カナダ
カナダ観光
スケールの大きい自然や美しい自然を感じられる国

【ナイアガラの滝】をいろんな角度から楽しもう!

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2018年3月12日更新

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写真:まき子

「ナイアガラの滝」はただ正面から観るだけでもすごいですが、楽しみ方はそれだけではありません。周囲はとても拓けていて、ナイアガラの滝をより綺麗に見られる工夫があったり、大瀑布の水しぶきを浴びるような楽しいツアーもたくさん。その中でも「せっかく来たらこれは押さえておくべき!」という、4つの楽しみ方をご紹介します。

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「ナイアガラの滝」はアメリカ?カナダ?

とても有名な大自然「ナイアガラの滝」ですが、その楽しみ方をご紹介する前に、少し予備知識を。「ナイアガラの滝」はアメリカとカナダ、どちらにあるかご存知ですか?

実は両国にまたがっているんです。というのも、「ナイアガラ川」がアメリカとカナダの国境線だから。

  • 写真:まき子

写真向かって右の一番有名な「カナダ滝」はカナダ側、中央の「ゴート島」から左にある「アメリカ滝」と支流の「ブライダルベール滝」がアメリカ側。

この3つの大瀑布を総称して「ナイアガラの滝」と言います。

色んな角度から楽しめるのは断然カナダ側!

  • 写真:まき子

「ナイアガラ川」が国境なのでこの写真の場合は川の向こうがアメリカ側、手前がカナダ側となりますが、ご覧の通り、川の流れの関係上、滝は3つともカナダ側に向いて落ちています。すなわち、有名な絶景を堪能したいなら断然カナダ側がオススメ!今回ご紹介する4つの楽しみ方も、カナダ側からです。

1:大瀑布の洗礼を受けよう!【Hornblower Niagara Cruises(ホーンブロワー ナイアガラクルーズ)】

  • 写真:まき子

まず最初にご紹介するのは、ナイアガラの滝を観るアトラクションの中でも一番人気の''【
Hornblower Niagara Cruises(ホーンブロワー ナイアガラクルーズ)】。''アメリカ滝、ブライダルベール滝、カナダ滝に、これでもか!というくらい接近してくれます。

  • 写真:まき子

まず最初に「アメリカ滝」に近づきますが、この時点でもう想像以上の水圧や水しぶきに圧倒!

  • 写真:まき子

更にその後の「カナダ滝」では何がなんだかわからないくらい、暴風と水しぶきに翻弄され、ずぶ濡れになります。

  • 写真:まき子

でも、ただ濡れるだけではありません。下から見上げる圧倒的な滝の光景にきっと感動します。

なお、乗船する際にポンチョを渡してもらえますが、顔はびしょ濡れになる覚悟を!カメラも防水対策をしっかりしてくださいね。

より詳しい情報や、船上のベストポジションの押さえ方などは、ぜひ関連記事をご参照ください。

【関連記事】これは痺れる!ナイアガラの滝を下から見上げる「Hornblower Niagara Cruises」

定番のツアーは「Voyage to the Falls Boat Tour」です。料金は下記の通りです。

  • 大人(13歳以上) $25.95CAD(約2,500円)
  • 子供(5〜12歳)  $15.95CAD(約1,320円)
  • 幼児(4歳以下)  無料

2:滝にもっと接近!【Journey Behind The Falls (ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールス)】

  • 写真:まき子

下から滝を見上げる遊覧船もすごい迫力を肌で感じられますが、さらにそれより近くからカナダ滝を見られるのが【Journey Behind The Falls (ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールス)】。なんと、この「カナダ滝」という大瀑布を “真裏” から、そして “真横” から見ることができるんです。

  • 写真:まき子

案内された場所からエレベーターで下に降りると坑道のようなトンネルがあり、何箇所か滝の裏側を見るポイントがあります。

  • 写真:まき子

とは言っても、滝の裏側から見えるのは「大量の水」だけ…視界は真っ白です。「なんだぁ…これだけかぁ…」と思う方もいるかもしれませんが、一番の見所は裏側ではなく真横です!

  • 写真:まき子

坑道を抜けるとテラスがあり、その“真裏”にこの大瀑布!この迫力はものすごいです!圧倒的な音と水しぶき、体の芯まで振動がきます。滝の裏側はガックリな光景かもしれませんが、テラスに来たら「よかった!」と思えるに違いありません。

  • 写真:まき子

なお、ここでもポンチョは渡されるのですが、風向きによってはビショビショに。ずぶ濡れ覚悟でお楽しみください。

料金は下記の通りです。

  • 大人(13歳〜) $13.15CAD(約1,100円)
  • 子供(6〜12歳) $8.55CAD(約940円)
  • 幼児(〜5歳) 無料

3:滝の落ち際が目の前に!【Table Rock (テーブル・ロック)】

  • 写真:まき子

上記の「Journey Behind The Falls (ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールス)」の入口がある周辺は、インフォメーションセンターやレストランがあり、ちょっとした広場になっています。

  • 写真:まき子

ここでおすすめなのが【Table Rock (テーブル・ロック)】。特に料金などはかからず、自由に散策できます。

  • 写真:まき子

Table Rockにも広々とした展望台があり、ナイアガラの滝のまさに “落ちぎわ” を一番近くで見えるスポットです。

  • 写真:まき子

十分に高い柵はありますが、水の流れを眺めていると、ついつい自分も吸い込まれて行くような感覚に…それくらいすごい水量というのを見ながら実感できます。

テーブルロック
カナダ / 自然・景勝地
住所:Table Rock welcome center地図で見る

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
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