもインスタ映え!皇居付近のおすすめ花見スポット4選

取材・写真・文:

トラベルライター

2018年4月6日更新

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桜の季節、混雑することはわかっていても、一度は皇居付近の桜を眺めたいと思いませんか?皇居付近には、定番の千鳥ヶ淵だけでなく、他にもたくさんの花見スポットがあるんです。当記事では皇居周辺の桜を最大限楽しめるおすすめスポットをご紹介します。

この記事の目次表示

皇居周辺へのアクセス方法

皇居の周りには、大手町駅、二重橋駅、日比谷駅、桜田門駅、半蔵門駅、九段下駅、竹橋駅とざっと7つほど地下鉄の駅があり、JR東京駅から歩くこともできます。

桜の季節は皇居周辺はどこも混みますが、最も有名な千鳥ヶ淵から見る場合は、半蔵門駅から下車すると、徒歩5分ほどで着きます。皇居一周は約5kmほど、ゆっくり歩いて1時間半ほどですので、好きな場所から下車して散歩がてら桜を探すのも良いでしょう。

それでは、皇居周辺のおすすめ花見スポットを紹介していきます。

【1】やっぱり外せない、千鳥ヶ淵

千鳥ヶ淵は、皇居の北西あたりに位置するお堀を指します。お堀の中に流れ込むように咲く千鳥ヶ淵の桜は、やはり見ごたえ抜群。

満開の時期の土日は人が列をなして流れるので、自然の流れに身を任せながら歩いていれば端から端まで意外ときちんと見られるんです。ただし道は狭いので、くれぐれも他の歩行者の邪魔にならないよう、写真撮影をしましょう。

ボートから人混みを避けて見る桜

上記千鳥ヶ淵は、ボートから桜を眺めることができます。歩道から見る桜は、上から下に眺める角度ですが、ボートからだと垂れ下がる桜を下から眺めることもでき、迫力満点です。

ボート乗り場は千鳥ヶ淵の真ん中あたり、北の丸公園の対岸あたりに位置します。値段は30分800円、1時間1,600円。満開時の土日は30分ほど並びますが、満開少し前であれば寒さも相まり10分程度の待ち時間で乗ることができます。

喧騒から離れて水の上から桜を見ると、少し贅沢な気分に浸れておすすめ!桜に顔を近づけて撮ったり、ボートを入れて自撮りしたり…想い想いのインスタ写真が楽しめちゃいます。

  • 写真:トラベルライターボートから見た千鳥ヶ淵の桜
千鳥ヶ淵ボート乗り場
神楽坂・飯田橋・後楽園 / 乗り物
住所:東京都千代田区 三番町2先地図で見る
Web:https://www.city.chiyoda.lg.jp/shisetsu/koen/chido...
千鳥ヶ淵
神楽坂・飯田橋・後楽園 / 自然・景勝地
住所:東京都千代田区 九段南2丁目~三番町先地図で見る

【2】乾通り一般公開

普段は一般に公開されていない、南北に通る乾通りを特定の時期だけ公開する年があります。毎年ではないのですが、過去4年を見るとだいたい2年に1度は公開しているようです。

JR東京駅から皇居にまっすぐ伸びる行幸通りを皇居方面に向かうと、坂下門という一般公開の入り口となる門が向かって左側に見えてきます。公開時期は横10人ほどの列が数100mほど伸びており、入る場所はすぐにわかるはず。

一瞬列を見ると並ぶのをためらいたくなりますが、列は太い上に、入場にお支払いも必要ないため、意外とスムーズに列は進みます。筆者が並んだ際は、20分ほどで入ることが出来ました。

中は広い砂利道が続き、ところどころ宮内庁の建物や昔の城壁が見え、格式の高さを感じます。よく手入れが行き届いた松の木が間に生えていたり、途中でしだれ桜が見えてきたりと、お堀沿いに等間隔に生える立派な千鳥ヶ淵のソメイヨシノとはまた違う日本庭園のような風情があります。

開花時期によりますが、公開は大体5日程度で、その年の公開有無は、宮内庁HPで例年発表されます。貴重な一般公開を是非お見逃しなく!

乾通り
神楽坂・飯田橋・後楽園 / 町・ストリート
住所:東京都 乾通り地図で見る

【3】桜以外のお花も咲き誇る 北の丸公園

北の丸公園は酒盛りは禁止ですが、芝生の広がるThe・花見スポット。今まで紹介してきた中で一番ゆっくりできる場所ではないでしょうか。お子さんがいる方は、この辺で休憩したり遊ばせるのに最適です。

  • 写真:トラベルライター北の丸公園に咲くハナダイコン

ここは桜以外の花も咲き誇っており、それらを探すのも楽しいですよ。名前の通り皇居の北側に位置するので、地下鉄九段下駅から行くのが一番近いです。東京都開花の標準木でおなじみの靖国神社も九段下駅から徒歩3分ほどですので、両方見に行きやすいことも利点です。

北の丸公園
神楽坂・飯田橋・後楽園 / 公園 / 桜の名所
住所:東京都千代田区北の丸公園1−1地図で見る
Web:http://www.env.go.jp/garden/kokyogaien/1_intro/his...

【4】人混みをさけて 国立劇場前

国立劇場前は、少し皇居からは離れているため、比較的写真も撮りやすく、ゆっくり眺めることができる穴場です。ここの特徴はソメイヨシノでなく、様々な珍しい種類の桜が植えられていること。

駿河桜という文部科学省三島遺伝学研究所で作られた桜や、ヤエベニシダレというその名の通り八重桜のしだれ桜、下記アップ写真のコマツ乙女など、他ではなかなか聞かない種類の桜もみることができます。

比較的ピンクの色が濃かったり、木が松のように低い位置で横に伸びるものもあるため、寄りで写真をとる時に可愛らしい写真が撮りやすいのも魅力の一つです。

  • 写真:トラベルライターすぐ頭上に!国立劇場の桜
  • コマツ乙女

満開時期になると、12-15時、土日のみですがお茶とお茶菓子のサービスがあったり、運が良いと芸能の実演を観劇することができます。

国立劇場
四ツ谷・市ヶ谷・麹町 / エンターテイメント
住所:東京都千代田区隼町4−1地図で見る
Web:http://www.ntj.jac.go.jp/

まとめ

皇居はビルに囲まれた東京の中心地ですが、歴史を讃えながら美しく桜が咲く場所がたくさんあります。当記事でご紹介した場所以外にもそこかしこで桜が咲き誇るので、皇居を一周して自分だけのお気に入りスポットを探すきっかけになればと思います。

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