普段は飛行場の展望台などで飛行機を見る事ができますが、工場見学に参加すると、飛行機を整備している様子や機体を間近で見学することができます。今回は、ANAの機体工場見学の様子や予約方法、おススメのレストランをご紹介します。
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大人気のANA機体工場見学
見学は平日のみで1日当たり320名、半年先まで予約できるのにも関わらず、人気でなかなか予約が取れないANAの機体工場見学。工場見学の場は、東京モノレール「新整備場駅」から徒歩15分程の所にあります。
見学開始30分前に入館するのがお勧め!ロビーで待ち時間も楽しめます
入館したら、受付で入館証と運転免許証やパスポートなどの身分証を提示して受付を済ませます(受付の電光掲示板には見学者の名前が表示されます)。
ロビーには記念のパネルやコクピットの模型、ビジネスクラスやエコノミークラスのシートがあり、実際に座って体感する事ができます。
この他にも工場見学限定のグッズが販売されていたり、模型が飾られていますので、工場見学開始30分前には入館してゆっくり見学されてみては如何でしょうか(工場見学開始30分前より入館できます)。
整備関連の説明とビデオ上映
工場見学はまずは大きな教室でのビデオ上映から始まります。羽田空港やANAグループ、整備について座学でスライドを見ながら説明を受けます。この会場には機体に実際に使われている素材や部品も展示されており、手で触れる事も出来ます。
機体工場見学のメイン!格納庫ツアー
教室での説明とビデオ上映が終わり、少し休憩した後、いよいよ工場見学メインの格納庫ツアーが始まります。格納庫ツアーは見学者の人数によりますが、いくつかのグループに分けられグループごとに格納庫へ向かいます。格納庫へは3階から入りますが、扉を開けて入るとその広さと目の前にある飛行機の大きさに一様に興奮します。
格納庫ツアーは3階から説明を受けながら1階まで降りて行き、1階では機体の間近まで行く事ができます。3階から見る機体のその大きさにも十分ビックリしますが、間近で見る機体はやはり迫力があります。
間近で見る迫力ある機体は勿論、格納庫ツアーでは、普段は見る事ができないエンジンの内部や荷物をしまう部分なども見る事ができます。
また格納庫は滑走路に面しており、すぐ近くの滑走路を発着陸する飛行機を見る事も出来ます。
格納庫ツアーは約50分程度ですが、広い格納庫内は空調設備がありません。夏場の暑い時期や冬の寒い時など服装での体温調節が必要となりますので、見学の時には天気や気温など十分に留意して下さい。また、急な階段を昇り降りしますので、歩きやすい靴で参加するなども必要です。