宜蘭(イーラン)は、台北から一時間ほどでアクセスできる人気観光地です。見どころいっぱいのこのエリアには多種多様なグルメが揃っていますが、スイーツをいただくなら「原來豆花」がおすすめ。台湾の伝統スイーツ・豆花が、鍋に入って登場するんですよ。
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台北から一時間弱でアクセス可能な人気観光地「宜蘭(イーラン)」
台北から高速バス1時間ほどでアクセスできる「宜蘭(イーラン)」は、台湾地元民にも外国人観光客からも人気の観光地です。礁溪温泉や羅東、頭城老街など周辺にも観光スポットがたくさんあり、日帰りでも泊まりでも楽しむことができます。
台湾の絵本作家・幾米(ジミー)氏は宜蘭出身ということもあり、駅周辺には幾米の世界が広がる公園や広場があります。かわいらしいオブジェとの写真撮影は、観光気分が盛り上がります。
宜蘭で人気の焼豆花店「原來豆花」
宜蘭駅周辺でひときわ人気が高いスイーツ店がこちら「原來豆花(ユエンライドウホア)」です。ここは焼豆花とも呼ばれる、鍋に入ったあたたかい豆花が人気なのです。台湾の伝統スイーツ・豆花を、かわいらしい見た目と共に楽しめます。
座席数は豊富
毎日たくさんの観光客が訪れるこのお店、座席数は豊富で隣の小部屋もお店の座席になっています。まずは空いている席を探し、注文票に記入しましょう。
メニュー表はこちら!トッピングは手書きで記入
こちらがメニュー兼注文票です。豆花は大きく分けて、冷豆花(冷たい豆花)、薑汁熱豆花(生姜シロップ温かい豆花)、甘蔗汁熱豆花(サトウキビシロップ温かい豆花)、仙草汁熱豆花(仙草シロップ温かい豆花)の4種類です。
トッピングは上の方に書かれた15種類の中から3種類選ぶことができ、選んだトッピングを枠の中に記入する形で注文します。豆花はどれも50元(約183円)とお手頃価格。豆花だけでなくかき氷メニューもあります。
鍋入り焼豆花がとてもおいしそう!
熱々仙草シロップがたっぷり「仙草汁熱豆花」
こちらは「仙草汁熱豆花」です。豆花は小さな鍋のような器に入れられて運ばれてきます。熱々なのがはっきりわかるくらい、湯気が出ています。
お豆腐の味をしっかりと感じるやわらかい豆花と、仙草シロップのほろ苦くも甘い味わいとのバランスがよいです。あたたかい豆花のやさしい味わいに、ほっと一息つくことができます。
お好みで選んだトッピングは、小さなお皿にそれぞれ入れられています。手前から紅豆(あずき)、花生(ピーナッツ)、地瓜圓(サツマイモ団子)です。自分の好きなタイミングで豆花に入れながらいただきましょう。
トッピングの豆類は、温かい豆花に入れることを考慮されているからか、少し硬めに茹でられているようです。温かい豆花に入れていただくとちょうど良い食感。豆花にもちもち地瓜圓と程よい甘さのあずきとピーナッツが加わり、全部食べ終わる頃にはお腹いっぱいです。
たっぷりの生姜にあたたまる「薑汁熱豆花」
こちらは「薑汁熱豆花」です。生姜は擦りたてのものが入っているからなのか、生姜の存在感が絶大です。とにかく辛くて、食べるにつれ身体がどんどん温まってきます。生姜が好きな方や風邪気味の方には特におすすめです。
宜蘭観光合間のスイーツタイムに名物・焼豆花を
鍋の中に豆花という写真映えするこのスイーツは台湾人からの評価も高く、お店はいつもお客さんで賑わっています。宜蘭観光の合間にスイーツをいただきたくなったら、ぜひ「原來豆花」に足を運んでみてくださいね。
※記事内の元から日本円への換算は2019年12月現在のレートを利用しています(1元=約3.65円)。