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【4】啄木や賢治も通った歴史ある名城跡「盛岡城跡公園(岩手公園)」
盛岡散策でひと休みしたい方におすすめのスポットが「盛岡城跡公園(もりおかじょうあとこうえん)」。「岩手公園」とも呼ばれており、安土桃山時代末期に建てられ、盛岡藩の政庁が置かれた盛岡城の跡を整備した公園です。東北では珍しい総石垣造りの城で二ノ丸の西側は崖状となっています。また春と秋には、桜や紅葉で彩られます。
盛岡城跡公園は、若き日の石川啄木や宮沢賢治も好んで訪れた場所として知られており、敷地内には啄木の歌碑や賢治の詩碑を設置しているほか、5,000円札の肖像画として有名で、盛岡出身の思想家・新渡戸稲造(にとべいなぞう)の文学碑も設置されています。
公園内で撮影するうえでおすすめのスポットが、二ノ丸と本丸を結ぶ朱塗りの橋。春には、ソメイヨシノ、秋には紅葉に囲まれながら、橋の上に立って記念写真を撮れますよ♪
- 盛岡城跡公園
- 盛岡 / 公園 / 観光名所 / 紅葉 / 子供が喜ぶ / 一人旅 / 花畑(5月) / 花畑(7月) / 春のおすすめ観光スポット / 夏のおすすめ観光スポット / 秋のおすすめ観光スポット / 桜の名所 / 遊び場
- 住所:盛岡市内丸1-55地図で見る
- 電話:019-639-9057
- Web:http://www.city.morioka.iwate.jp/shisei/midori/koe...
あわせて盛岡の町を見守るパワースポット「櫻山神社」も参拝しよう!
公園内には、盛岡市民が訪れているパワースポットがあります。「櫻山神社(さくらやまじんじゃ)」は、江戸時代中期に創建された神社。安土桃山時代、この地を治めていた南部信直(なんぶのぶなお)をはじめ、盛岡の町の発展に貢献した武将を御祭神として祀っており、心願成就や健康長寿などにご利益があるといわれています。
また境内には、「烏帽子岩(えぼしいわ)」と呼ばれる巨石があり、ここで祈願すると、仕事などで困難に立ち向かう際に自信と勇気が授かれるといわれています。
- 櫻山神社
- 盛岡 / 神社 / パワースポット
- 住所:岩手県盛岡市内丸1-42地図で見る
- 電話:019-622-2061
- Web:http://www.sakurayamajinja.jp/
【5】盛岡の町の歴史と文化を学べる「もりおか歴史文化館」
先程ご紹介した盛岡城跡公園内にある「もりおか歴史文化館」。盛岡の観光情報や歴史を紹介する文化施設で、城下町・盛岡の魅力を発信しています。
1階は盛岡の観光情報を発信する情報センターがあるほか、岩手を代表するお祭りで毎年6月に行われる「チャグチャグ馬コ」や、8月上旬に行われる「盛岡さんさ踊り」を映像で紹介。展示室でお祭りの気分を無料で体感できます。
また2階は有料ゾーンとなっていますが、盛岡藩の歴史を紹介するコーナーや、この地を治めた南部家ゆかりの品々を展示。城下町・盛岡の町並みを絵巻シアターで再現しているほか、武具や文書など、貴重な史料を鑑賞できます。
- もりおか歴史文化館
- 盛岡 / 博物館 / 一人旅 / 雨の日観光
- 住所:岩手県盛岡市内丸1番50号地図で見る
- 電話:019-681-2100
- Web:http://www.morireki.jp/
【6】元祖じゃじゃ麺の老舗「白龍」
盛岡三大麺のひとつ「盛岡じゃじゃ麺」。その中で元祖として有名なお店のが、盛岡城跡公園の近くにある「白龍(ぱいろん)」です。このお店の店主が、中国の炒め味噌うどんを参考にした麺料理を屋台で提供したのが始まりだといわれており、行列ができるほど人気を集めています。
提供する「じゃじゃ麵」は、茹でた平打ち麺にニンニクとひき肉などを炒めた特製の肉味噌、きゅうりをトッピングした一品。肉味噌を混ぜ合わせて、ラー油や酢、しょうがを加えながら味を調整して食べます。肉味噌の香ばしい風味とコシの強い平打ち麺のモチモチとした食感を楽しめます。
麺を一口残したところで、締めとして卵スープ「ちーたんたん」を味わうのもおすすめ。自分で生卵を割り溶いた後、店員にゆで汁を注いでもらいます。あっさりとした味わいの中にも、肉味噌のコクのある旨さを堪能できるので、ぜひ試してみては。
- 白龍・本店
- 盛岡 / 郷土料理 / 和食 / ご当地グルメ・名物料理 / ランチ / 一人旅 / じゃじゃ麺
- 住所:岩手県盛岡市内丸5-15地図で見る
- 電話:019-624-2247
- Web:http://www.pairon.iwate.jp/
【7】盛岡市民に人気のふわふわチーズケーキが味わえる「チロル」
盛岡は喫茶店文化が残る町としても知られており、市内におしゃれなカフェが多く出店しています。その中でおすすめのお店が盛岡市内の繫華街・大通にある「チロル」。手作りのチーズケーキとコーヒー、紅茶を味わえるお店として、地元の方を中心に人気を集めています。
おすすめは、チーズケーキにドリンクがセットについた「チロルセット」。一口食べると、ふわっとなめらかに溶けていくような食感とともに、チーズの濃厚な風味を味わえます。また定番のクリームチーズケーキのほか、マンゴーやイチゴなどのチーズケーキも選べるので、お好みのチーズケーキを味わってみて。
- チーズケーキのチロル 大通店
- 盛岡 / カフェ・喫茶店 / 女子旅
- 住所:岩手県盛岡市大通1-10-21地図で見る
- 電話:019-654-5090
- Web:https://www.morioka-tirol.com/
【8】岩手みやげを豊富に取り揃えるセレクトショップ「特産品プラザ らら・いわて」
盛岡をはじめ、三陸海岸や平泉(ひらいずみ)、小岩井(こいわい)といった岩手の特産品を豊富に取り扱うお店「特産品プラザ らら・いわて」。岩手城跡公園の近くにあり、食品や地酒、工芸品など、3,000もの商品を取り扱っています。
お菓子で人気の一品が「八幡平(はちまんたい)の樹氷」。やわらかい生マシュマロをクッキーでサンドして、チョコでコーティングしたお菓子で、岩手県と秋田県の県境に広がる八幡平エリアで見られる樹氷をイメージしています。ミルクチョコやホワイトチョコ、抹茶の3種類の味を販売しています。
また岩手県のゆるキャラ「わんこきょうだい」のオリジナルグッズも販売。フェイスタオル(税込660円)やストラップ(税込660円)、キッチンクロス(税込550円)など、ここでしか買えないアイテムも手に入ります。
- 特産品プラザ らら・いわて 盛岡店
- 盛岡 / おみやげ屋
- 住所:岩手県盛岡市菜園1-3-6 農林会館1F地図で見る
- 電話:019-626-8178
- Web:https://www.iwatekensan.co.jp/shop/lala/
【9】啄木の作品の舞台になった家「啄木新婚の家」
石川啄木は明治38年、盛岡女学校に通っていた堀合節子(ほりあいせつこ)と結婚しました。その中で啄木と一緒に新婚生活をスタートさせた家が盛岡市内に残っており、それが「啄木新婚の家」です。
家屋の中は実際に歩いて見学することが可能。石川啄木の生涯を紹介しているほか、啄木が執筆していた部屋も当時のまま残されています。また明治時代の新聞に連載していた随筆「我が四畳半」の舞台になっており、作品の世界観も楽しめます。
- 啄木新婚の家
- 盛岡 / 建造物 / 雨の日観光 / 歴史的建造物
- 住所:盛岡市中央通三丁目17-18地図で見る
- 電話:019-624-2193
- Web:http://www.city.morioka.iwate.jp/shisetsu/kotsu/ka...
【10】賢治ゆかりの出版社が原点のお店「光原社」
宮沢賢治を代表する作品のひとつ『注文の多い料理店』。その作品を出版した出版社が「光原社(こうげんしゃ)」です。賢治が命名したお店で、現在は民芸品店として営業しており、本店では岩手の漆器などを取り扱っています。
中庭を入ったところにある「マヂエル館」では、『注文の多い料理店』の初版本や、賢治直筆の原稿といった史料が展示されています。
また通りを挟んだところにある「モーリオ」では、山ぶどうの手提げや南部鉄器といった東北を代表する工芸品のほか、小さく砕いたクルミがぎっしり入った「くるみクッキー」(5個入り・税込837円~)を販売。しっとりとした食感とともに、くるみの風味を堪能できます。
光原社で立ち寄りたいのが、中庭にあるカフェ「可否館(こーひーかん)」。店内は長野・松本の民芸家具やメキシコから取り寄せた革張りの椅子、柱時計などがあり、クラシックな雰囲気の中でドリップコーヒー(税込550円)や、カフェオレ(税込638円)のほか、モーリオのくるみクッキー(1個・税込170円)も味わえます。
- 光原社 モーリオ
- 盛岡 / おみやげ屋 / 一人旅
- 住所:岩手県盛岡市材木町2-18地図で見る
- 電話:019-624-0008
- Web:http://morioka-kogensya.sakura.ne.jp/
- 光原社 可否館
- 盛岡 / カフェ・喫茶店 / 女子旅 / 穴場観光スポット
- 住所:岩手県盛岡市材木町2-18地図で見る
- 電話:019-622-2894
- Web:http://morioka-kogensya.sakura.ne.jp/sub2.html
- 光原社
- 盛岡 / 雑貨 / 穴場観光スポット / 穴場デートスポット
- 住所:岩手県盛岡市材木町2-18地図で見る
- 電話:019-622-2894
- Web:http://morioka-kogensya.sakura.ne.jp/
あわせて賢治ゆかりのモニュメントも立ち寄ろう!
光原社から歩いてすぐのところにあるメインストリート「い~はとーぶアベニュー材木町(ざいもくちょう)」には、宮沢賢治をかたどったブロンズ像をはじめ、賢治の短歌が書かれたベンチや、作曲した曲が流れるチェロをかたどったモニュメント「音座」があります。光原社の見学とともにチェックしてみて。