【京都・正寿院】幸せを呼ぶハートの窓！ご利益も「カワイイ」も全部叶えよう

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• 正寿院とは
• まずは本堂へ
• お庭や境内にも「カワイイ」がたくさん
•    夏季限定の「風鈴まつり」
•    地蔵堂
•    にっこり顔のお地蔵さま
• いよいよ、ハート窓のある客殿へ
•    見上げた景色もカワイイ
• おわりに

正寿院とは

正寿院は高野山真言宗に属するお寺で、約800年前に建てられました。本堂には、50年に1度だけのご開扉と言われている秘仏「十一面観音」が祀られています。客殿は2015年に完成した、白木の香りが残る新しい建物です。ハートの窓はこちらで鑑賞することができます。

まずは本堂へ

お参りは、本堂・客殿の順番で行います。受付で拝観料を納めると、写真のような可愛らしいしおりを拝観記念にいただきました。

• 写真：mayukoしおり(写真上)と組み紐(写真下)

また、毎月10の付く日、夏の風鈴祭りの期間に訪れると、組み紐を授かることができます。

こちらの組み紐は表面が「口」、裏面が「十」の文様が編まれており、裏表合わせると「叶」の文字となる願掛け成就の組み紐です。お守りとして持っていてもいいですし、お寺の敷地内に願いを掛けて結んでいくこともできます。

さらに、お茶とお菓子の提供もあります。

• 写真：mayuko

食べるのがもったいない、可愛らしいお茶菓子に癒されます。お茶は地元、宇治田原のものです。お庭を眺めながら、本堂の静寂に包まれてほっと一息つくひと時を過ごすことができます。

お庭や境内にも「カワイイ」がたくさん

夏季限定の「風鈴まつり」

• 写真：mayuko
• 写真：mayuko

こちらのお寺は夏になると境内に風鈴が飾られ、見た目にも涼やかな景色となります。約2,000個もの風鈴がお庭を彩ることから、「風鈴寺」とも云われています。2020年は7月1日～8月31日まで行われていますので、タイミングが合えばぜひこの期間に訪れてみてはいかがでしょうか。（2020風鈴まつりは感染対策の為、事前申込にて開催）

地蔵堂

• 写真：mayuko
• 写真：mayuko

こちらは組み紐に願いを込めて結わえる場所です。色とりどりの組み紐たちが結ばれたお堂は、とても鮮やかです。

にっこり顔のお地蔵さま

• 写真：mayuko
• 写真：mayuko

お寺のお庭にはお地蔵さまがおり、にっこり笑顔で参拝客を迎えてくれます。穏やかな表情や笑顔に心洗われる気持ちです。全部で4体いるので、どこにいるか探すという楽しみもあります。筆者は3体しか出会うことができませんでした。

いよいよ、ハート窓のある客殿へ

• 写真：mayuko

客殿にあるハート形の窓は、正式には「猪目（いのめ）窓」と言われるものです。この猪目は、字のとおり猪の目の形が由来です。約1,400年前からお寺や神社などの様々な部分で装飾として使われてきた文様で、災いを除いて福を招くものとして親しまれてきました。

猪目窓からハート形に映る庭の緑が、美しい景色をつくりあげます。

季節によってハートの中の景色が変化するところも、人気の1つです。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季を通じて訪れる楽しみがあります。

見上げた景色もカワイイ

• 写真：mayuko

客殿のフォトスポットは、猪目窓だけではありません。上を見ると、色鮮やかな160枚の天井画が天井を埋め尽くしています。四季折々の景色や花が描かれ、160枚すべてが異なっているので見飽きることがありません。

「客殿の畳に寝転がって見ることもできます」という案内もあります。大の字になって、心ゆくまで絵画を味わってはいかがでしょうか。

• 写真：mayuko

おわりに

正寿院では他にも写経・写仏体験、ヨガ、数珠作りなどの催しがあります。ハート窓だけではなく、様々にリラックスした時を過ごすことのできるお寺です。