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昭和シェル石油 LNG火力発電所(扇島パワーステーション)
ワイルド走行の後は、いよいよ工場夜景が登場。まずは昭和シェル石油の、天然ガスを燃料とした火力発電所。真っ白な三本の煙突が特徴的で、見ればすぐにわかるルックスです。一階部分からの強い光によって、幻想的に照らし出されています。
東京ガス株式会社と共同で設立した発電所で、首都圏の電力をまかなう場所です。
- 昭和シェル石油 LNG火力発電所
- 横浜 / その他スポット / 夜景
- 住所:神奈川県横浜市鶴見区扇島2番1地図で見る
- Web:http://www.showa-shell.co.jp/businesssolution/powe...
東亜石油 東扇島オイルターミナル
続いて、東亜石油のオイルターミナルです。複雑な線を描く工場夜景とは違って、こちらはオイルタンクが並ぶ幾何学的な景色。赤みがかった灯りがオイルタンクに反射して、水面にも細長く灯りが伸びています。
- 東亜石油 東扇島オイルターミナル
- 川崎市 / その他スポット / 夜景
- 住所:神奈川県 川崎市川崎区東扇島 17-3地図で見る
東亜石油 製油所
同じく東亜石油の製油所。こちらは重質油熱分解装置(フレキシコーカー)というもの。アスファルトの原料などを高温で分解して、ガソリンや軽油をつくっています!この設備は世界初かつ日本でたった一つのものだそうですよ。
中央にLEDの真っ白な灯り、サイドにオレンジ色の光と、光のコントラストも楽しめますね。中央が高く、左右に広がるにつれて低くなる見た目のバランスの良さで、とても人気のある工場です。
中央が小高いこの外観、何かに似てませんか?そうです。ここが「川崎のモン・サン・ミッシェル」と言われるところ。下の写真の、本物のモン・サン・ミッシェルと比べてみていかがでしょう?
ここが「川崎のモン・サン・ミッシェル」と呼ばれるようになった理由も船長から説明が。
「以前、ご乗船いただいたお客様から、これモン・サン・ミッシェルに似てますよね、と言われましたけれども、その時わたくしモン・サン・ミッシェルを知らなかったものですから、はあ、そうですか、とお応えしたんですよ。でもそのあとのツアーで、川崎のモン・サン・ミッシェルってご紹介するようになりましたら、いろんなメディアで取り上げて頂いたんですよ」とのこと。ちゃっかりしてます!
他にもこの敷地には、味のある設備がたくさん!浮かび上がる工場がスチームパンクの世界のようで素敵です。
- 東亜石油 京浜製油所
- 川崎市 / その他スポット / 夜景
- 住所:神奈川県川崎市川崎区水江町3番1号地図で見る
川崎天然ガス発電所
こちらは、川崎天然ガスの天然ガスを燃料とした発電所。家庭用ではなく、電気事業者への業務用として電気を供給しています。今まで見てきた様々な工場は、一目でわかる外観の特徴がありましたが、こちらもとってもわかりやすいです。ツインの煙突が暗闇と煙の奥に浮かび上がります。
- 川崎天然ガス 発電所
- 川崎市 / その他スポット / 夜景
- 住所:神奈川県川崎市川崎区扇町12-1地図で見る
東芝JR鶴見線の海芝浦駅
鉄道ファンなら知っている、普通の人は知らない駅、それがJR鶴見線の海芝浦駅です。実はここ、東芝京浜事業所に直結の駅で、東芝の敷地内にあるため、切符があっても社員でなければ入れない駅なのです。
ちょうどこの時は電車が停車中。一般の人が利用しない電車はわずか2両編成。工場夜景ではないけれど、めったに見られない電車のため、ここでも乗客は撮影に夢中です。
工場夜景に加えて海芝浦駅に停車中の電車と、レア感満載のクルーズ。ちょっとじっくり観光してしまったためか、予定時間の90分に迫っていて、船長からは「わたくし、みなさまに喜んで頂きたくて、少し時間をとりすぎてしまいました。若い人の言葉を借りますと、めっちゃ遅れております」だそう。船は大急ぎで帰路につきます。
- JR鶴見線 海芝浦駅
- 横浜 / 駅・空港・ターミナル
- 住所:神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目地図で見る
- Web:https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.asp...
みなとみらい地区
「急いでいてうっかりしておりました。みなとみらいのお写真をお撮りする時間をとるんでした。お急ぎのお客様がいらっしゃったらごめんなさい」ということで、みなとみらいの前で船は一旦停止。
煌びやかな街灯りにおもわずうっとり。写真撮影することも危うく忘れそうになるほどでした。
- みなとみらい21 新港地区
- 横浜 / 町・ストリート
- 住所:〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-1-1地図で見る
- Web:https://www.welcome.city.yokohama.jp/courses/cours...
おわりに
揺れる船の上から夜景を撮影するのはなかなか難しいですが、このツアーでは要所要所で、写真撮影のために船を停めてくれます。陸上では立ち入り禁止の区域も、船ならぐぐっと近づけるので、このツアーでなければ撮れない写真が撮れますよ。
ちなみに、写真のクオリティを求める人は、座席のある船尾から船首に移動します。その移動の通路がこちら。
海側に手すりもなく、なんとむき出しの通路!でもみんな果敢に船首に移動するんです。それだけ工場写真は魅力的なんですね。
いかがでしたでしょうか?滅多に見れない工場夜景、せっかくならば船からとっておきの一枚を撮影してみは?