間近でうず潮を観察できる「うずしおクルーズ」や、『万葉集』にも登場する風光明媚な「慶野松原」、阪神淡路大震災によって露出した断層を見学できる「北淡震災記念公園」など、シニア世代におすすめの、淡路島の観光スポットをご紹介します。
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1.うずしおクルーズ
- 出典:tripnote.jp
南あわじ市の福良港から出航するクルーズ船。約60分かけて鳴門海峡のうず潮発生ポイントを巡り、大鳴門橋を潜って港へと戻ってきます。
- 出典:tripnote.jp
潮汐によってうず潮のサイズや発生のしやすさが異なり、春と秋に訪れる大潮の時には、なんと直径20mもの大きさのうず潮が発生することも!うず潮のすぐ近くを船が航行するので、迫力も満点です。なおクルーズ船は冷暖房完備の客室も備えた大型船で、揺れも少なく安心して乗船できます。
うずしおクルーズでは毎年ホームページでうず潮見頃カレンダーを公開しているので、ぜひ発生の期待度が高い日を目掛けて乗船してみてください。
- うずしおクルーズ
- 淡路島 / クルーズ / 秋のおすすめ観光スポット
- 住所:兵庫県南あわじ市福良港 うずしおドームなないろ館地図で見る
- 電話:0799-52-0054
- Web:http://www.uzu-shio.com/
2.慶野松原
南あわじ市の播磨灘に沿って、距離にして約2.5km、数にして約5万本の黒松が生い茂る景勝地。7世紀後半〜8世紀後半に編纂された『万葉集』にも登場する、古くから知られる観光名所で、1928年(昭和3年)には国の名勝にも指定されています。
「日本の夕陽百選」にも選ばれた夕日の名所なので、晴れた日には日没にあわせて訪れるのもおすすめです。
- 慶野松原
- 淡路島 / 自然・景勝地 / ドライブスポット / 穴場観光スポット / ハイキング
- 住所:兵庫県南あわじ市松帆慶野地図で見る
- Web:https://www.awajishima-kanko.jp/manual/detail.php?...
3.北淡震災記念公園
1995年(平成7年)に発生した兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)によって露出した「野島断層」のうち、約140mあまりを保存・展示する施設。地震による地形の変化を間近で見学することができ、大地震の脅威を体感できます。
また「地震に強い家」として公開されているのが、断層の真横に建っていながら、ほとんど壊れなかったという一戸建ての家屋。塀や台所など、震災発生直後の様子をそのまま再現しています。
- 北淡震災記念公園
- 淡路島 / 公園 / 雨の日観光 / おみやげ屋
- 住所:兵庫県淡路市小倉177番地地図で見る
- 電話:0799-82-3020
- Web:http://www.nojima-danso.co.jp/
4.淡路人形座
南あわじ市にある人形浄瑠璃の劇場。国の重要無形民俗文化財にも指定されている、500年を超える歴史を持つ伝統芸能“淡路人形浄瑠璃”を鑑賞できる、今では唯一の常設劇場です。
上演前に座員によるお芝居のあらすじ紹介や、人形の仕組み・操り方の解説もあり、浄瑠璃が初めての方でも楽しく鑑賞できます。また一部公演には、観劇前に舞台の裏側を見学できる「バックステージツアー」も含まれており、舞台の仕掛けや演目に登場する人形達を見学できます。
- 淡路人形座
- 淡路島 / エンターテイメント / 雨の日観光 / 劇場
- 住所:兵庫県南あわじ市福良甲1528-1地先地図で見る
- 電話:0799-52-0260
- Web:https://awajiningyoza.com/
5.洲本城跡
洲本市に位置する三熊山頂上に、1526年(大永6年)に築城された水軍の城・洲本城。天守は1928年(昭和3年)に築造された模擬天守ですが、日本に数例しかない、ふもとから山頂に向けて築かれた「登り石垣」をはじめ、貴重な遺構も残っています。
- 出典:tripnote.jp天守台からの景色
天守周辺からは大阪湾や洲本市街を一望でき、戦国時代に大阪湾制御の要となった理由も納得できる眺望の良さです。
無料の駐車場がいくつか用意されており、最も天守に近いのが約10台ほど駐車できる「洲本城馬屋跡駐車場」。天守までは徒歩6分ほどですが、駐車場までの道路が狭くなっているのでご注意ください。
- 洲本城跡
- 淡路島 / 城 / 穴場観光スポット / パワースポット
- 住所:兵庫県洲本市小路谷1272−2地図で見る
- 電話:0799-25-5820(洲本観光案内所)
- Web:https://www.city.sumoto.lg.jp/site/tunagarumachi/1...
6.たこせんべいの里
- 出典:tripnote.jp製造過程が見られます
淡路市にある、おせんべいの製造直売所。たこ・いか・えびなどを使った風味豊かなおせんべいが常時40種類あまり揃い、なんとほぼ全てのおせんべいを試食できます。また工場見学コーナーでは、おせんべいの製造の様子をガラス越しに見学が可能です。
- 出典:tripnote.jp休憩できる場所
セルフで無料のコーヒーをいただける休憩コーナーもあるので、観光の合間の一休みに立ち寄るのもおすすめですよ。
- たこせんべいの里
- 淡路島 / おみやげ屋 / ドライブスポット
- 住所:兵庫県淡路市中田4155-1地図で見る
- Web:http://www.takosato.co.jp/shop/
7.淡路島国営明石海峡公園
- 出典:tripnote.jpphoto by タコさん
淡路市の海沿いにある国営公園。花の名所として知られ、春のチューリップはじめ春夏秋冬で季節の花を鑑賞できます。温暖な気候を生かし、冬でもストックやビオラ、菜の花にクリスマスローズなど多様な花々が見られるのも魅力です。
- 出典:tripnote.jpphoto by くんぬんさん
園内は約40万㎡と広大なので、シニア旅ではあらかじめ園内のどこを見るか決めておくと良いでしょう。メインの花スポットである「ポプラの丘」や「大地の虹」エリアを訪れるならば、湾岸南駐車場に車を停めると便利です。
- 淡路島国営明石海峡公園
- 淡路島 / 公園 / 花畑 / ツーリング
- 住所:兵庫県淡路市 夢舞台8-10地図で見る
- 電話:0799-72-2000
- Web:http://awaji-kaikyopark.jp/
8.伊弉諾神宮
- 出典:tripnote.jpphoto by くんぬんさん
淡路市にある、国生みの神様である「伊弉諾尊(いざなみのみこと)」と「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」を御祭神としてお祀りする神社。『古事記』や『日本書紀』にもその名が登場する、日本最古と言われる神社です。2021年9月に放送されたNHK『ブラタモリ』の、「淡路島〜神はナゼ淡路島を“はじまりの島”にした!?〜」でも紹介され話題を呼びました。
- 出典:tripnote.jpphoto by Katsuya Saitoさん
太陽の運行ラインと国内にある大社との位置関係を示した「陽の道しるべ」の石碑や、御神木である樹齢約900年の「夫婦(めおと)の大楠」などが見どころ。境内は約30分ほどあれば一通り見どころを巡ることができます。
- 伊弉諾神宮
- 淡路島 / ドライブスポット / 神社 / 穴場観光スポット / 縁結びスポット
- 住所:兵庫県淡路市多賀740地図で見る
- 電話:0799-80-5001
- Web:https://kuniuminoshima.jp/
9.灘黒岩水仙郷
南あわじ市の海沿いに位置する、諭鶴羽山の斜面に例年12月下旬〜2月下旬にかけて見られるすいせん郷。500万本もの野生のすいせんが、一面に白い花を咲かせる様子は圧巻です。約30分ほどで巡れる園路が整備されていますが、斜面のため階段状になっているので、歩きやすい靴・服装で訪れましょう。
- 出典:tripnote.jp水仙の白と海の青のコントラストが美しい
階段の登り降りはちょっとしんどい、という方は、見頃の時期にあわせてオープンする観光施設から眺めるのもおすすめ。建物屋上に設けられた展望デッキから、太平洋を背景に広がるすいせんの花畑の景色を楽しめます。
- 灘黒岩水仙郷
- 淡路島 / 花畑
- 住所:兵庫県南あわじ市灘黒岩2地図で見る
- 電話:0799-52-0720(淡路島観光協会南あわじ観光案内所:電話0799-52-3522 ※受付案内 毎日午前9時から午後5時)
- Web:https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/site/suisenk...
10.八木のしだれ梅
- 出典:tripnote.jpphoto by なたくさん
南あわじ市の個人宅に植えられている、高さ約8m、幅約12.5mものしだれ梅の古木。 毎年2月下旬〜3月上旬にかけて濃いピンクの花を咲かせ、下から見上げるとまるで降り注ぐ花のシャワーのようです。
見頃にあわせて一般公開され、近くには無料の駐車場も用意されています。この時期に淡路島を訪れるなら、ぜひ鑑賞に訪れたい名木です。
- 八木のしだれ梅
- 淡路島 / 自然・景勝地 / 春のおすすめ観光スポット / 梅の名所
- 住所:兵庫県南あわじ市八木馬回219地図で見る
- Web:https://www.awaji-web.com/index.php?sightseeing_sh...