小京都に小江戸♪古都にときめく町歩き11選【東日本】

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• 【1】宮城県柴田郡村田町
• 【2】秋田県仙北市角館町
• 【3】秋田県横手市増田町
• 【4】山形県酒田市山居町
• 【5】山形県尾花沢市銀山温泉
• 【6】福島県大内宿
• 【7】栃木県栃木市
• 【8】群馬県桐生市
• 【9】埼玉県川越市
• 【10】千葉県香取市佐原
• 【11】新潟県佐渡市宿根木

【1】宮城県柴田郡村田町

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山形と宮城を結ぶ街道の要所にあり、紅花の取引で栄えた宮城県柴田郡村田町。財を成した村田の商人は豪商の証として、大きく立派な門構えや重厚な店蔵を持ちました。そんな町並みが残る村田町ですが、観光地としてはまだまだ発展途上です。

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半面、昔からの生活を守りつつ、訪れた人々を温かく迎え入れようとする、温かいおもてなしの心遣いが感じられる素朴な町でもあります。静かに町歩きを楽しみたい方にお勧めです。

【2】秋田県仙北市角館町

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古都としての知名度も人気もダントツなのが、秋田県仙北市角館（かくのだて）町。武家屋敷の黒壁の塀沿いに、春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季を通じて見せる美しい風景は、誰もが魅了される景色です。

初代藩主や二代目藩主の夫人など、多くが公家の出身であったことから、京文化がもたらされたとも伝えられています。東北にありながら、どことなく雅やかな京の風情が感じられるのは、気のせいでもないようです。

【3】秋田県横手市増田町

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江戸時代から養蚕や葉タバコ、生糸などの物資が行き交う拠点として栄えた秋田県横手市増田（ますだ）町。ここの町並みは、通常の町並みとは、一風変わっています。町並みを歩けば、古い家々が見られますが、特筆すべきは、外観からでは気づかない、内部の豪華さ。豪雪地帯であることから、蔵を家で覆い隠すという独特の建築文化が生まれます。

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蔵の中で出産から葬儀まで行う家、総漆塗りで客人を迎える家と、使い方も様々。見知らぬ方の家の中を見せて頂くという、これまた風変わり、かつ人との触れ合いを楽しめる町歩きとなります。

【4】山形県酒田市山居町

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米の一大産地だった庄内地方で、酒田は「西の堺、東の酒田」と謳われるほど、北前船の港として栄えます。そのシンボルとなるのが、山居倉庫（さんきょそうこ）で、驚くことに百年を経た今でも実際に使用されています。敷地内には酒田市観光物産館・酒田夢の倶楽（くら）や、庄内米歴史資料館が併設されているほか、市内には武家屋敷や廻船（かいせん）問屋が残されています。

【5】山形県尾花沢市銀山温泉

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奥州街道から山間部に12kmほど入った場所にある銀山（ぎんざん）温泉。銀山川の両岸に、大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層建ての旅館が並びます。山懐に抱かれた昔ながらの独特な景観は、大正ロマンの香りが漂い、四季を問わず人気で、訪れる人が絶えません。

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温泉街の奥にある延沢（のべさわ）銀山遺跡は、昭和60年に国の史跡に指定されており、無料で見学可能です。

【6】福島県大内宿

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かつて福島の会津若松と、栃木の日光を結ぶ「会津西街道」の宿場町として栄えた大内宿（おおうちじゅく）は、街道沿いに40棟もの茅葺き屋根が整然と建ち並んでいます。参勤交代する会津藩の大名や旅人で賑わった町並みは、舗装されていない道など、江戸時代当時に思いを馳せるのに十分な景色が広がります。素朴な会津グルメや、土産店も雰囲気にピッタリです。

【7】栃木県栃木市

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栃木市は、江戸時代より巴波川(うずまがわ)の舟運により発達しました。川沿いには舟積問屋や豪商の倉庫が残り、当時の面影を漂わせています。

また、朝廷から幣帛（へいはく：神前への供物）を奉納するため勅使が通った道を例幣使街道（れいへいしかいどう）というのですが、徳川家康を祀った日光東照宮には、その街道の一部が今も残っています。商人町として賑わいを見せた当時に思いを馳せながら、清流と掘割（ほりわり）散策も楽しめます。

【8】群馬県桐生市

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のこぎり屋根の工場や、11棟もの蔵が連なる有鄰館（ゆうりんかん）など、大正から昭和初期にかけて織物業が盛んだった当時の面影が感じられる桐生（きりゅう）の町。

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商家やレンガ造りの織物工場、寄宿舎や銭湯など、見どころも多く、新緑や紅葉の季節にはわたらせ渓谷鐡道と合わせての散策も楽しめる町です。鐡道の各駅も特色や趣のある駅が多く、ぜひご覧いただきたい駅が目白押しです。

【9】埼玉県川越市

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関東の小江戸として、大人気の川越（かわごえ）。都内から近いこともあり、いつ訪れても人であふれています。重厚な蔵構えの家並みや、川越のシンボル・時の鐘、レトロ感満載の菓子屋横丁など、散策スポットは目白押し。その上、お買い物も食べ歩きも存分に楽しめるのですから、国籍、年齢を問わず人気なのも納得です。

【10】千葉県香取市佐原

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日本中を歩き、地図を完成させた伊能忠敬（いのう ただたか）が住んでいた佐原(さわら)市。ここは、利根川水運の中継基地として栄えた場所で、小野川沿いを中心に、江戸情緒あふれる古い町並みが残っています。その一角には、伊能忠敬旧宅もあり、見学もできます。川に沿って植えられた柳の木も風流で、そんな風景を楽しみながらの舟めぐりもお勧めです。

【11】新潟県佐渡市宿根木

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佐渡金山の繁栄を経て、江戸後期から明治初期にかけ、北前船稼業として発展した入り江の集落・宿根木（しゅくねぎ）地区。船板などを利用した板壁の民家が密集する町並みは、島独特の素朴な雰囲気にノスタルジーをかきたてられ、路地歩きが楽しい町並みです。