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●2日目スタート【8:45】青森秋田の県境・神田川と両国橋
十和田湖畔沿いには青森県と秋田県の県境があり、神田川という川で隔たっています。神田川は、上流から十和田湖に向かって流れる綺麗な清流です。
神田川の上には、小さな橋・両国橋が架かっているので、県境で記念撮影をするのもいいですね。両国橋の近くには広場が整備されているので、朝の散歩にぴったりです。
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- 青森秋田県境・神田川両国橋
- 青森 / その他スポット
- 住所:青森県十和田市大字奥瀬字 十和田湖畔休屋地図で見る
【9:00】十和田湖ビジターセンター
両国橋から歩いてすぐの場所にあるビジターセンター。環境省が運営元で、入場無料です。十和田湖の歴史や動物、植物についての展示が豊富なのですが、特に模型を使った展示が多いため、見ていて飽きません。
ポストカードやきみがらスリッパ(トウモロコシの皮で作られた夏冬兼用スリッパ)など、お土産も購入可能。各種パンフレットもあるので、観光情報を得たい方にもぴったりです。
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- 十和田湖ビジターセンター
- 青森市 / 観光案内所・ビジターセンター
- 住所:青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486地図で見る
【10:40】蔦野鳥の森で蔦沼を見学
十和田湖畔沿いから奥入瀬渓流を通り過ぎて、少し山の方へ行きましょう。蔦野鳥の森にある「蔦沼(つたぬま)」は、秋の紅葉が特に人気のフォトスポットです。
蔦沼の他にも見どころは多く、自然散策路(沼めぐりの小路)は一周1時間半~2時間程度で見学可能です。敷地内にある蔦温泉は宿泊、日帰りのどちらでも利用が可能な、歴史ある温泉となっています。
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- 蔦野鳥の森
- 青森 / 自然・景勝地 / ハイキング
- 住所:青森県十和田市大字奥瀬字蔦野湯地図で見る
- Web:https://www.env.go.jp/park/guide/towada/recommend/...
【12:50】鬼面庵で酸ヶ湯蕎麦ランチ
蔦野鳥の森(蔦温泉エリア)から、車を約25分山の方へ走らせると酸ヶ湯温泉エリアに到着します。ランチはここで、つなぎ粉や添加物を一切使わないこだわりの蕎麦を頂きましょう。
デザートには蕎麦蜜がついた蕎麦プリンがおすすめ。また店内では無料で、八甲田山の標高1,200メートル地点から湧き出る清水を頂くこともできます。スッキリとしてとても美味しいお水ですよ。
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- 鬼面庵
- 青森市 / そば / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地地図で見る
- 電話:017-738-6058
- Web:https://www.sukayu.jp/inside/onimen.html
【13:30】酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)
酸ヶ湯蕎麦を食べた後は、同敷地内の温泉に浸かってみませんか?日帰り入浴は大人1,000円/人、小学生500円/人です。レンタルタオルも料金に含まれているので、タオルを持参する必要はありません。
温泉は名前のとおり「酸っぱい」です。酸性が強く健康効果が大きいことから、病気やケガの療養が目的の湯治場として使う方もいるのだとか。館内は歴史感じる木造建築で、趣たっぷり。休憩スペースも広く設けられています。
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- 酸ヶ湯温泉
- 青森市 / 日帰り温泉 / 紅葉 / 観光名所 / ツーリング / 温泉地
- 住所:青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50地図で見る
- Web:http://www.sukayu.jp/
【14:30】酸ヶ湯の観光スポットをめぐる
酸ヶ湯温泉に浸かったあとは、近隣の観光スポット巡りに出かけましょう。酸ヶ湯エリアにある観光スポットは、睡蓮沼を除いてすべて徒歩で見学可能です。詳しくは以下の関連記事でご確認ください。
特に見ごたえがあるのは、地獄沼です。95度で湧き出している温泉は青々としてとても神秘的。また「まんじゅうふかし」と呼ばれるスポットもおすすめ。温泉が通った木のベンチに座り、体をお尻から温めることができます。
【16:30】奥入瀬渓流館
酸ヶ湯エリアを堪能したあとは、車約30分で奥入瀬渓流エリアに戻ってきます。ここでご紹介する奥入瀬渓流館では、観光情報を得たり、お土産を購入したり、ソフトクリームやコーヒーを飲食することができます。
また手作り体験コーナーもあり、こけ玉作り(体験料2,000円/人)や奥入瀬ランプ製作(5,000円)を楽しめます。
【17:00】各自のお宿か移動に入る
2日目の観光はこれで終わりです。筆者はもう一泊十和田湖畔に泊まって、翌日弘前方面へ移動しました。その日のうちに十和田湖畔を離れて移動することもできると思います。
この記事を書いたトラベルライターから一言
10年前からずっと行きたいな~行きたいな~と思っていた奥入瀬渓流。ようやく訪問することができました。奥入瀬渓流を散策して分かった大きな魅力は「川が近い」ということです。渓谷や渓流を散策すると、流れがわりと遠いところに見えてしまう場所ってありますよね。奥入瀬渓流はそういうこともなく、本当に終始真横を川が流れていて、そんな様子が最も印象的でした。川の流れと音を真横で聞いている時の心地よさは素晴らしく、帰宅後はしばらく奥入瀬渓流シックになるほどでした。(菊地早秋)