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スミソニアンの人気TOP3ミュージアムはこれだ!航空宇宙博物館・自然史博物館・ナショナルギャラリー(ワシントンD.C.)

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2020年3月25日更新

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スミソニアンで最古!【国立自然史博物館 National Museum of National History】

スミソンの遺言通りに、スミソニアン協会が初めて創立したミュージアムが【国立自然史博物館 National Museum of National History】。ここのテーマはズバリ「地球」

これまで研究されてきた自然界のコレクション数は、スミソニアンの博物館の中でもダントツに多い 1億2,600万点 というから驚きです。そんな莫大な数の展示の中でも、押さえるべき3つの展示はコチラ!

1:ロタンダのアフリカゾウ

入口を入ってすぐのロタンダは1F〜3Fが吹き抜けになっており、巨大なアフリカゾウ の剥製がとんでもない存在感。1955年に捕獲されたもので、これまで捕獲されたゾウの中では最大だそうです。そこから見渡せる建物内の雰囲気も良く、写真映えすること間違いなしです。

2:恐竜の化石

化石の展示は、太古の植物や生物などあらゆるものがありますが、中でもやはり一番人気が高いのは 恐竜の化石!人類の歴史はまだ1億年も経っていませんが、恐竜は突然の絶滅まで 1億4,000万年 ものあいだ、地球に君臨していた生物です。

見応えがあるのは、超巨大な骨格の復元。下から見上げても迫力ありますし、中階から見下ろすこともできますヨ。

3:宝石コーナー

2Fにある宝石コーナーには色とりどりの鉱物や宝石がありますが、中でも注目すべきは、ブルーダイヤの「Hope Diamond ホープダイヤモンド」。有名な映画『タイタニック』にも引用されており、いつも大勢の人が集まっています。現在は 45.52カラット ですが、17世紀に見つけられた時は 112.18カラット もあったんだそう!

余談ですが、「Hope ホープ」という名称は「希望」という意味ではなく、1830年から長く所有していたイングランドの「ホープ家」に由来します。“ホープの呪い” という都市伝説のようなものがありますが、ホープ家もこのダイヤを所有してからホープの死、そして破産という運命をたどりました。

スミソナイトも見つけてみよう!

もし余裕があれば、冒頭にご紹介した、スミソンが発見した鉱物「Smithonite スミソナイト」も見つけてみてくださいネ。上記写真の中央少し左上にある、少し灰色がかったエメラルドグリーンの鉱石です。

【国立自然史博物館 National Museum of National History】についての詳細の記事もぜひチェックしてみてくださいね。

国立自然史博物館
アメリカ / 博物館・美術館 / 博物館
住所:10th St. & Constitution Ave. NW, Washington, DC 20560地図で見る
Web:http://naturalhistory.si.edu/

ワシントンD.C.で一番見応えのある美術館【ナショナル・ギャラリー National Gallery of Art】

ワシントンD.C.にはたくさんの美術館がありますが、一番人気がある美術館は、スミソニアンにある広大な建物の【ナショナル・ギャラリー National Gallery of Art】

収蔵しているコレクションは、約 11万6,000点 というからそのスケールの大きさが伺えます。しかも、これらは国が購入費用は出しておらず、全て個人からの寄贈や、寄付金で購入したものというからスゴイ!

ちなみに、ナショナル・ギャラリーはスミソニアンにありながら、実はスミソニアン協会には属していないんです。運営組織が違うからなのですが、他のミュージアムと同様、無料 で観賞できます。

西館が一番おすすめ

本館である「西館」、新館である「東館」、そして外には「彫刻庭園」があり、全部巡るには相当時間がかかるので、限定するとしたら「西館」がオススメです。

中でも イタリア絵画 は素晴らしいものがあります「Ginevra de' Bemch(ジネブラ・デ・ビンチの肖像)」は、「モナ・リザ」で有名な「レオナルド・ダ・ビンチ」の、ヨーロッパ以外にある唯一の作品で必見!

その他にも、17世紀のオランダやフランドル(レンブラント、フェルメールなど)や、日本でも人気の高い19世紀フランスのミレー、ドガ、ルノワール、モネ、マネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンといった印象派の名作もたくさんあります。

関連記事に【ナショナル・ギャラリー National Gallery of Art】の、その他の作品について、もっと詳しくご紹介しています。

ナショナルギャラリー
アメリカ / 博物館・美術館
住所:6th & Constitution Ave NW, Washington, DC 20565地図で見る
Web:http://www.nga.gov/content/ngaweb.html

最後に・・・

これらの世界的にもクオリティの高いミュージアムが “無料” で入場できるなんて、本当に驚きです。全部周りたくなりますが、スミソニアンのこの3つのミュージアムを押さえておけば、まず間違いなく楽しめます!

今回は抜粋してご紹介していますが、もちろん他にも見応えある展示はたくさんありますので、時間の許す限り、充実な時間をすごしていただければと思います。

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
http://blog.goo.ne.jp/makiko0213ha

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