スペインの国民的な飲み物である「サングリア」。マドリードにある「Casa Lolea(カサ・ロレア)」は、スペインの人気サングリア・ブランド「Lolea(ロレア)」が運営する美味しいサングリアとタパスが楽しめるレストラン・バルです。
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スペインを代表するサングリア「Lorea(ロレア)」
「ロレア」は2013年にスタートしたスパイン発祥のサングリア・ブランド。各家庭でオリジナルのレシピがあると言われるスペインの国民的な飲み物「サングリア」を、「もっとカジュアルに楽しみたい!」というコンセプトのもと生まれたブランドです。
高品質なワインとナチュラルな材料にこだわり試行錯誤の末に生まれたサングリアは、今ではスペイン国内で売り上げNo.1、世界中で60カ国以上で販売されています。
草間彌生のアートワークのような赤や白の水玉がポップなボトルも、その人気を後押ししています。この可愛いドット柄はフラメンコの衣装をイメージしているそうで、まさに明るい太陽とフラメンコの国、スペインを感じさせるデザインですね。
マドリードのサングリア・バル「Casa Lorea(カサ・ロレア)」
そのサングリア・ブランド「ロレア」が運営するレストラン・バルが今回ご紹介する「カサ・ロレア」です。マドリードの中心街近くにあるChueca(チュエカ)地区にあります。
チュエカは靴屋さんが密集するエリアとしても有名で、また7月にはLGBTパレード「マドリード・プライド」も開催される、ファッションとカルチャーの中心的な街です。それだけに美味しくて個性的なバルやレストランもたくさん軒を連ねています。
「カサ・ロレア」はチュエカ地区のリベルタ通りと、アウグスト・フィゲロア通りの交差点にあります。石造りの外観は重厚感があり落ち着いた雰囲気を漂わせていて、まるで高級レストランのような佇まいです。
ポップで可愛い店内のインテリア
店内に入ると一転、白い大理石のカウンターに乗った赤と白のポップなボトルがお出迎えします。
エントランスからドアの奥にわずかに見えるダイニングエリアがとても素敵で、荒々しいブロックの壁やヒビの入った石造りのフレームとのコントラストが美しいです。
ダイニングエリアに入ると、ダイヤ柄のタイルや黒いカフェチェアなどモノトーンでシックに抑えつつも、ソファーを始め壁に並べられたボトルなどの鮮やかな赤いアイテムの数々がアクセントになり、ロレアらしさを感じさせます。
フレンドリーな店員さんが着ている赤と白の市松模様のエプロンや、メニュー、紙ナプキンケースに至るまで全てカラーコーディネートされていて、思わず「カワイイ!」を連発すること間違いなしです。
5種類あるカラフルなサングリア
「ロレア」に訪れたらまずはサングリアをオーダーしましょう。赤ワインベースの「Lolea No.1」、白ワインベースの「Lolea No.2」、スパークリングの「Lolea No.3」、オーガニックの赤ワインを使用したスパイシーな「Lorea No.4」、スパークリングのロゼを使用した「Lorea No.5」など、全部で5種類あります。
店内でオーダーできるもの以外にも、こんな小さな200mlボトルのLorea miniも販売しています。こちらは夏のピクニックやBBQなどアウトドアにぴったりですね。
定番の赤ワインベースの「Lorea No.1」は、上質な「テンプラニーリョ」と「カベルネ・ソーヴィニヨン」をベースに、オレンジやレモン果汁、シナモンなどのスパイスを加えたもの。ベリー系のスイートな口当たりとシトラス系のフルーティな味わいが絶妙なバランスです。
もう1つの看板商品である白ワインベースの「Lorea No.2」は、スペインを代表するスパークリングワインのCAVA(カヴァ)の主な材料として使われる「マカベオ」と「シャルドネ」をベースに、柑橘系とバニラのフレーバーを加えたもの。No.1よりもスッキリとした味わいです。
微炭酸なので、シュワっと口の中に広がるきめ細い泡がスペインの暑い夏のランチにぴったり。とても飲みやすくアルコール度数も7%と低めなので、アルコールが苦手な方にもオススメです。
サングリアに合う絶品タパス
お食事のメニューは大小様々なタパスを中心に、オリーブやチーズなどスナック(おつまみ)系、イベリコ豚のソーセージや塩漬けなどのガッツリ系まで揃っています。
- 写真:Mayumi Iwasakiレモンの酸味が効いたコリコリした歯応えのタコのセビーチェ Octopus Ceviche(€8.90 / ¥1,035)
- 写真:Mayumi Iwasaki旨みが詰まったジューシーなマグロのたたき Semi cured red tuna(€14.70 / ¥1,710)
レモンの酸っぱさが効いたタコのセビーチェや、軽く炙ったマグロのたたきなど、サングリア専門店だからこそのサングリアに合うお料理が楽しめます。
- 写真:Mayumi Iwasaki濃厚なフォアグラと玉ねぎジャムのFoie micuit(€3.90 / ¥455)と、ガーリック風味のタラとハムスのConfit cod fish (€3.90 / ¥455)はパンまで美味しい!
カリカリのパンに乗ったピンチョスは、複雑で深い味わい。すぐ食べ終わってしまうのが勿体無いほど、最後の一口まで完成された味です。ベースの香ばしいパンまでもが絶品で大満足の一品です。
マドリードで美味しいサングリアとタパスを堪能
「ロレア」のサングリアは現在日本でも数量限定でネットなどで購入可能です。フォトジェニックなボトルは女子ウケするので、お土産やギフトにもきっと喜ばれるでしょう。
マドリードにタパスが食べられるバルはたくさんありますが、サングリア専門店はここ以外ほとんどありません。ランチ時は比較的空いていますが、夕方からディナーに掛けては混み合うのでホームページから予約をすることをオススメします。
是非マドリードに訪れたらこちらの「カサ・ロレア」に訪れて、爽やかなサングリアで喉を潤し、絶品タパスを堪能してみましょう。
- カーサ・ロレア・マドリード
- スペイン / 洋食・西洋料理 / 居酒屋・バー
- 住所:Calle Libertad, Calle de Augusto Figueroa, 26, 28004 Madrid, Spain地図で見る
- 電話:915-218-223
- Web:http://casalolea.com/?lang=en