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イタリアの季節と気候の特徴
イタリア随一の観光都市「ローマ」、北イタリアにある人気の観光都市「ミラノ」と「フィレンツェ」、「ベネチア」の季節と気候の特徴についてご紹介します。
ローマの季節と気候の特徴
ローマは過ごしやすい地中海性気候で、日本とおなじように四季がはっきりしています。気温も東京と似ていますが、最低気温に関しては東京よりも少し低い傾向にあり、朝晩は肌寒さを感じることもあります。四季はあっても日本のように梅雨がないため、年間の降水量は比較的少ないです。また日本に比べて日没が遅く、5月から8月にかけては21時ごろまで明るいのも特徴です。
春(3月~5月) | 日本の春のような気候で過ごしやすい。 |
夏(6月~8月) | 40℃近くまで気温が上昇する日もあり暑いが、湿度が低くカラッとした暑さ。 |
秋(9月~11月) | 不安定な天気で、10月〜11月は雨が多い。 |
冬(12月~2月) | 東京の冬と同じような寒さ。 |
ミラノの季節と気候の特徴
地中海性気候に属するミラノは、日本と同じように四季があります。夏は30℃を超える日もあり暑いですが、湿度が低いため日本の夏ほどの暑さは感じず、日陰では涼しさも感じます。冬はとても寒く曇りがちの日がつづき、霧が出ます。
時期 | 気候の特徴 |
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春(3月~5月) | 4月を過ぎると徐々に暖かくなってきます。天気が変わりやすい。 |
夏(6月~8月) | 30℃を超える日があるが湿度が低く、日本の夏より過ごしやすい。 |
秋(9月~11月) | 10月に入ると朝晩に寒い日が増えてきます。 |
冬(12月~2月) | 極寒。曇りがちで霧が出ます。 |
フィレンツェの季節と気候の特徴
温暖湿潤気候 と地中海性気候が混在するフィレンツェの気候は、日本の気候と似ており、はっきりとした四季があります。ただ一年を通して湿度が低いため、夏は気温の割に涼しく感じ、冬は寒く感じどんよりとした日がつづきます。また1日のなかで気温差がはげしく、夏でも体温調節できる服があると便利。
時期 | 気候の特徴 |
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春(3月~5月) | 4月ごろから暖かくなっていきますが、朝晩は冷え込みます。 |
夏(6月~8月) | 30℃を超える日がつづくが湿度が低く、日本の夏より過ごしやすい。 |
秋(9月~11月) | 10月に入ると徐々に涼しくなり、朝晩は冷え込みます。晩秋は雨も増えます。 |
冬(12月~2月) | 乾燥しており曇りがちのどんよりとした天気がつづきます。 |
ベネチアの季節と気候の特徴
ベネチアは日本のようにはっきりとした四季があり、一年を通して東京より気温が低い。北海道の利尻島と同じような緯度にありますが、海洋性気候のため緯度ほどは寒くはありません。夏は東京より雨が少なく過ごしやすいですが、冬は東京より雨が多い。また1日のなかで気温差があります。
時期 | 気候の特徴 |
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春(3月~5月) | 日本の春と同じような気候です。 |
夏(6月~8月) | 夏日がつづきますが湿度が低く過ごしやすい。しかし日差しは強いです。夜21時ごろまで明るい。 |
秋(9月~11月) | 10月までは日本の秋のような気候ですが、11月からは冬の寒さ。 |
冬(12月~2月) | 厳しい寒さで日も短い。霧も多くなります。 |