ティオティワカン遺跡やソカロをはじめとするメキシコシティの観光スポットの中で、トリップノートの4万人を超える旅行好きトラベラー会員(2019年7月現在)が実際に行っているメキシコシティの人気観光地ランキングをご紹介します!
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1位:ティオティワカン遺跡
- 出典:tripnote.jp月のピラミッドから眺める死者の道
紀元前2世紀頃から6世紀まで繁栄し、今も遺跡として姿を残すティオティワカンの都市。当時のアメリカ大陸では最大規模の、約20平方キロメートルにもわたる宗教都市です。都市はティオティワカン人の宇宙観・宗教観を表すように設計されており、さまざまな神が祀られています。最盛期には10万から20万人が生活していたという巨大都市ですが、人口集中に伴い、下水道などのインフラが機能しなくなったり、干ばつなどの災害、治安悪化などにより、7世紀頃から急激に衰退したんだそう。
ティオティワカン遺跡の見どころは、南北5kmにわたる「死者の道」の周囲に立ち並んでいます。詳しくは以下でご紹介します。
- ティオティワカン遺跡
- メキシコ / 遺跡・史跡
- 住所:テオティワカン Ecatepec Pirámides Km. 22 600, 55800 San Juan Teotihuacan de Arista, Méx., メキシコ地図で見る
太陽のピラミッド
- 出典:tripnote.jp太陽のピラミッド
テオティワカン遺跡の中でもひときわ大きく、アイコン的存在となっているのがこちらの太陽のピラミッド。実際に高さ60mもあるピラミッドの頂上まで登ることができますが、階段の1段1段の幅が大きく登りにくいため、手すりにつかまって注意しながら登りましょう。頂上からは目の前を横切る「死者の道」と右の突き当たりにある「月のピラミッド」を眺めることができます。
月のピラミッド
- 出典:tripnote.jp月のピラミッド
太陽のピラミッドの目の前を南北に横切る大きな通り「死者の道」を左に曲がって突き当たりにあるのが、こちらの月のピラミッド。太陽のピラミッドと同様に、頂上まで階段で登ることができます。勾配が急で登るのは大変ですが、僅か47段しかないため数分で登り切ることができ、頂上からは遺跡全体を見渡せます。遺跡内で一番景観が良いスポットなので、ここでの記念撮影をお忘れなく!
ジャガーの宮殿
- 出典:tripnote.jp
紀元前350年ごろに造られた、ジャガー神を崇拝する場だったと考えられている建物。ここでの見どころはジャガーの壁画です。頭が羽毛、背中と尾が巻き貝で装飾されたジャガーが、ホラ貝を吹いて雨を呼ぶ様子を描いた壁画だそうで、宗教的に重要なものとされています。当時のティオティワカン人の信仰を身近に感じることができるスポットです。
ケツァルパパトルの宮殿
- 出典:tripnote.jp
ジャガーの宮殿に隣接する建物で、テオティワカンでもエリートの官僚が住んでいたとされる宮殿です。ケツァルパパトルとは、頭が鶏(ケツァル)で胴が蝶(パパトル)の聖獣のことで、回廊の柱にはそれをモチーフにした繊細な彫刻が残されています。
こちらは遺跡内でも数少ない日陰エリアなので、遺跡巡りの途中に休憩がてら寄るのにもおすすめです。
- ケツァルパパトルの宮殿
- メキシコ / 遺跡・史跡
- 住所:テオティワカン ケツァルパパロトル宮殿 Estado de México, メキシコ地図で見る
2位:ソカロ(中央広場)
- 出典:tripnote.jp記念写真撮影にぴったりの南広場
メキシコシティ歴史地区の中心にあり、世界遺産にも登録されている「ソカロ(Zocalo)」。メキシコの政治的・宗教的な中心地でもあり、かつて栄えたアステカ帝国の神殿があった場所としても知られています。
240㎡もの面積がある正方形の大広場を囲むように、メトロポリタン大聖堂や国立宮殿などの歴史的建造物が立ち並ぶ様子は、まさに圧巻!記念撮影なら、広場西端にあるメキシコシティの文字オブジェと国旗・大聖堂を背景にした構図がおすすめです。また、毎朝8:00amに国旗の掲旗セレモニーも行われていますので、歴史地区に宿泊した場合はこちらの見学もお忘れなく!
3位:メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂
- 出典:tripnote.jp
スペインの征服者コルテスが、アステカの神殿跡に1573年に建設を指示し、新大陸のキリスト教布教の中心となった教会として広く知られています。さまざまな建築様式が採用されている外観は、ソカロからだけでなく様々な角度から眺めてみることで、その美しさを実感できます。
アメリカ大陸で最大級となる、奥行き109m・幅59m・高さ65mの大きさもまた圧巻!教会内はとにかく広く、16の礼拝堂の他に、高い天井に凝ったバロック式の装飾や宗教画・彫像などを観覧することができます。
- メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂
- メキシコ / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Plaza de la Constitución S/N, Centro, Cuauhtémoc, 06000 Ciudad de México, CDMX, メキシコ地図で見る
- 電話:55 5510 0440
- Web:https://alcaldiacuauhtemoc.mx/descubre/catedral-me...
4位:テンプロ・マヨール遺跡
- 出典:tripnote.jp
スペイン植民地時代前に栄えたアステカ文明の中心都市「テノチティトラン」の、そのまた中心にあった巨大な神殿跡地。メキシコシティの旧市街のど真ん中にあり、発掘された遺跡を間近で見学することができます。メキシコの遺跡の中でも、地下鉄や徒歩で手軽に見学ができる場所はなかなか無いため、さほど古代遺跡に興味が無い方でも、メキシコシティ歴史地区散策の際にはぜひ訪れて欲しいスポットです。
さらに、遺跡の奥には「テンプロ・マヨール博物館」があり、館内で貴重なアステカ文明の資料も観覧できますよ。
- テンプロ・マヨール遺跡
- メキシコ / 遺跡・史跡
- 住所:República de Guatemala 60, Centro Histórico, Centro, 06000 Ciudad de México, CDMX, Mexico地図で見る
- 電話:55 4040 5600
5位:フリーダ美術館
- 出典:tripnote.jp美術館の外観
- 出典:tripnote.jpフリーダが生前実際に使用していたアトリエ
メキシコを代表する現代美術アーティスト「フリーダ・カーロ」が、生前住んでいた家を改装して造られた美術館で、彼女の作品はもちろん、実際に彼女が住んでいた住居やアトリエなどを観覧することができます。観覧の最終地点となる中庭エリアは緑豊かな空間となっており、インスタ映えスポットとしても人気。色鮮やかな青い家を背景に、写真撮影も楽しめます。
とにかく人気の観光スポットなので、観覧の際の待ち時間を避けるため、事前に公式サイトからチケットを予約しておくことをオススメします。
- フリーダ美術館(メキシコシティ)
- メキシコ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Londres 247, Del Carmen, 04100 Ciudad de México, CDMX, Mexico地図で見る
- 電話:55 5554 5999
- Web:http://www.museofridakahlo.org.mx/
※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2019年7月時点)を元に算出しています。