台北から1時間弱でアクセスできる宜蘭(イーラン)県・礁溪(ジャオシー)温泉には、温泉付き客室のあるホテルがたくさん。部屋温泉でリフレッシュしつつ、台湾グルメや宜蘭グルメ、お土産購入を存分に楽しむ2泊3日モデルコースを紹介します。
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【1日目午後】桃園国際空港から宜蘭県・礁渓温泉へ!
台湾桃園国際空港に到着したら、まずは宜蘭県・礁渓温泉へと向かいましょう。移動は通聯客運の1661番バスが便利です。第一ターミナル、第二ターミナルを経由したのち、礁溪(ジャオシー)轉運站、宜蘭(イーラン)轉運站、羅東(ルオドン)轉運站の順に停車します。ちなみに「轉運站」とはバスステーションという意味です。
その他、桃園駅から電車で礁溪駅へ向かう方法もありますし、一度台北に出てから礁渓行きの高速バスに乗る方法もあります。体力を温存したいという場合は、タクシーを利用するのも一つの方法です。
【1日目夜】チェックイン後は賑やかな礁溪駅周辺を散策
ホテルへのチェックインを済ませたら、礁溪駅周辺を散策してみましょう。駅前通りにはグルメ屋台やお土産屋がたくさん。もし18時前までに到着できそうであれば、礁溪の名物「柯氏葱油餅(クーシーツォンヨウビン)」の揚げネギ餅を食べに行くのがおすすめ。ふわふわもちもちで絶品です。
夜になるとライトアップされる「湯圍溝温泉公園」も、散策におすすめのスポットです。足湯も楽しめます。
公園内にはライトアップされたフォトスポットがたくさん。また、ドクターフィッシュも一人当たり60元(約216円)と手頃な価格で楽しめます。
トマトや三星ネギのアイスクリームなど、ちょっと変わったスイーツを販売しているお店も気になります。
奕順軒でお土産購入
お土産は夜のうちにささっと購入しちゃいましょう。「奕順軒(イーシュンシュエン)」は、宜蘭地域で大人気のお土産店です。こちらは礁溪店の様子。宜蘭名物お菓子・牛舌餅や、台湾定番土産・パイナップルケーキなど、様々なお菓子やケーキが販売されています。
遊んだ後は部屋温泉でリラックス
散策を楽しんだ後は、部屋温泉でリラックスしましょう。礁溪エリアにはリーズナブルな部屋温泉付きホテルがたくさんあります。
リーズナブルな温泉ホテル「青池人文温泉旅店」
こちらは「青池人文温泉旅店」の様子で、筆者は平日に一部屋3,800円程度で予約出来ました。2人分の朝食も付いてこの価格です。
もちろん季節や日によって価格は変動しますが、ほとんどのホテルが台北エリアよりも安い上、部屋温泉入り放題なのでリラックスできますよ。筆者が訪れた日は空いていたためか、グレードアップされた部屋に宿泊することができました。
【2日目朝】ホテルか永和豆漿で朝ごはん
2日目の朝ごはんはホテルでいただくか、礁溪駅近くの「永和豆漿大王(ヨンフードウジャンダーワン)」へ。ちなみにこのお店は朝だけでなく、夜8時から深夜2時までの時間帯も営業しているため、1日目の夜に訪れるのもおすすめですよ。
塩気のある豆乳スープ・鹹豆漿や卵クレープ・蛋餅など、台湾ならではの豆乳朝ごはんが楽しめます。
- 永和豆漿大王 礁溪店
- 台湾 / 台湾料理
- 住所:宜蘭縣礁溪鄉溫泉路24號地図で見る
【2日目午前】台湾鉄道で宜蘭駅へ!ジミーのオブジェと写真撮影
朝ごはんを食べたら鉄道で宜蘭駅へ。電車で10分程度でアクセスできます。宜蘭県は台湾の絵本作家・幾米(ジミー)氏の出身地であることから、駅周辺にはジミー氏の世界観を味わえる公園や広場がたくさん。こちらは幾米公園の様子で、写真撮影が楽しいスポットです。
【2日目ランチ】大成羊排麺で骨つき羊排麺を
ランチは「大成羊排麺(ダーチェンヤンパイミエン)」で、骨付き羊肉麺・羊排麺をいただきましょう。食事時には地元民や観光客で行列ができる人気店です。
こちらがお店の看板メニュー・羊排麺です。骨付き羊肉は旨味たっぷり、温かいスープに力が湧いてきます。
【2日目午後】宜蘭の街を散策
食後は宜蘭の街を散策。「宜蘭文学館」では、美しい日本式建築物を見学することができます。カフェも併設されており、ちょっと休憩するのにもおすすめのスポットです。
スイーツタイムは原來豆花で
小腹が空いたら、台湾の伝統スイーツ・豆花を楽しみましょう。宜蘭で大人気の豆花といえば「原來豆花(ユエンライドウホア)」です。鍋に入った熱々焼き豆花に、身体が温まります。
【2日目夜】鉄道で羅東へ!羅東夜市の美食を堪能
宜蘭駅周辺観光を楽しんだら、鉄道で羅東(ルオドン)駅へと向かいます。夜は「羅東夜市(ルオドンイエシー)」で屋台グルメの食べ歩きを楽しみましょう。
宜蘭名物・三星ネギがふんだんに使われたグルメや、羊肉スープなどが人気です。こちらは三星葱餅(サンシンツォンビン)という、たっぷりの三星ネギが入った餡を包み、油で揚げたグルメです。熱々かつボリューミーでおいしいです。
遊んだ後は再び部屋温泉でリラックス
食べ歩きを楽しんだ後は再び電車で礁溪駅に戻り、ホテルへ。部屋温泉でゆっくりとくつろいでくださいね。
【3日目朝】朝風呂でリラックス!桃園国際空港へ
最終日は飛行機での移動に備え、部屋で朝風呂を楽しむのもよいですね。時間があれば、朝の礁溪の街を散策するのも楽しいでしょう。こちらは礁溪バスターミナルのすぐ近くにある「礁溪温泉公園」の様子で、森林風呂という公衆浴場や足湯を楽しめるスポットもあります。観光を楽しんだら、時間に余裕を持って空港へと向かいましょう。
温泉をひたすら堪能する二泊三日台湾旅行はいかが?
台湾旅行となると台北や高雄などの都市部に宿を取る方が多いと思いますが、温泉観光地に宿泊すると部屋でもリフレッシュできるのでおすすめです。都心から外れても台湾ならではのグルメは一通り揃っていますし、ご当地グルメも楽しめます。台湾リピーターの方はぜひ、礁溪温泉に宿泊するプランを検討してみてくださいね。
※ 記事内の元から日本円への換算は2020年2月現在のレートを利用しています(1元=約3.6円)。