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2日目午前:「いろは坂」をドライブして、日光一の名瀑「華厳の滝」へ
2日目はまず、48ヶ所のカーブが続く観光道路「いろは坂」へ。くねくね道のドライブを楽しんだあと、「日本三名瀑」のひとつ「華厳の滝」へと向かいましょう。
標高差500mを登る「いろは坂」
「いろは坂」は標高差は約500m、日光市街と奥日光を結ぶ観光道路です。上り専用の第二いろは坂と下り専用の第一いろは坂があり、ふたつの坂のカーブを合計すると、なんと48ヶ所。カーブごとに「い」「ろ」「は」の文字盤が表示されています。
いろは坂のドライブ中は、車酔いには注意したいですね。とくに紅葉の季節は大渋滞が起こるほど多くの観光客が訪れるので、時間に余裕をもって訪れましょう。
落差97mの壮大な滝「華厳の滝」
- 出典:tripnote.jp
いろは坂に続いて訪れる「華厳の滝」は、和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」とならんで「日本三名瀑」のひとつに数えられます。48もの滝があると言われる日光周辺で最もよく知られている滝で、中禅寺湖の流出口にあり、高さ97mの岸壁を轟音とともに一気に落下する様は壮大。
滝壺の近くにある観瀑台(かんばくだい)までエレベーター(有料)で行けるので、ぜひ近くでこの迫力を感じてみてください。
- 華厳の滝
- 日光 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 滝 / パワースポット / ハイキング / 紅葉 / ツーリング
- 住所:栃木県日光市 中宮祠地図で見る
- 電話:0288-54-2496
- Web:http://www.nikko-kankou.org/spot/5/
2日目ランチ:「手打ちそば かつら」でゆばそばやニジマスをいただこう
華厳の滝の鑑賞を終えたら、そろそろランチタイム。2日目のお昼は、店内から中禅寺湖を眺められるロケーションも魅力の「手打ちそば かつら」がおすすめです。
人気のメニューは日光名物の湯波を添えた「ゆばそば」や、中禅寺湖で獲れた「ニジマスの塩焼き」のほか、お店自慢の「そばがき」も評判です。
- 手打ちそば かつら
- 日光 / そば / ランチ
- 住所:〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2482 手打ちそば かつら地図で見る
- Web:https://sobakatura.gorp.jp/
2日目午後:自然豊かな観光名所「中禅寺湖」「竜頭の滝」「戦場ヶ原」「湯滝」を巡ろう
手打ちそば かつらでのランチを終えたら、午後は引き続き日光の自然の名所「中禅寺湖」「竜頭の滝」「戦場ヶ原」「湯滝」を巡りましょう。
日本で一番高所にある「中禅寺湖」
- 出典:tripnote.jp
「中禅寺湖」は周囲約25km、最大水深163m、海抜は1,269mと日本で一番高所にある湖です。中禅寺湖からのぞむ大パノラマが絶景として人気で、とくに秋の紅葉の季節はうっとりするような美しさ。日本百景にも選定されています。
湖沿いの散策路を散歩したり、遊覧船でのクルージングや湖畔のカフェから湖を眺めるのもおすすめです。
奥日光三名瀑のひとつ「竜頭の滝」
中禅寺湖に続いて訪れる「竜頭の滝」は、「華厳滝」と「湯滝」と並ぶ奥日光三名瀑のひとつです。210mもの高さを誇るこの滝は、滝壺の近くが大きな岩によってふたつに分かれており、これが龍の角(頭)のようだとして「竜頭の滝」と名づけられました。
滝のふもとにある「龍頭之茶屋」の奥には観瀑台があり、竜頭の滝を真正面に見ることが可能。滝が見える席もあるので、滝を見ながらお団子やお雑煮をいただくのもいいですね。
また「竜頭の滝」は、春にはトウゴクミツバツツジが咲くことで知られています。流れる滝にそって、華やかなピンク色のつつじが咲く風景は、この時期(例年5月下旬から6月上旬ごろ)しか見られない絶景です。
- 竜頭の滝
- 日光 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 滝 / 紅葉 / 花畑(5月) / 花畑(6月) / ハイキング / つつじの名所
- 住所:栃木県日光市中宮祠地図で見る
- 電話:0288-54-2496
- Web:http://www.nikko-kankou.org/spot/6/
気軽にハイキングを楽しめる「戦場ヶ原」
竜頭の滝の鑑賞を終えた後に向かうのは「戦場ヶ原」。標高約1,400mの高所にある湿原で、夏でも平均気温が17〜18℃と涼しいのが特徴。戦場ヶ原自然研究路には木道が整備されており、気軽にハイキングを楽しめます。道中には男山の雄大な姿を一望できる展望ポイントも。
一年を通じて散策が可能で、特に6月には風にふわふわ揺れる様が可愛いワタスゲが、9月下旬〜10月上旬には色づいた草紅葉が見られます。
落差70mの迫力の滝「湯滝」
戦場ヶ原でのハイキングを楽しんだ後は、続いて奥日光三名瀑のひとつ「湯滝」へと向かいましょう。湯ノ湖から流れ出る滝で、落差は70m。最大幅約25mの岩壁を勢いよく流れ落ちる様子が豪快です。
滝壺のあたりには観瀑台があり、滝との距離も近く迫力ある姿を楽しむことができるほか、滝の上に続く遊歩道を登れば、滅多にみられない“滝の始まり”を眺めることができます。