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【東京・赤坂】豪華絢爛!おもてなしの館、赤坂迎賓館

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:29都道府県

2022年3月15日更新

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写真:SF_logbook

海外からの賓客をおもてなしするための国有の施設、赤坂迎賓館。ベルサイユ宮殿をイメージして建設された日本の最高級の西洋式の建物です。まさに豪華絢爛!国宝を数多く有する大変貴重な施設は一般に公開されており、実際に見学することができます。今回は日本の外交の舞台、赤坂迎賓館をご紹介します。

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赤坂迎賓館とは?

赤坂迎賓館は、東京、四ツ谷にある国有の施設です。徳川家の敷地跡に明治時代に東宮御所(皇太子)として建設されました。戦後は、国の所有となり、現在は世界各国からの国王、大統領、首相などの賓客をお迎え、おもてなしするための迎賓施設となっています。

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迎賓館は国内に2か所あり、もう一つは京都にあります。双方とも外交にかかせない舞台で、国宝などの貴重な所蔵品を多数保有する施設です。赤坂迎賓館の一般公開は以前は夏季限定でしたが、2016年4月から通年で公開されるようになりました。

赤坂迎賓館、館内見学のハイライト

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迎賓館赤坂離宮の敷地は広く、東京ドーム約2.5個分もあります。一般公開は3つのエリアに分かれており、「本館と主庭」「前庭」「和風別館」となります。

前庭のみは予約は不要ですが、本館と和風別館を見学する場合は、予約が必要です。当時の建築家・美術作家の最高峰の技術を集結して建築されただけあって、まさに絢爛豪華。外交の華やかな舞台を体感できます。

本館と主庭

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本館は、日本唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築です。権威を誇示するために、19世紀後半のヨーロッパで流行した建築様式になります。建築したのは、日本の宮廷建築の第一人者、片山東熊氏です。

外観は洋式ですが、所々に和のあしらいをみることができます。本館正面の中央左右に武士の青銅が鎮座しています。口の形が一つは空いており、一つは閉じています。これは、「阿吽」の形を表していると言われています。

また、青銅の武士像の両サイドには「天球儀と霊鳥」の装飾があります。これは、建設当時、開国からまもなかった日本が世界に羽ばたいていけるように、という願いが込められているようです。

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本館の裏側に回ると、主庭があります。大きな噴水と四季折々の花が咲く花壇があります。

こちらの大噴水は、国宝に指定されている大変貴重なものです。本館を背景に噴水を眺めるポジションが見学者に人気の写真スポットとなっています。

前庭

  • 写真:SF_logbook

正門正面にまっすぐの道を進むと見えるのが、前庭があります。こちらは広々とした玄関庭となっており、賓客接遇の際の歓迎セレモニーが行われます。

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一般公開時はオープンカフェが設置され、軽食なども販売しており、優雅なティータイムを満喫できます。

さらに事前予約でアフタヌーンティーもいただくことができます。貴族になったような豪華なティータイムは、赤坂迎賓館オリジナルの体験です。

前庭でのアフタヌーンティーの予約はこちら

和風別館 游心亭

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和風別館を見学するには、事前予約が必要です。主和室、茶室、即席料理室、坪庭などがあり、賓客がいらした際に食事会の会場となることが多く、日舞や生花などの日本らしい文化でおもてなしするための施設となっています。建築家、谷口吉郎氏の設計によるもので、美しい庭園が魅力です。

足元の池には、100匹ほどの鯉がゆうゆうと泳いでいます。池に太陽の光が差し込むと遊心亭廊下の天井に水の「ゆらぎ」が投影され、よりいっそう和の趣を演出します。

  • 写真:SF_logbook

こちらは、賓客を迎える際に飾る盆栽です。樹齢140年の盆栽もあります。海外では今盆栽が人気なこともあり、とても喜んでいただけるのだとか。

  • 写真:SF_logbook
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他にも紅白で並ぶ梅の木や、大きな楠などが植えられており、四季折々の庭園を彩ります。

迎賓館 赤坂離宮
四ツ谷・市ヶ谷・麹町 / インスタ映え / 歴史的建造物
住所:東京都港区元赤坂2-1-1地図で見る
電話:03-5728-7788(代表)
Web:https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/

この記事を書いたトラベルライターから一言

今回は、赤坂迎賓館をご紹介しました。日本の外交の舞台となっている、豪華絢爛な施設です。迎賓館の運営上の都合で公開中止となることもあるため、公式HPを確認して早めのご予約をおすすめします。

館内が写真撮影禁止なのは残念ですが、外観の撮影は可能です。都会のど真ん中で賓客気分を味わえる貴重な体験ですので、この写真映えする絢爛豪華なスポットへ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?(SF_logbook )

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