チェンマイで有名な温泉地にある、Sippa Hotspring(シッパ・ホットスプリング)をご紹介します。公共のサンカムペーン温泉ほど広くはないですが、深い緑の木々に覆われた静かな庭園にある源泉100%の小さな温泉です。
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サンカムペーン温泉について
チェンマイ市内から約40キロほど東に位置する温泉地です。公営のサンカムペーン温泉は1980年代より開業していて、広い敷地内には噴き出す源泉や、足湯、個室の風呂、水着で入ることが出来る温泉プールなどがあります。
日帰り入浴も宿泊も可能な私営の温泉施設
シッパ・ホットスプリングは2015年にオープンした私営の温泉リゾートで、公共のサンカムペーン温泉の裏側に位置しています。日帰り温泉のほか、宿泊施設も完備しています。
敷地の入り口にあるロビーにて、料金を支払います。敷地内にあるコテージでの休憩が出来るプランは2時間で600バーツ(約2,040円、2名利用可能)から。コテージなしの場合は時間の制限がなく、一人200バーツ(約680円)ほどで利用ができます。筆者は日帰り入浴でコテージなしのプランを選択しました。
支払いが済んだら、高い樹々が生い茂る広大な庭を歩いて温泉に向かいます。
庭の一角にコテージが並ぶエリアがありました。こちらが宿泊または休憩が出来る施設です。
藁ぶき屋根の可愛らしいコテージです。様々なタイプの部屋があるようです。各コテージには温泉を引いた浴室があり、プライベートな空間で温泉を楽しむことが出来ます。
アジアンテイスト満点な温泉
まず目に飛び込んでくるのは、竹垣に囲われた浴槽が3つ並んだ温泉です。こちらは水着着用で温泉に浸かることが出来ます。
こちらは着替るスペース。白いカーテンで仕切られているのはオイルマッサージのスペースです。他にもタイ古式マッサージもできるようです。
入浴に際しての注意書きがあります。まずはシャワーを浴びてからプールに入浴するように書かれています。竹でできたアジアの雰囲気あふれるシャワーです。
浴槽に近づくとゆで卵のような硫黄の匂いがほわっとしてきます。泉質は透明ですが、底には成分が沈殿しているように感じました。
3つある浴槽ですが、一番手前は少しぬるく、温泉の成分のせいか床がぬるぬるしていました。真ん中の浴槽は高温で入ることが出来ません。
筆者が特によかったのは一番奥の屋根付きの浴槽です。
屋根があるのでタイの強い日差しが遮られます。また、温度も日本人好みの41℃。どの浴槽も当日の朝に計った温度が記録されています。
熱帯の植物に囲まれた温泉はとても気持ちがよいですが、やはり南国。すぐに暑くなってしまいます。シャワーでクールダウンしながら入浴することをお勧めします。
贅沢な個室風呂
温泉プールの隣の建物は個室で入れる温泉です。鍵が付いていますので裸で入ることも可能です。
温泉の成分が沈着していますが、浴槽内は掃除が行き届いていて清潔です。浴槽は大人2人が座れるくらいの広さです。
浴槽に自分で温泉をためて入ることが出来る贅沢なお風呂です。赤のコックは高温の源泉が出てきます。青のコックはお水です。どちらもすごい勢いで出てきますのでやけどに注意が必要です。使い終わったらお湯を抜いて上がります。
自然の中でサバーイサバーイな温泉リゾート
南国タイのチェンマイですが、12月〜2月くらいは気温も下がり、温泉が恋しくなる季節になります。プールでゆったりくつろぎたいと思っても寒くて入れないという事もあります。そんな時は、サンカムペーン温泉地区でほっこり温まるのはいかがでしょうか?シッパ・ホットスプリングは、心も体も癒してくれるサバーイサバーイ(気持ち良~い)な温泉リゾートです。
- シッパ・ホットスプリング・リゾート
- チェンマイ / 日帰り温泉
- 住所:50 ม 8 ต บ้านสหกรณ์, Tambon Ban Sa Ha Khon, Amphoe Mae On, Chang Wat Chiang Mai 50130地図で見る
- Web:https://m.facebook.com/sipparesort/?ref=page_inter...