ロンドン
ロンドン観光
古い建物が残る街並みが美しく交通機関が発達

【ロンドン】インスタ映えを狙い打ち、トランジット内で巡る必勝ルート!

取材・写真・文:

神奈川在住
訪問エリア:13ヶ国

2018年9月6日更新

4,883view

お気に入り

写真:cobhcmayu

海外旅行に必ずと言っていいほどついて回るトランジット(乗継)。どのように過ごすのがいいのか、悩んでしまいますよね。まして、初めての土地とあれば土地勘もないでしょうし、次の飛行機に乗り遅れないようにと思うと尚更、空港外に出るべきなのか考えてしまいます。でも空港でダラダラ過ごすのもあれだし...とお悩みの方へ、今回はトランジット内で巡る、インスタ映えを押さえるためだけのロンドン駆け足観光ルートをご紹介します。短い時間でも押さえどころがわかっていれば、怖くない!束の間のロンドンを楽しみましょう。

この記事の目次表示

今回紹介する「駆け足ルート」について

フライトプランにより、それぞれトランジット時間や到着・出発空港が異なってきますが、今回は、以下の条件を満たす場合に可能な駆け足ルートをご紹介します。

  • 写真:cobhcmayu交代式は必見です

利用便がロンドン・ヒースロー空港またはガトウィック空港発着

今回紹介させていただくのは、ヴィクトリア駅周辺の観光についてのみとさせていただきます。乗り換えなしでダイレクトにヴィクトリア駅へ向かう方法として、ヒースロー空港からはバスで、ガトウィック空港からは電車とバスが選択肢としてあります。

他の空港を利用する場合は、市内についてからのルートのみ参考にしていただければと思います。移動時間・金額については後ほど、詳しく記載します。

トランジットが6時間以上ある

とても大事なポイントで、トランジットとして記載される範囲は飛行機到着時刻から次の飛行機出発時刻まで。ですので、6時間は必須であると思われます。

理由は簡単に挙げると、入国審査、荷物受取・預け、空港からの移動にと色々時間がかかるからです。なので6時間あったとしても市内に滞在できるのは、ほんの数時間になってしまいます。

駆け足でもいい、と割り切ることができる

上記を読んでいただければ、納得いただけると思います。ここは心を鬼にして、次はちゃんと観光しにロンドンに来よう!と割り切ってずんずん進める方のみ、参考にしてください。

たった3点ですが大事なことなので、無理に観光せず空港でゆっくりする、というのも次の日程に疲れを持ち込まない、いい過ごし方でもあります。自己判断でここはお願いします。

  • 写真:cobhcmayu
ロンドン・ヒースロー空港
ロンドン / 駅・空港・ターミナル
住所:Houslow TW6地図で見る
Web:http://www.heathrow.com/
ガトウィック空港
ロンドン / 駅・空港・ターミナル
住所:Horley, Gatwick RH6 0NP地図で見る
Web:https://www.gatwickairport.com/

それではスタートしましょう!

飛行機到着後1~1.5時間:空港から市内への移動もろもろ

飛行機が着いてから、入国審査や荷物ピックアップ、バスターミナルを探し、市内へ移動。移動手段はバス/電車と選択肢がありますので、そこはお金と時間の兼ね合いをみて決めるようにしましょう。

私は市内行きをバス、空港へ戻るのを電車としました。空港へ戻るのをバスにすると道路状況により到着時間が大きく左右されるので、お金に余裕があれば戻る時は電車の使用をおススメします。

  • ヒースローからバスでヴィクトリア駅:40~75分(£6.1=約930円)
  • ガトウィックからバスでヴィクトリア駅:60〜90分(£7.5=約1,130円)
  • ガトウィックから電車でヴィクトリア駅:約35分(£19.9=約3,000円~クラスにより異なる)
  • ヒースローから電車でパディントン駅:約15分(£21.5=約3,200円)+地下鉄でヴィクトリア駅まで移動約20分
  • 写真:cobhcmayu電車外観

+0.5時間:荷物ドロップ(大きい荷物がある人のみ)

大きい荷物がある人はさらに時間がかかります。市内観光数時間であっても、持って歩くのは大変体力を消耗します。到着空港と出発空港が同じであれば、空港の荷物預け所にお願いしましょう。

空港間の移動がある場合は、最寄り駅に荷物預け所がありますので、そちらでお願いしましょう。受け渡しで混み合う事があるようなので、少し余裕をみたほうがいいかもしれません。

市内到着後2時間~時間の許す限り観光タイム

空港へ向かうための手段、市内出発時間をあらかじめ確認した上で、時間の許す限り観光を楽しみましょう。一歩駅から足を踏み出すと、そこは夢にまでみたロンドンです!詳しいおすすめルートは後ほどご紹介します。

市内観光後1~1.5時間:市内から空港への移動

どの移動手段をとるかで時間の変動があります。先ほども書きましたが、渋滞のバス車内で慌てても仕方ないので、帰りの移動は電車をおススメします。

荷物を預ける方は、荷物チェックイン締切時間にあわせて市内発

忘れてはいけないのが空港での、荷物チェックインの締切時間。預ける荷物がある人は出発時刻1時間前には空港にいないと、荷物が預けられません、なんてことになってしまいますので注意してください。

インスタ映えルート紹介

それではインスタ映えする観光ルートをご紹介します!ロンドンといえば!な写真をとりに行きましょう。

バッキンガム宮殿を見学

  • 写真:cobhcmayuバッキンガム宮殿の門、カッコいい!

バッキンガム宮殿といえば、エリザベス女王のロンドン公邸として有名ですが、王室庁事務本部があり、王室メンバーの様々な式典にも使われています。実際に使われている王宮としては世界でも数少ないので一見の価値ありですよ。

  • 写真:cobhcmayuバッキンガム宮殿、遠目から

時間が合えば、衛兵交替も見逃せない

  • 写真:cobhcmayu赤い二階建てバスが可愛い

私が訪れたのはちょうど衛兵の交替式が行われる時間帯だったので、交替式のスタートに合わせてたどり着くようにするため、駅からバッキンガム宮殿までちょっと大回りに、街並みを眺めながら歩きました。ロイヤルミューズの前を通り、お土産屋さんを覗き見したりしながら、20分くらいでしょうか。

  • 写真:cobhcmayuあっち側(ヴィクトリア記念堂側)で見るには、時間前から待機必須です

本当はヴィクトリア記念堂から交替式をみたかったのですが、早めに来ないと無理そうでした。交替式ではウェリントン兵舎を出たニューガード(新しい衛兵)が、バッキンガム宮殿の前庭に午前11時半に到着します。

行進時間は5分ほどで、衛兵交替の儀式は宮殿の前庭で行われ、所要時間は約40分です。また衛兵交替にはテロなどの事情によって時間や行う日が変更になる場合もあるようです。最新の情報を仕入れるようにしてください。

  • 写真:cobhcmayu
バッキンガム宮殿
ロンドン / 建造物 / 観光名所 / 城・宮殿
住所:Buckingham Palace ロンドン イギリス地図で見る
Web:https://www.royalcollection.org.uk/

次のページを読む

ロンドンの旅行予約はこちら


ロンドンのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

ロンドンのホテルを探す

ロンドンの航空券を探す

ロンドンの現地アクティビティを探す

ロンドンのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【2024】ヨーロッパの人気観光スポットTOP56!旅行好きが行っている観光地ランキング

ローマのコロッセオやトレビの泉、パリのエッフェル塔などヨーロッパの観光名所を、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実...


【2024】イギリスの人気観光スポットTOP35!旅行好きが行っている観光地ランキング

バッキンガム宮殿やビッグ・ベンなどをはじめとするイギリスの観光スポットを、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...

【2024】ヨーロッパの人気のお城・宮殿TOP33!旅行好きが行っているお城&宮殿ランキング

バッキンガム宮殿やノイシュバンシュタイン城などをはじめとするヨーロッパの城・宮殿を、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在...

【イギリス】『ハリー・ポッター』ロケ地巡り!ファン必見のロンドン近郊完全版!

本場イギリスの『ハリー・ポッター』のロケ地。フォトジェニックなファン必見の名所を、ロンドン、そしてロンドンからアクセス可能なオックスフォード、コッツウォルズから...

バッキンガム宮殿予約方法徹底解説【ロンドン】

一般庶民にとっては、遠い世界。あのロイヤルファミリーの宮殿へ潜入できるのが、女王陛下不在の夏のひと時。豪華絢爛な世界へ、足を踏み入れてみませんか?チケットの入手...

この記事を書いたトラベルライター

ビールと甘いものが大好き!社会人トラベルライター
神奈川県の山奥出身、社会人メタラートラベルライターです。
私のお気に入りスポットが皆さんのお気に入りになるようにと、国内外問わず拙いながらも投稿させていただきますので、よろしくお願いします。

学生の時の留学でオーストラリアに恋をし、その後2年間ワーキングホリデービザで滞在していました。根っからのオーストラリア愛好家です。ベジマイトを美味しく頂くために日々研究しています。

訪問したことのある国:ハワイ、ニュージーランド、オーストラリア、イタリア、バチカン市国、イギリス、フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、韓国、アメリカ(カリフォルニア州、オレゴン州)、メキシコ、カナダ
現在ニュージーランドにワーキングホリデービザで滞在中。

【シドニー】の秋・冬に渡豪するべき5つの理由

日本とは季節がほぼ反対のオーストラリア。3月〜5月が秋、6月〜8月が冬の季節にあたります。オペラハウスの白い屋根に太陽が反射して、眩しい!なんていう夏のオースト...


【長野・豊丘村】ジブリファン必見!福島てっぺん公園で空飛ぶ魔女になる?!

魔女のようにほうきで空を飛んでみたい!と、子供の頃に一度は夢に思ったことはありませんか?長野県豊丘村には、あのジブリ映画の有名なシーンのように、空飛ぶ魔女になれ...


【シドニー】ナイトアウト時の基礎知識と、初心者でも行きやすいおすすめスポット!

海外へ旅行へ行ったなら少しくらい夜遊び(ナイトアウト)を楽しみたい、と思っている方も少なくないと思います。筆者は居酒屋の多い日本ではなかなか味わえない、パブ文化...

【ニュージーランド】絶対行きたい!話題のホビトン、徹底攻略!

ニュージーランドを訪れる人は、大自然に魅了され、空の青さに惹かれ、美味しいお料理を食べたいなど様々な理由があると思います。中でもマタマタにある映画『ロード・オブ...

【オーストラリア】死ぬまでに見たい!世界一有名な一枚岩~アボリジニの聖地・ウルル~

オーストラリアにある世界遺産の中でも、ひと際有名なウルル=カタ・ジュタ国立公園。「地球のおへそ」とも呼ばれるウルル(エアーズロック)ですが、みなさん一度は見たり...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります