2017年夏にシーズン1が放送されて以来人気を博したテレビドラマ『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』のシーズン2が、2018年7月に放送されます。舞台となっているトルコ イスタンブールの関連スポットをご紹介します!
この記事の目次表示
『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』とは?
『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』は、オスマン帝国の最盛期を築いたスレイマン大帝の時代、コンスタンティノープル(現イスタンブール)のトプカプ宮殿を舞台に描かれた宮廷歴史ドラマです。
約500年前の史実に基づいて作成されたこのドラマに出てくる様々なスポットは、実はいまでもイスタンブールに実在する有名観光スポットでもあるのです。シーズン1の登場人物に関連付けて、旅行中でも訪れることができるスポットをご紹介します!
【1】ドラマの舞台 トプカプ宮殿
ドラマの中心となっているのが、イスタンブールの中でも特に観光スポットが多いスルタンアフメット地区にあるトプカプ宮殿です。オスマン帝国時代の皇帝、スルタンの居城として利用され、現在は一般公開されています。
見どころはやっぱりハレム
スレイマン大帝の寵妃ヒュッレムやマヒデブランをはじめとする女奴隷たちのドロドロとしたバトルの舞台になっているのが、トプカプ宮殿内にあるハレムです。異国の地から連れられてきた女奴隷たちが寝ていた部屋や、スルタンの母(ヴァリデ・スルタン)の部屋など、ドラマを見た人なら「ここがあのシーンのあの部屋か!」感激せずにはいられなでしょう。
ハレムには美しいタイルやアラビア文字の装飾など、部屋の隅々までオスマン帝国時代の芸術美が残されています。ドラマの主人公になった気持ちでハレムを歩いてみてくださいね!
【2】歴代皇帝も礼拝に訪れたアヤソフィア博物館
トプカプ宮殿のすぐ裏手にあるアヤソフィア博物館は、当時はモスクとして利用されており、スレイマン大帝も金曜日の礼拝ではアヤソフィアに足を運ぶシーンがあります。
現在はモスクではなく博物館として一般公開されているので、礼拝の時間などを気にせずに観光することができます。敷地内にはスレイマン大帝とヒュッレムの息子セリムの霊廟もあります。
- アヤソフィア
- イスタンブール / 建造物 / モスク
- 住所:Ayasofya Meydanı 1 34122 Cankurtaran İstanbul Turkey地図で見る
- Web:https://muze.gen.tr/muze-detay/ayasofya
【3】実は大宰相の邸宅!トルコ・イスラーム美術博物館
スレイマン大帝の寵臣で、皇女ハティジェと結ばれた大宰相イブラヒムが1524年に建てた邸宅が、いまではトルコ・イスラーム美術博物館として利用されています。
16世紀のオスマン帝国の建築の現存例としても貴重な建造物で、おびただしい量のトルコ絨毯やクルアーン(コーラン)の写本など、あらゆる時代のイスラム関連の作品が展示されている、見応え抜群の博物館です。
- トルコ・イスラーム美術博物館
- イスタンブール / 博物館
- 住所:Binbirdirek Mh. Atmeydanı Sk. No: 12 - Sultanahmet/İSTANBUL地図で見る