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【8】じゃっぱ汁
- 出典:www.maff.go.jp出典:農林水産省Webサイト
津軽地方に伝わる、寒い冬にはなくてはならない郷土料理です。「じゃっぱ」とは、津軽弁で「雑把」という意味であり、鱈(タラ)をおろして身を取ったあとに残る部分、つまり本来なら捨てる部分(アラ)を使います。これらのアラと一緒に、大根や人参、ネギ、木綿豆腐などを煮込んで味噌で味付けした汁もので、鱈が一般的ですが、鮭など他の魚を使う場合をもあります。
【9】味噌カレー牛乳ラーメン
青森市民のソウルフードともなっている「味噌カレー牛乳ラーメン」は、その名前のとおり、味噌をベースにカレー粉と牛乳を入れたスープが特徴的なラーメンです。具材にはバターやわかめ、メンマ、もやしなどがトッピングされています。味噌のコク、牛乳のまろやかさ、カレーの刺激と様々な要素が絡み合い抜群の美味しさを生み出す、全国的にも珍しいご当地ラーメンです。
味噌カレー牛乳ラーメンのおすすめ店:味の札幌 大西(青森市)
- 出典:tripnote.jp
味噌カレー牛乳ラーメンの発祥として知られる「味の札幌」でラーメンの修行を積んだ店主・大西さんが切り盛りする人気のラーメン店。現在は閉店してしまった「味の札幌」からのれん分けしたお店のひとつです。場所は青森駅から歩いて10分ほど。
もともとは常連客からの「カレー味のラーメンが食べたい」というリクエストから生まれた、味噌カレー牛乳ラーメン。ベースとなる味噌は、このラーメンが生まれた時から伝わる秘伝の味だそう。
- 味の札幌 大西
- 青森市 / ラーメン / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:青森県青森市古川1-15-6地図で見る
- 電話:017-723-1036
- Web:https://www.oonishi0024.co.jp/
【10】津軽ラーメン
津軽地方にあるラーメン店で多くみられるラーメンで、その大きな特徴は煮干しや焼干しのスープであることです。そのため「津軽煮干ラーメン」と呼ばれることもあります。そして細いちぢれ麵を使うのも特徴で、多くのお店では自家製の麺を使用しています。
津軽ラーメンには「王道系」と「濃厚煮干し系」の、大きく分けて2つあります。昔ながらの澄んだスープが「王道系」、そしてガツンと来る濃厚魚介スープが「濃厚煮干し系」です。
津軽ラーメンのおすすめ店:長尾中華そば西バイパス店(青森市)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by くろふね CC BY-SA 4.0 from Wikimedia Commons
津軽ラーメンの人気店「長尾中華そば」。人気の「コク煮干し」は、煮干しのスープに鶏豚ベースのスープをあわせたもので、その濃厚さがたまらない一品です。「コク煮干し」の麺は手打麺・中太麺・細麺と3種類から選べます。また定番の味「あっさり」も忘れちゃいけません。こちらは、ちぢれ麺をつけたした4種類の麺から選ぶことができます。
- 長尾中華そば西バイパス店
- 青森市 / ラーメン / ご当地グルメ・名物料理 / 煮干しラーメン
- 住所:青森県青森市三好2-3-5地図で見る
- 電話:017-783-2443
【11】しじみラーメン
津軽半島の北西部に位置する「十三湖」は、しじみの名産地。太宰治の小説『津軽』にも、十三湖のしじみが登場しています。ミネラルを豊富に含んだ湖では、濃厚で美味しいヤマトシジミが育ちます。
そんな十三湖のまわりには、十三湖産のしじみを使った「しじみラーメン」を提供するお店があり、名物となっています。塩ベースのスープには、しじみの旨味たっぷりのエキスが溶け込み、トッピングにもプリプリのしじみがたくさん乗せられています。
しじみラーメンのおすすめ店:しじみ亭 奈良屋(中泊町)
- 出典:tripnote.jp
十三湖の湖畔に佇む、しじみ料理の専門店「しじみ亭 奈良屋」。しじみラーメンにはノーマルなものから、ピリ辛、味噌、塩バターのほか、夏にはしじみ冷しラーメンも登場します。
「しじみ亭 奈良屋」の一番のおすすめメニューは、しじみラーメンとそのほかのしじみ料理を一緒に味わえる「しじみづくし」。ミニしじみ釜飯、ミニしじみ汁、ミニしじみバターいため、ミニしじみチャウダー、ミニしじみラーメンに、しじみ味噌と佃煮、しじみ南蛮漬けのせお豆腐、お漬物、津軽りんごコンポートがついた、まさに「しじみづくし」のセットで、お値段は1,700円です。
- しじみ亭 奈良屋
- 青森 / ご当地グルメ・名物料理 / ランチ / ラーメン
- 住所:青森県北津軽郡中泊町今泉字唐崎255地図で見る
- 電話:0173-58-3581
- Web:http://www.shijimi.net/?mode=f1
【12】のっけ丼
のっけ丼とは、市場内のお店から新鮮な魚介類やお惣菜など好きな具材を選び、温かいごはんの上にのっけて作る丼のこと。青森市民の台所「青森魚菜センター」では平成21年から「のっけ丼」の提供をはじめ、今では青森市のご当地海鮮丼として観光客に人気です。
のっけ丼のおすすめ店:青森魚菜センター(青森市)
- 出典:tripnote.jpアジや中トロが入った海鮮丼
青森駅から徒歩5分の場所にある「青森魚菜センター」は朝7時から営業しているので、朝食に「のっけ丼」を食べるのもおすすめ!まずは案内所で食事券を購入します。10枚1,300円、5枚650円ですが、ぜひ10枚券を選びましょう。まずは食券1枚分でご飯をよそってもらったら、その後は具材と交換していきます。
たくさんの海の幸が並び、必要な食券の枚数が書いてあります(サーモン二切れ食事券1枚、中トロ一切れ食事券2枚など)。お刺身の他にもお惣菜や汁物もありますよ。
そして券を全部使い切ったら完成!1,300円で豪華な海鮮丼が出来上がります。好きな具材だけを選んで、自分だけのオリジナル丼を作れるなんて贅沢ですね。
- 青森魚菜センター
- 青森市 / 魚介・海鮮料理 / ご当地グルメ・名物料理 / 市場・朝市 / 観光名所 / 海鮮丼
- 住所:青森市古川1-11-16地図で見る
- 電話:017-777-1367(のっけ丼案内所017-763-0085)
- Web:https://nokkedon.jp/
【13】馬肉料理
十和田市には馬が描かれたマンホールもあるほど、馬の産地として有名な青森県。馬肉の生産量は熊本県、福島県に次ぐ全国第3位です。そのため十和田市をはじめ、青森県の南の方では馬刺しや馬肉鍋が昔から食されています。また、五戸町名物の「義経鍋」と呼ばれる馬肉料理は、焼肉と水炊きを同時に楽しめる珍しい鍋です。
馬肉料理のおすすめ店:馬肉料理 吉兆(十和田市)
- 出典:tripnote.jp吉兆 馬刺し(特上)1080円(税込)
馬肉料理を専門にしているお店「吉兆」では、馬刺しや馬肉のバラ焼き、馬肉鍋など馬肉を堪能できる料理がたくさん揃っています。十和田市のご当地グルメとして有名な「バラ焼き」も、こちらのお店では牛ではなく馬肉。そして、お隣・五戸町の名物「義経鍋」もいただくことができます。