青森県に伝わる郷土料理をくわしく解説！青森県へ旅行に行ったら一度は食べてみたい、名物の食べ物・料理をまとめてご紹介します。旅行ツウのトラベルライターおすすめのお店情報もお見逃しなく！
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【1】貝焼き
ホタテの貝焼き味噌
津軽や下北地方の郷土料理「貝焼き」。津軽出身である太宰治の小説『津軽』の中にも「貝焼き味噌」の描写が出てきます。ホタテ貝をお鍋代わりにし、ネギやホタテを味噌で煮込み卵でとじたもので、地域によっては「味噌貝焼き」や「貝焼き味噌」とも呼び、作り方も少しだけ変わります。
ホタテや味噌の旨味がぎっしり詰まっていて、お酒のお供にたまらない一品。ホタテの貝殻は使い込むほど旨みが出ると言われています。
貝焼きのおすすめ店：お食事処おさない （青森市）
- 出典：commons.wikimedia.orgphoto by くろふね CC BY-SA 4.0 from Wikimedia Commons
JR青森駅すぐの立地も嬉しい、人気のお食事処。多くのガイドブックに掲載され、手頃な価格で郷土料理が味わえると評判です。とくにホタテを使った料理が名物で、「ほたて貝焼みそ定食」が一番人気。そのほか青森の郷土料理「けの汁」をラーメンにしたメニューも。
【2】バラ焼き
- バラ焼き
三沢市を発祥とし、その後十和田市に広まり「十和田バラ焼き」とも呼ばれるご当地グルメ「バラ焼き」。牛のバラ肉と大量の玉ねぎを、醤油ベースの甘辛いタレにからめて鉄板で焼いたもので、ご飯がよく進みます！玉ねぎの上に牛バラを乗せてタワーのように積み重ねる「タワー焼き」という焼き方が特徴です。
十和田市内では80店以上のお店で「バラ焼き」を提供しているそうで、牛ではなく豚のバラ肉や馬のお肉を使ったり、玉ねぎ以外の野菜も使うお店もあります。
バラ焼きのおすすめ店：司バラ焼き大衆食堂（十和田市）
- 出典：tripnote.jpバラ焼き 900円（税抜）
十和田現代美術館からほど近い場所にある「司バラ焼き大衆食堂」では、手頃な金額でバラ焼きや鉄板メニューを楽しむことができます。ランチタイムには、ご飯とお味噌汁とお漬物がついた「十和田バラ焼きランチ」が1,000円！はじめてでも、店員さんが様子を見て指示を出してくれるので、美味しく作ることができますよ。
- 司バラ焼き大衆食堂
- 青森 / 肉料理 / ご当地グルメ・名物料理 / ランチ / バラ焼き / ツーリング
- 住所：青森県十和田市稲生町15−41地図で見る
- Web：http://tukasatowada.wixsite.com/barayaki
【3】イカのポンポン焼き
- 出典：tripnote.jpイカのポンポン焼き
八戸市とその周辺の主に太平洋沿岸に伝わるイカを使った郷土料理で、「イカのポッポ焼き」とも呼ばれます。内臓を抜いたイカの身に、すべての具材（内臓、ゲソ、ネギ、生姜、味噌など）を混ぜ炒めたものを詰めて調理する方法が一般的ですが、お店によって様々な「イカのポッポ焼き」を提供してます。
【4】生姜味噌おでん
- 生姜味噌おでん
おでんに生姜味噌をかけて食べる、青森市が発祥の料理です。味噌ダレにすり下ろした生姜を入れて食べるのが最も大きな特徴。雪深い地域の人々の体を温めることを目的として作られたのが始まりです。
主な具材は、こんにゃく、ネマガリタケ、つぶ貝、つみれ、大角天など。「ネマガリタケ（根曲がり竹）」とは細長くて小さなタケノコのことで、また「大角天（だいかくてん）」は、薩摩揚げを薄く大きな四角に仕上げたものです。
生姜味噌おでんのおすすめ店：鬼面庵 （青森市）
- 出典：tripnote.jp生姜味噌筍おでん・鬼面庵売店
酸ヶ湯温泉と同じ敷地内にあるお食事処「鬼面庵（おにめんあん）」。こちらのお店の売店で「生姜味噌おでん」を販売しています。生姜が効いた味噌ダレのかかった蒟蒻、タケノコ、つみれの3種類をいただくことができます。
