旅に出かけたら絶対においしいものは食べたい!京都に行くのであれば、ちょっといつもよりも「日本っぽい」ものを、できれば少しずつたくさん食べたい!インスタ映えもすれば最高…!そんなお食事をお探しの方々に今回は手和え寿司を楽しめるAWOMB(あうーむ) 祇園八坂店をご紹介します。
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AWOMB 祇園八坂店について
AWOMB(あうーむ、と読みます)は、日本の伝統である3つの要素「白衣」(衣)・「和食」(食)・「和室」(住)を今にデザインすることをコンセプトに掲げています。和食や和室の感性を通して日本人の本来の「和」やくつろいだ気分や時間を提供したいという願いのもと、京都に4店舗展開しています。
その中でもこちらの祇園八坂店は、「京都らしさ」抜群の雰囲気がある石塀小路の奥にあります。お店に行くまでも京都らしさを満喫できるエリアです。お店もそんな雰囲気にとても合う店構えになっていて、町の雰囲気に見とれながら歩いていると見落としてしまうくらいです。
暖簾をくぐって店内に入ると、誰かのおうちに来たかのような雰囲気の玄関。靴を脱ぎ、席に通されます。
店内の様子
席は1階と2階に分かれています。どの部屋・どのテーブルに案内されても、シンプルで、清潔感とモダンな和の雰囲気が楽しめます。
座布団の上に用意されている小さ目でちょっと高さのあるクッションは正座するときに足の間に挟むもの。正座でも足が疲れないようにというお店からの気遣いです。
1階には、お庭が見渡せるカウンター席もあります。
メニュー
食事メニュー
食事メニューは手和え寿司(税込み3,267円)のみです。席に着くと「準備を始めますね」と声をかけてくださいます。
聞きなれない「手和え寿司」ですが、これはAWOMBが作り出したもの。違う者同士がお互いの魅力を引き出しあいながら一つになるという「和える」という言葉をコンセプトに、京都の食材を中心とした具材を食事する人が和えて頂くお寿司で、「ちらし寿司」と似ているところがあります。
「何と何を和えればいいの?」と分からなくても心配いりません。メニューに詳しい説明があるので、お食事が来るまでに読めば大丈夫です。詳しくは後述します。
ドリンクメニュー
ビールや日本酒、もちろんソフトドリンクもあります。ビールや日本酒は飲み比べもあります。ソフトドリンクはお店のオリジナルが個性が光るものばかり。
一例をあげると…
- 檸檬ジンジャー(594円) … レモンとショウガをじっくり煮込んで作ったお店自家製のシロップの炭酸割。
- 冷やし抹茶(539円) … 京都 柳花園の抹茶を使用した薄茶を冷やしたお抹茶。シロップで自分好みの甘さに調節することができます
今回は「手和え寿司」と「檸檬ジンジャー」をいただきました。ドリンクも、お食事も「見た目」「味」どちらも本当に考えられたもので、「食事を楽しむ」ということをじっくりとできた時間でした。
お食事が来るまでに読んでおこう「手和え寿司のいただき方」
ほとんどの方が初めて経験するであろう「手和え寿司」。不安に思わなくても、一人一人にイラスト付きで食べ方が書かれている説明書が渡されますので大丈夫です。
AWOMBの「手和え寿司」のいただき方は大きく分けて4種類です。
「和える」
シャリの上に、お好みの調味料を和えて頂く。
「土瓶蒸し」
おいしいお出汁をいただく。季節によって中身は違う具材になりますが、具材も頂く。
「彩る」
お刺身やおかずをシャリの上に乗せてオリジナルの「手和え寿司」を作っていただく。
「お茶漬け」
土瓶蒸しの出汁をシャリにかけてお茶漬けにしていただく。
これがドリンク!? 驚きの「檸檬ジンジャー」
「手和え寿司」の前に提供された「檸檬ジンジャー」ですが、想像の斜め上を行ったドリンク!
「あれ?スープが来た?」と思ってしまうような器とスプーン。そして薄く輪切りにされて器の周りに置かれたレモンと真ん中に置かれたピラミッド型の氷!メニューに写真がなかった分、目の前に実物がおかれると本当にびっくりするようなドリンクです。
氷の中にはミントの葉が入っていて、時間がたつにつれ、氷が溶けていくとミントの香りがドリンクに広がり、ドリンクの香りが変化するのも楽しめるということ。飲むときは器を持って直接飲むもよし、スプーンでスープのように飲むのもよし、とのことです。
味は、レモンのさわやかさももちろん感じられますが、生姜のパンチが強めなので大人なジンジャエールといった感じです。時間がたつにつれてミントの香りが加わってさわやかな感じが増していました。