都内各地で展開しているネオ屋台村。指定の場所にキッチンカーが日替わりで出店し、エスニック料理を中心とした多国籍ランチを提供してくれる場として人気を集めています。今回は、秋葉原の富士ソフトビル前で開催しているネオ屋台村のキッチンカーに焦点を当て、世界を巡るランチをご紹介します。
この記事の目次表示
可愛くてお洒落なキッチンカー
軽自動車からトラックまで、改装したクルマで料理を提供するキッチンカー(フードトラック)。最近では、「ネオ屋台村」と呼ばれる広場にキッチンカーが集まり、様々な料理を提供しています。クレープやタピオカといったスイーツから、本格エスニック料理まで、様々なキッチンカーがわたしたちを楽しませてくれます。
その中でも特に魅力的なのは、既存店舗ではなかなかお目にかかれないエスニック料理の数々。まさに日本にいながら、世界のグルメを堪能できるのです。
今回ご紹介するのは、秋葉原のネオ屋台村。富士ソフトビルの敷地内で展開しており、平日の11時30分から13時30分(目安)までオープンしています。なお、出店するキッチンカーは期間ごとに入れ替えがありますので、ランチスケジュールをご確認のうえ、お出かけください。
※以下より紹介している出店情報は、2020年7月時点のものです。
ガーナ料理のキッチンカー、AMOAKO食堂
西アフリカのギニア湾に面するガーナ共和国のソウルフード「ジョロフライス」を販売しているのが、AMOAKO食堂(アモアコ食堂)です。ガーナご出身のお父さんと日本人のお母さんのダブルというお姉さんが元気にお店を切り盛りしており、とても好感が持てます。
ガーナのソウルフード、ジョロフライス
ジョロフライスとはアフリカ風フライドチキンライスのこと。数種類のスパイスで炊き込んだバスマティライスと、特製たれに漬け込んだジューシーなフライドチキンが、ジョロフライスの主役です。また、脇役だって負けていません。クミンが効いたサラダとオクラのサブジ(カレーとヨーグルトの蒸し煮)が効果的なアクセントになっています。
辛いもの好きでしたら、お好みでハラペーニョのピクルスもトッピングしてくれますよ。これだけ充実した内容で、値段はたったの700円。ライス、チキン、ソース、サラダの大盛りは各100円増し、全部の大盛りは+300円です。出店は水曜日。是非、一度お試しあれ。絶対に病みつきになります。
ハワイのロコフード、モチコチキンを販売するFlapper
ハワイのロコなフードといえばロコモコ、ガーリックシュリンプが有名ですが、このモチコチキンも忘れてはいけないハワイアンフードのひとつ。そのモチコチキンのキッチンカーがFlapperです。
モチコチキンとは、小麦粉の代わりにもち米から精製したもち粉で揚げた唐揚げのこと。これを特製ソースなどで味付けしているのが、同店のモチコチキンです。
味付けは5種類
ハワイ産の塩と岩塩をブレンドしたハワイアンシーソルトは、素材の味を愉しめる定番の味付け。この他、はちみつをブレンドしたハニーマスタードや手作りのタルタルソース、7種類のスパイスを使ったトマトチリ、そしてハワイのノースショア名物、ガーリックシュリンプ味も。5種類のソースでいろいろ楽しめて、気分はもうハワイです。いずれも値段は700円。Flapperの出店は火曜日です。
本場南インドカレーで大人気のミラーン
インドカレーに目がない人にはミラーンのカレーがおすすめです。葛飾区お花茶屋の人気店舗が、キッチンカーで本場南インドのカレーを届けてくれます。インド直輸入のスパイスをふんだんに使った本格的インドカレーは、秋葉原のネオ屋台村でも大人気です。
ラインナップ豊富なメニュー
メニューが、マサラチキンにスパイシーポーク、ココナッツチキンといった、定番のインドカレーがラインナップ。冬季メニューには人気のザグカレーが加わり、豊富なメニューを楽しめます。カレーの1種類盛りが700円、2種類のあいがけは850円。Twitterでその日のメニューがツイートされるので、毎日要チェックです。ミラーンは木曜日の出店です。