トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した岩手県の観光スポットをご紹介します!
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はじめに
この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。
なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら岩手県を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。
1.北山崎
北山崎とは北三陸海岸の代表的な景勝地のひとつで、別名「海のアルプス」との異名をもつ美しい海岸。高さ200mもの大海蝕崖に、海面にそびえ立つ奇岩、大小さまざまな海蝕洞窟と、変化に富んだ海岸が約8kmにわたって続きます。
北山崎には第1から第3まで展望台があり、特におすすめなのが第2展望台。300段以上の階段を上り下りする必要がありますが、断崖のギリギリのところに展望台が作られているので、ダイナミックな絶景を楽しめます。またさっぱ船や観光船も運行しており、迫力ある景色を海の上から鑑賞するのもおすすめです。
2.三陸鉄道
三陸海岸を走るローカル線ながら、2013年に放送されたNHK朝のテレビ小説『あまちゃん』で紹介され、全国に知られる鉄道路線となりました。
2011年に起きた東日本大震災の津波により大きな被害を受け、運行区間の短縮を余儀なくされましたが2014年には全線復旧、また2019年10月の台風19号により一部路線が不通となりましたが、2020年3月20日に全線の運行再開にこぎつけています。
乗車しながら高級ランチを楽しめる三陸プレミアムランチ列車や、冬にはこたつ列車を運行するなど企画列車にも力を入れており、観光客を中心に人気を集めています。
- 三陸鉄道
- 普代村(下閉伊郡) / 乗り物 / 穴場観光スポット
- 住所:岩手県下閉伊郡普代村など地図で見る
- 電話:0193-62-8900
- Web:http://www.sanrikutetsudou.com/
3.安比ゴンドラ遊覧
山麓駅から標高1,304mの前森山山頂へと運ぶ、安比高原スキー場のゴンドラ。冬季以外のグリーンシーズンも運行しており、岩手山や八幡平などの雄大な景色を眺めながら約15分の空中散歩を楽しめます。
雲海の発生しやすい時期は、朝6:00〜の早朝運行も実施。また7月下旬〜10月下旬にかけては「山頂天空ガーデン」がオープンし、「前森山スカイデッキ」からの絶景鑑賞や、「雲海カフェ」でのカフェタイムも堪能できます。
- 安比ゴンドラ遊覧
- 八幡平市 / 乗り物 / 紅葉 / 雲海
- 住所:岩手県八幡平市安比高原117地図で見る
- 電話:0195-73-5111
- Web:http://www.appi.co.jp/activity/appi_gondola
4.マルカンビル大食堂
- 出典:tripnote.jp
花巻市民なら誰もが知る「マルカンビル」。元は「マルカン百貨店」として、古くから地元の人に愛される定番スポットでした。特に6階にある大食堂といえば、市民が子どもの頃から慣れ親しむ“思い出の味”で、花巻を代表する場所といえます。
2016年に一度は閉店したものの、地元の声を受けて2017年に復活したほどの求心力のあるスポットで、現在も観光客や地元の人でいつも賑わっています。
そこで食べたいのが10段ソフトクリーム。名前の通り10段に巻かれたソフトクリームで、ビジュアルのインパクトは抜群!見た目だけでなく味ももちろん抜群、濃厚でとってもおいしいです。スタンド付きで、これを箸で食べるのが花巻流なんだとか。
5.八幡平山頂レストハウス
秋田・岩手両県を結ぶ26.4kmの「アスピーテライン」頂上駐車場にあるレストハウス。うどんやカレーなど、簡単な食事がいただける軽食コーナーや近隣の観光情報コーナー、休憩コーナーなどもあり、アスピーテラインドライブの途中に立ち寄る人も多いスポットです。
また八幡沼・ガマ沼展望台~八幡平頂上を目指すトレッキングコース「八幡沼・ガマ沼展望台コース」の出発地点でもあり、散策地図もこちらで入手が可能です。
- 八幡平山頂レストハウス
- 八幡平市 / その他レストラン
- 住所:岩手県八幡平市八幡平山頂地図で見る
- 電話:0195-78-3500
- Web:http://www.hachimantai.or.jp/rest_house/
6.もりおか歴史文化館
- 出典:tripnote.jp
もりおか歴史文化館は、2011年7月に開館した文化施設です。岩手公園(盛岡城跡公園)の一角にあり、市街地からもアクセスしやすいです。1階では盛岡の観光情報や文化を、2階では盛岡の有史以来の流れを知ることができます。盛岡藩主南部家の展示もあります。
- もりおか歴史文化館
- 盛岡 / 博物館 / 一人旅
- 住所:岩手県盛岡市内丸1番50号地図で見る
- 電話:019-681-2100
- Web:http://www.morireki.jp/
7.無量光院跡
世界遺産の構成資産のうちのひとつで、3代秀衡が京都の宇治平等院・鳳凰堂を模して建立した寺院跡。度重なる火災で現在は礎石や池跡が残るだけとなっていますが、発掘調査の結果、当時は平等院を凌ぐ大きさであったと考えられています。
極楽浄土をイメージし、本堂の背後にそびえる金鶏山に夕日が沈むと、寺院が夕日に包まれるよう設計されていたそう。部分的に修復整備も進められているため、秀衡が造った極楽浄土の世界を見られる日が来るかもしれませんね。