「科学館」と聞くと、「子供が行くところ」「お堅い」などというイメージをお持ちの方が多いかもしれません。そんなイメージを見事に覆してくれるのが、お台場にある「日本科学未来館」です。ここでは、体験しながら学べるコーナーが数多くあり、実演、プラネタリウムなど、目で見て楽しめるイベントばかり。また、ユニークなメニューが揃ったレストランもおすすめです。1日中ワクワクしながら過ごせること間違いなし!
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日本科学未来館とは
日本科学未来館(通称Miraikan)は、常設展・企画展をはじめ、実験教室やトークイベントなどを通して、最新の科学技術を体験できます。新交通ゆりかもめの「テレコムセンター前駅」から徒歩4分ほどの場所にあり、無料循環バス、車(地下駐車場あり)など、さまざまな方法でアクセスが可能です。
■詳しいアクセスはコチラ
10時から17時まで開館しており、入館券が購入できるのは閉館30分前まで。ただし、館内にあるプラネタリウムの「ドームシアターガイア」は、ネットで事前予約が可能です(上映前日の午後5時まで)。こちらは、早めに行っても夕方まで予約が埋まっているほど人気なので、確実に観たいという方は事前にネット予約をしておくのがおすすめです。
■ドームシアター事前予約サイトはコチラ
常設展はテーマが3つ
常設展は、「地球とつながる」「世界をさぐる」「未来をつくる」という3つのゾーンで構成されており、それぞれ階数ごとに分かれています。館内はかなり広いため、お子様と一緒に行く方は目を離さないようにご注意を。方向音痴の筆者は迷いかけたので、方向音痴の方々もご注意を(笑)。
シンボルゾーン「地球とつながる」
1階は「地球とつながる」をテーマに、主に常設展示を行っているエリアです。ここには、日本科学未来館のシンボルである、有機ELパネルを使った世界初の地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」があります。宇宙に輝く地球の姿をリアルに映し出しており、まるで宇宙から地球を眺めている気分になれます。
この展示は上の階に行っても見ることができるので、いろんな角度から楽しんでみてください。
常設展示ゾーン「未来をつくる」「世界をさぐる」
3階の「未来をつくる」、5階の「世界をさぐる」ゾーンが、常設展を展示しているエリアです。こちらでは、展示を見て・触って・体験しながら世界の未来やしくみを学ぶことができます。
展示はもちろんのこと、時間ごとに開催している実演も楽しめる要素のひとつ。ヒューマノイドロボットの「ASIMO(アシモ)」のアクティブな姿や、人間そっくりの「オトナロイド」が動く姿を間近で見ることができます。
■ASIMO(アシモ)実演
11:00 /13:00 /14:00 /16:00 (各回約10分)
■オトナロイド デモンストレーション・モード
平日: 11:30(約10分)
土日祝: 11:30 / 14:30(各回約10分)
7階レストラン「Miraikan Kitchen」
おなかが空いたときには、館内レストランを利用してみてください。7階の展望ラウンジにあるセルフサービス形式のレストラン「Miraikan Kitchen」では、日本科学未来館ならではの、見た目も楽しめるプレートやデザートがあります。記念に食べてみるのも思い出になりそうですね。
5階にはカフェもあり、ちょっと一休みしたいときにのんびりとくつろぐことができます。
企画展も面白い
常設展だけではなく、日本科学未来館では企画展も開催しています。筆者は、2017年の4月から9月まで開催されていた企画展「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」へ行きました。このように、幅広いテーマで展示が開催されているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
入場料は、常設展と料金が異なる場合があるので企画展のページから事前にチェックしてみてください。
遊びながら地球の未来を考えよう
遊びながら、知らなかった科学の進化を知れたり、地球の未来について考えるきっかけを作れたりと、充実した1日を送れる「日本科学未来館」。お台場には遊べるスポットがたくさんありますが、ちょっと足を運んで地球の未来に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
- 日本科学未来館
- お台場・豊洲 / 博物館 / プラネタリウム
- 住所:東京都江東区青海2-3-6地図で見る
- 電話:03-3570-9151
- Web:https://www.miraikan.jst.go.jp/