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【5】常陸秋そば
- 出典:tripnote.jp御手洗池/湧水茶屋 一休(ひとやすみ)八福そばの常陸秋そば
常陸秋そばは、茨城県の北部地域がルーツとなっているブランド品種です。芳醇な香りや、ほんのりとした甘さも感じられる豊かな味わいが特徴で、「玄そばの最高峰」とも言われています。常陸秋そばを使い、具だくさんのけんちん汁につけて食べる「けんちんそば」や「つけけんちんそば」は、地元に根付くソウルフードです。
常陸秋そばのおすすめ店:手打ちそば処 のざわ(笠間市)
- 出典:tripnote.jp田舎蕎麦のため太麺でむっちりしている
稲田駅からも近くアクセスもしやすいお蕎麦屋さん「のざわ」。お座敷席が広々と用意されており、ゆったりした空間が魅力のお店です。田舎蕎麦のため麺は太く、もっちりとしており、蕎麦を挽いたあとの粒々感を舌で感じることができます。お蕎麦メニューのほか、定食系メニューも豊富に用意されており、稲田に来たら一度は食べておきたい絶品のお蕎麦屋さんです!
- 手打ちそば処 のざわ
- 茨城 / 和食 / ランチ
- 住所:茨城県笠間市稲田1414地図で見る
- 電話:0296743876
【6】ダチョウ料理
- 出典:tripnote.jpダチョウの卵とジャガイモの大きさを比較した様子
茨城には全国にたった5か所しかないダチョウの屠畜(とちく)場の一つがあります。わざわざ遠い他県から屠畜のため、ダチョウを連れて茨城までやってくる農場の方もいるのだとか。また茨城県石岡市には「ダチョウ王国」と呼ばれる牧場があり、そちらは全国一のダチョウの飼育数を誇ると言われています。
ダチョウの肉は、牛豚鶏よりもカロリーは半分程度と低く、逆にたんぱく質が豊富。脂質も少なく、お肉独特のあぶらっこさや臭みがなく、食べやすいのが特徴です。
ダチョウ料理のおすすめ店:ボンジュール(かすみがうら市)
- 出典:tripnote.jpダチョウのお刺身
- 出典:tripnote.jpダチョウのフィレステーキ
1978年開店の老舗洋食店。店内は、昔ながらのレトロな落ち着いた雰囲気です。お店ではダチョウのお肉をお刺身で頂くことができます。赤身で脂質が少なく、食感は柔らかく、まるでお魚のお刺身を食べているような感覚です。
また火を通したダチョウ肉もその柔らかさが特徴で、レアで頂けます。ダチョウの部位のなかでも特に「フィレ(足の付け根部分)」が柔らかく、繊細なお肉として知られています。
【7】シラウオ料理
- 出典:tripnote.jp生シラウオ
- 出典:tripnote.jp釜揚げシラウオ
茨城には、滋賀の琵琶湖に次ぎ湖面積全国第2位を誇る湖「霞ケ浦(かすみがうら)」があります。その霞ヶ浦ではシラウオが獲れ、お刺身や釜揚げで頂きます。ちなみに「シラウオ」と「シラス」は別の生き物です。シラウオはもうそれ以上大きくならない成魚(人間でいえば大人)。一方シラスは、アユなどの稚魚(人間でいえば子供)を指します。
シラウオ料理のおすすめ店:かすみキッチン(かすみがうら市)
- 出典:tripnote.jp季節限定生シラウオ丼
かすみがうら市交流センター内にある「かすみキッチン」は、席の目の前に霞ケ浦が広がるという贅沢なビュースポット。地産地消×ヘルシーをコンセプトにしており、新鮮素材にこだわっているレストランです。
釜揚げ丼は年中頂けますが、生のシラウオを使った丼ぶりは7月~12月限定。その日水揚げされた新鮮なシラウオが、ほかほかご飯にたっぷりのっています。ぷりぷり、ぷちぷちした食感で、口に入れた時の存在感が大きいです。香りは生シラスと似ていて、生姜やネギを薬味にお醤油をかけると◎
- かすみキッチン
- 茨城 / 洋食・西洋料理 / ランチ
- 住所:茨城県かすみがうら市坂4784番地地図で見る
- 電話:029-896-1227
- Web:http://kasumigaura.miraidukuri.jp/kitchen/
【8】土浦カレー
- 出典:tripnote.jp土浦カレーの一例(必ずレンコンが入っている)
1929年、当時世界最大級のドイツ大型飛行船ツェッペリン伯号が世界一周の途中、土浦に飛来しました。その際、土浦市の住民が飛行船の乗組員に土浦産の食材を使ったカレーをふるまって歓迎したという記録があり、土浦ではカレーが町づくりの一端を担っています。土浦特産のレンコンを使用しているのが特徴です。
【9】さつまいも料理
- 出典:tripnote.jp焼き芋かいつか・かすみがうら本店のカフェでは食事もできる
茨城は耕地面積が全国第2位となっており、平坦で広大な農地が広がっています。そのため農業産出額(農業のGDPともいわれる指標)が全国一位の品目も数多くあります。そのうちの一つがサツマイモです。焼き芋や干し芋はもちろん、様々な料理に登場します。
さつまいも料理のおすすめ店①:焼き芋専門店・芋やす(土浦市)
- 出典:tripnote.jp芋やす・焼き芋サンド
- 出典:tripnote.jp芋やす・芋づくしのかき氷
JR常磐線の荒川沖駅より徒歩約12分の場所にある芋やす。焼き芋、干し芋、おさつチップスなどの定番商品を取り扱っているほか、斬新な焼き芋スイーツも展開しており、中でも「焼き芋サンド」は開店前から行列ができる人気っぷりです。食パンとクリームの間に、熟成焼き芋が贅沢に挟まっていて美味!
また氷、芋蜜シロップ、焼き芋ソース、紫芋ペースト、と何層にも連なっている「芋づくしのかき氷(通年販売)」もおすすめです。
- 焼き芋専門店 芋やす
- 茨城 / カフェ・喫茶店 / スイーツ / パン・サンドイッチ
- 住所:茨城県土浦市沖新田1地図で見る
- 電話:029-846-0240
- Web:https://imoyasu.store/pages/store
さつまいも料理のおすすめ店②:イルリストランテ Farm to the Table なめがた(行方市)
- 出典:tripnote.jpサツマイモ粉のピザ
「なめがたファーマーズヴィレッジ」内にあるレストラン。店内は吹き抜けで、オシャレな空間が広がります。ここでのおすすめは、国産小麦とサツマイモパウダーをブレンドしたという、ユニークな窯焼きピザ。サツマイモが生地に使用されるともっちりした食感となり、一般的なピザとは一風変わった風味となります。
- イルリストランテ Farm to the Table なめがた
- 茨城 / 洋食・西洋料理 / ランチ
- 住所:茨城県行方市宇崎1561地図で見る
- 電話:050-5593-0394
- Web:http://www.namegata-fv.jp/
【10】しし鍋
- 出典:www.flickr.comWild boar hot pot/ photo by Raita Futo
茨城県内で唯一猪肉の出荷が許可されている石岡市の郷土料理。この周辺は、猪による農産物への被害が深刻だったため、捕獲した猪を使って町おこしができないかと考えられた料理です。毎年11月から3月の狩猟期間には、しし鍋を提供するお店も増えるので、せっかく訪れるならその時期が狙い目。
【11】味噌ピーナッツ(落花生味噌)
落花生を味噌、砂糖、水飴などと煮絡めた料理。落花生の収穫量が多い茨城県で、市場に出回らない規格外の落花生を使用して、農家の人たちが考案しました。お酒のおつまみやおやつとして食べられ、県内では給食にも出ていたそうです。
【12】凍みこんにゃく
冬場に凍結と解凍を20日間ほど繰り返して作られる乾燥こんにゃく。日本では、茨城県北部の旧久慈郡地域でしか作られていない貴重な食材です。水分が3%ほどしか含まれないカラカラの状態に乾いた凍みこんにゃくは、煮物やフライ、天ぷらにしていただきます。
【13】しもつかれ
鮭の頭と大豆、根菜、酒粕を煮込んだ北関東の郷土料理。鮭はお正月の残り物、大豆は節分の残り物、というように、残った食材を大事に使い、2月の最初の午の日にお赤飯と共に作って稲荷神社に備える風習があったそうです。香りが独特で生臭さが残りがちですが、スーパーのお惣菜コーナーには、食べやすくした商品も売っています。
【14】行方バーガー
- 出典:tripnote.jpナマズを使った「なめパックン」
- 出典:tripnote.jp鯉を使った「こいパックン」
茨城県行方市で生まれたご当地バーガー。パティに特徴があり、霞ヶ浦で養殖されたナマズ、同じく霞ヶ浦産のコイ、茨城県産の豚肉、または鴨肉&鶏肉の4種類があります。気になるナマズは、歯ごたえがしっかりしており鶏肉に近い印象、コイは、タラなどの白身魚と同じような味と食感です。
行方バーガーのおすすめ店:道の駅たまつくり(行方市)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto by Filler CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
霞ヶ浦大橋のたもとにある道の駅。観光物産館にもなっており、地元のお野菜やお惣菜などが手に入ります。霞ケ浦の景色を楽しめる立地のため、サイクリング利用客も多いスポットです。行方バーガーは、こちらのフードコートでいただけます。
- 道の駅たまつくり
- 茨城 / 道の駅・サービスエリア / ハンバーガー / ファーマーズマーケット / ご当地グルメ・名物料理 / 納豆 / サイクリング / ツーリング
- 住所:茨城県行方市玉造甲1963-5地図で見る
- 電話:0299-36-2781
- Web:https://www.ibarakiguide.jp/seasons/michinoeki/tam...