人と自然が共生する美しい川ということから、日本最後の清流と呼ばれている、四万十川。本流に大規模なダムが建設されておらず、全長およそ196キロメートルと四国最長です。この自然溢れる四万十川の近くに、1日1組限定のコテージがあることをご存知でしょうか。その名は「川辺のコテージ」。ドラマのロケ地としても使われ、予約は半年前からでないと取れないという人気ぶり。今回はそんなコテージの魅力をご紹介します。
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川辺のコテージとは
高知県四万十市にある「川辺のコテージ」は、2012年フジテレビ系で放送されたドラマ『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』の中で、主人公の家として使われたことで話題となりました。
ドラマは、東京で暮らしていた主人公が派遣切りに合い、四万十市に家賃5,000円の古民家を発見、地域おこし協力隊員として移住を決意するところから始まります。この古民家のモデルになったのが「川辺のコテージ」です。
こちらのコテージには、犬も泊まることができ、2階建ての一軒家を丸ごと貸切で利用するスタイルとなっています。
オーナーである宮崎直美さんの、”こんな素敵な場所を自分たちだけで住んでいるのはもったいない!色々な人が気軽に足を運べる場所として提供したい”という思いから、宮崎さんのご家族が実際に住んでいた家屋を再利用して、コテージとして提供されています。
コテージ内には、ドラマのロケ地マップや台本、ドラマに関する新聞記事がスクラップされたものが置いてあり、ドラマファンはもちろんのこと、どこを観光しようか迷っている時にも参考になること間違いなしです。
築20年!四万十産天然ヒノキで造られた古民家
ドラマの主人公の家として実際に使われたこのコテージは、四万十産の天然ヒノキをふんだんに使用し、建てられました。
竹に囲まれたデッキや、「ようこそいらっしゃいませ」と書かれた手作りの可愛らしい看板が、旅行者を迎えてくれます。
1階は、リビング、キッチンになっています。自炊できるようキッチン道具も全て揃っており、自由に使うことができます。
階段を上がって見えてくるのが、和室の寝室です。とても広々としており、思いっきり足を伸ばしてくつろぐことができます。
そして何より、ヒノキの良い香りが漂うのが浴室です。木製の雰囲気あるヒノキ風呂で、旅の疲れを癒やすことができます。
コテージで高知の名物を頂こう!
素泊まりでも十分楽しめる宿ですが、事前に予算を連絡すれば、夕食を準備してもらうことができます。
筆者が宿泊した日の夕食は、土佐名物の鰹のたたきのほか、アユやエビなど川の幸が盛りだくさん。このボリュームで一人3,000円という安さです。外に食べに行くのも良いですが、こちらに泊まる際は、是非利用してみてはいかがでしょうか。
最後に
いかがでしたでしょうか。手つかずの自然が残る四万十市を訪れた際は、是非こちらのコテージを利用してみてください。
コテージから約100歩のところには、ドラマのオープニングにも使われた佐田沈下橋があります。また、ドラマ内にも度々登場する安並水車の里など、周辺にもドラマのロケ地や観光スポットも満載です。
さらに、予約をすればカヌー体験やBBQも出来るので、体験したい方は是非問い合わせをしてみてください。
- 川辺のコテージ
- 高知 / コテージ
- 住所:高知県四万十市佐田2447地図で見る
- 電話:090-4782-8894
- Web:http://sadatinka.blog72.fc2.com
- 安並水車の里
- 高知 / 公園 / 穴場デートスポット / 花畑(5月) / 花畑(6月)
- 住所:高知県四万十市安並地図で見る
- 電話:0880-35-4171
- Web:http://www.city.shimanto.lg.jp/kanko/spot/meisho/s...