イスラエルの東京とも称される街、テルアビブの中心地にある人気ピザ屋 「Pizza & Tortilla」を紹介します。 ユダヤ教徒が食する「コーシャ」についても解説していきます。
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イスラエルのテルアビブについて
イスラエルは中東地域の地中海沿岸にある国です。 エジプト、ヨルダン、パレスチナ、シリア、レバノンと国境を接していますが、国交があるのはエジプトとヨルダンのみ。シリアとレバノンとは、敵国といった関係です。パレスチナに関しては、武力による実効支配をしているという世界的な見解があります。
近所(飛行機で数時間の距離)には、ギリシャ、キプロス、トルコなどがあります。ドイツのベルリンなどといったヨーロッパの先進国とは4〜5時間の距離です。
イスラエルの食文化は、典型的な地中海系中東料理(Levent Cuisine)。トルコ料理やギリシャ料理とも似ています。
そんなイスラエルの最大商業都市・テルアビブは、縦長の土地の西側が全てが地中海に面しているので「地中海リゾート」などと呼ばれることがあります。都市の様子は、こじんまりしたヨーロッパの都会といった雰囲気。
テルアビブの人口は約40万人ほどで、日本の鳥取県ほどの規模。 国内では第2位の人口を誇ります。1位はエルサレムで、約90万人と言われています。 エルサレムはイスラエルが首都と主張する都市ですが、国際的には認められていません 。
コーシャとは
「コーシャ/Kosher」とは、ユダヤ教の食の規定「カシュルート/Kashrut」によって認められた「適正食品」を指す言葉。日本語では「カーシェール」「コーシェル」「カシェル」などとも表記されます。
ヘブライ語では「כשר」と綴り(右から読む)、発音をカタカナで表記すると「カシェル」「コシェル」のようになります。「Kosher」には「正しい」「適切」などの意味があります。 イスラエルのコーシャのお店には、英語かヘブライ語で「コーシャ」と表示されています。
コーシャピザ屋「Pizza & Tortilla」の概要
「Pizza & Tortilla」はテルアビブの中心部にあるアレンビー通りに面したピザ屋です。「ピザ&トルティーヤ」という店名の通り、一応トルティーヤも売っていることになっていますが、 店内のほとんどのメニューはピザです。 グルジア料理のハチャプリも売っていることがあります。(テルアビブでグルジア料理はかなり人気)
コーシャピザ屋「Pizza & Tortilla」の様子
北米やヨーロッパの都会にあるような、こじんまりとしたピザ専門店。 カウンターでオーダーしてお持ち帰りするのが一般的ですが、店内と路上に設置された飲食コーナーで食べることも可能です。