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東京で感性を磨こう①!アカデミックなお出かけスポット5選

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:35都道府県

2018年4月6日更新

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写真:jihen2

流行発信地・東京で、私たちの暮らしをいろどる文化や奥深い歴史を感じることができ、楽しく教えてくれるスポットの数々。感性を磨けるような、アカデミックで魅力ある東京のおすすめスポットを紹介します。情報が簡単に手に入る今だからこそ、実際に訪れて体感して知りたくなります!

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1.ワクワクがとまらない!国立科学博物館

クジラが目印です

  • 写真:jihen2

上野公園の一角、2016年に世界文化遺産に認定された国立西洋美術館からも歩いてすぐの立地。地球館と日本館に分かれての常設展、加えて時期ごとの企画展が行われています。企画展はこれまで「チョコレート展」「大英博物館展」など幅広く、2017年10月まで会期の「深海2017」も気になるところ。

魅惑の地球館

  • 写真:jihen2

地球館は、何億年前からの地球の歴史や成り立ち、恐竜の生態や種類、電気の発明から実用化までの経緯など、地球上のあらゆる物事に焦点をあてています。そのどれもがワクワクするような展示で、単に剥製やテキストを見るのとはわけが違うおもしろさ!

キレイ、カワイイ、といったイメージを持ちにくい菌類やキノコ類、難しくて読む気になれない電気の原理、それらが美しくディスプレイされていて、女性も思わず見入ってしまうほど魅力的です。 

  • 写真:jihen2
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モノ識りになれる日本館

  • 写真:jihen2

いっぽう日本館は、日本古来の生物の分布や人口・文化の変遷が、同様に五感で楽しめる演出で展示されています。日本人には馴染み深い事柄が多いので、自分ゴトとしてスッと入ってきます。

おすすめは、菊や金魚など日本固有種についてのコーナーと、日本の歴史や地理を数字で読み解くコーナー。写真ではなく菊や人の模型がちゃんと立っているんです。目で見て感じて理解するのって大事ですよね。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2

フランスのルーブル美術館は一日では到底見きれない、とよく言われますが、実はここも同じくらい、じっくり見るなら一日では物足りないくらいの密度があります。ワクワクとキラキラが詰まっていてたくさんの発見があり、一度行ったらきっとまた行きたくなるスポットです。

国立科学博物館
浅草・上野・谷根千 / 雨の日観光 / 博物館 / 子供が喜ぶ / 涼しい観光スポット / 歴史博物館
住所:東京都台東区上野公園7-20地図で見る
電話:03-5777-8600
Web:http://www.kahaku.go.jp/

2.めくるめく植物たちの庭、向島百花園

フォトジェニックな花を楽しむならここ

  • 写真:jihen2

都内の庭園の多くは天皇家や将軍家ゆかりのものなのに対して、ここは江戸後期に民営でつくられたもの(現在は都が管理)。他と比べると庭園としての規模は少し小さいですが、その分作り手の愛がこもった細やかな庭づくりで、密度ぎっしりなのが見どころです。

都心からは少し距離がありますが、一見の価値あり!とにかくたくさんの植物が生育されていて、時期ごとに違う景色が見られます。写真左は初夏が旬の藤棚。秋シーズンはこの藤棚がきれいな色の実になり、萩のトンネルも見頃です。

  • 写真:jihen2向こうにはスカイツリー。東京らしさと下町らしさをほどよく感じさせます
  • 写真:jihen2

おすすめの回り方

メインになる華やかな植物だけでなく、足元も丁寧につくりこまれているので、しゃがんだりしていろいろな角度で見てみると、必ず何か発見があります。

  • 写真:jihen2

季節の七草のコーナーがなぜか家庭菜園のようでなごみポイント。これからは秋の七草ですね。

  • 写真:jihen2

きれいでフォトジェニックなものから地味だけどかわいいものまで、彩り豊かな植物の祭典で心癒されること間違いなし!秋のお出かけにもおすすめです。

向島百花園
柴又・亀有・北千住 / 紅葉 / 庭園 / 桜の名所 / あじさい名所 / 梅の名所
住所:東京都墨田区東向島三丁目地図で見る
電話:03-3611-8705
Web:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032....

3.宇宙ミュージアム・TeNQ(テンキュー)

遠くて美しい宇宙の世界

  • 写真:jihen2

東京ドームとJR水道橋駅の間という都心のど真ん中にある、天文系のミュージアム。プラネタリウムはもちろん、プロジェクションマッピングを用いた映像コーナー、宇宙を体感できるフォトスポットなど、多彩なコンテンツが詰まっています。

都内でプラネタリウムが見られる場所は他にもありますが、遠い宇宙のこと、天体のことを知るという点ではここが一番だと思います。というのも演出のキレイさが魅力で、特に星や宇宙が好きな人にはたまらない空間です!

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2

展示の見どころ

展示コーナーはひとつひとつ違った見せ方で、それぞれとってもオシャレ。NASAの他にもたくさんある宇宙に関する仕事の紹介や、普段の暮らしと同じことを宇宙でやったらどうなるか?など、オシャレな中に未知の世界が広がっています。

  • 写真:jihen2
  • 写真:jihen2

個人的には、サインやインテリアに逐一遊び心があるのも見どころのひとつです。宇宙という遠い世界を、少しだけ身近に感じることのできるユニークなスポットです。

【閉館】宇宙ミュージアムTeNQ
神楽坂・飯田橋・後楽園
住所:東京都文京区後楽1丁目3−61 東京ドームシティ 黄色いビル地図で見る
電話:03-3814-0109
Web:http://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/

4.とにかくゴージャス!迎賓館赤坂離宮

実は誰でも見学できる、国の施設

  • 写真:jihen2

国賓をもてなすための内閣府管理の施設で、四ツ谷駅から歩いて10分ほどのところに正門があります。ここから入る前庭は、無料で誰でも見学可能。こんな広いエントランスと、威厳ある館。これだけでも特別感があります。

贅をつくした本館内部

本館には、さらに10分ほど歩いた西門から入ります。しかし注意点として、本館見学は2ヶ月くらい前にネットで申し込むか、当日配布された整理券が必要になります。1年のうち閑散期にはどちらも無くても見学可能になるので、個人的にはそこが狙い目です(HPで随時お知らせされます)。

  • 写真:jihen2シンプルで品のある正門
  • 写真:jihen2ゴージャスで紋入りの本館正面入口

内部はそれはそれは豪華で威厳のある内装!撮影NGですが、HP内に「迎賓館赤坂離宮写真集」というページがあり、概要がわかります。

国賓をもてなすというのがどういうことか、肌で感じることができる迎賓館。写真ではわからない、圧倒されるような規模感と繊細な装飾は、ぜひ足を運んで見る価値のあるものです!

迎賓館 赤坂離宮
四ツ谷・市ヶ谷・麹町 / 建造物 / 穴場観光スポット / 一人旅 / 雨の日観光 / 穴場デートスポット / インスタ映え / 歴史的建造物
住所:東京都港区元赤坂2-1-1地図で見る
電話:03-5728-7788(代表)
Web:https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/

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この記事を書いたトラベルライター

プランナー 兼 トラベラー / 旅のきっかけをつくるひと
内装やイベントブース設営の仕事をしながら、世界各地へ旅に出ています。旅のキーワードはアートとデザイン、雑貨、世界遺産。
いろいろな国の文化や芸術が好きすぎて世界遺産検定1級とりました。
カナダ・トロント→なんちゃって世界一周→再び日本。

素敵な旅づくりのきっかけになるような情報と魅力を紹介していきたいと思います。
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