学問の府、東京大学。三四郎池や赤門がある本郷キャンパスが有名です。その本郷キャンパス内に甘味処があるのはご存知でしたか?実は、大門の高級料亭「くろぎ」の姉妹店である「廚菓子くろぎ」が入っているんです。廚菓子くろぎでは、夏にぴったりでフォトジェニックな絶品かき氷が提供されています。まだまだかき氷ブームが続くこの夏、かき氷好き、フォトジェニック好きなあなたに食べていただきたいかき氷をご紹介します!
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絶品かき氷…やっぱり並ぶの!?
筆者がかき氷を求めて廚菓子くろぎに到着したのは日曜日の11:00過ぎ。全然並んでいない!と心の中でガッツポーズしたのも束の間、入口に立っていた店員さんから「ただいまお店のご利用はだいたい2時間待ちとなっております。」という説明が…。
待っている間、行列に並ぶ必要はなし
待つことを伝えると渡されるのが、ウェイティングカード。そのカードに氏名と電話番号を記入して店員さんに返せば、席の準備ができた時に電話をくれるというシステムです。だから全く待ちの行列がなかったんですね!
そして注意してほしいことが、電話をもらってから1時間以内に来店すること。それ以上遅れると席は確保されないので気をつけてください。とはいえ、大学構内にあるという特別な事情もあるからだとは思いますが、暑い中行列に並ばなくていいのは有難い限りですね。
待ち時間中にかき氷が売り切れる可能性について
どこか涼しい所で時間を潰して電話を待っていればいいだけということが判明すると、あとはかき氷が売り切れにならないかだけが唯一の心配。それについて店員さんに確認してみたところ、期間限定かき氷は売り切れになる可能性があるものの、定番の黒みつきなこのかき氷であれば大丈夫とのことでした。
待つこと約2時間…ようやく実食!
11:00過ぎにウェイティングカードを受け取った後、お店から電話が来たのは13:00前。13:30頃に再びお店に行き、黒みつきなこのかき氷と期間限定の枝豆みるくのかき氷を、どちらも単品で注文しました。
黒蜜きなこ
黒みつきなこは上にかけられたクリームが濃厚で、ナッツの食感が良いアクセントになっています。食べ進めていくと中から餡子が登場するので、飽きずに食べ進めることができます。
枝豆みるく
枝豆みるくは枝豆の香りのお蔭か、黒みつきなこよりもかなりあっさりとした味に仕上がってします。
廚菓子くろぎでは、一人ワンオーダーがルール
一人ワンオーダー制なので、2人で行って1つのかき氷をシェアしたい場合は、かき氷1つの他にもう1品注文しないといけません。かき氷の量は多く、食べ終わった頃には体が多少なりとも冷えると思うので、温かいお抹茶を一緒に注文するのがおススメです。
廚菓子くろぎへのアクセス
廚菓子くろぎは、本郷消防署の隣にある入口から入ってすぐ左側にあります。かなり控えめな入口なので、見落としてしまわないように注意が必要です。
本郷消防署から行けば迷わずに辿り着ける
本郷消防署を目指してキャンパスの外を歩くと、簡単にたどり着くことができます。キャンパス内は色々な学部の建物があってどこを歩いているのか分からなくなってくるので、方向音痴の方にはキャンパス内の移動はお勧めできません。
余談ですが、廚菓子くろぎに向かう道中、いかにもコーヒーが美味しそうなお店が…。「アンモナイト コーヒー マーケット」という珈琲専門店でした。筆者はこのお店があまりにも気になって、待ち時間を利用してここにお邪魔してしまいました!
【注意】東大キャンパス内を移動して向かうと迷う可能性も
筆者が初めて訪れた時のこと。東大の中にあるという理由だけで、とりあえず赤門から東大に入ってキャンパス内を移動してお店まで行こうとした結果、東大の中で見事に迷ってしまいました…。東大って広いんだなというのを実感した瞬間でした。
週末は静かで落ち着いた雰囲気
キャンパス内といえども構内の端に位置するためか、週末は静かで落ち着いた雰囲気でした。お店の外にも席があり、すぐ横を人が通っていきますが、筆者が訪れたのが週末で学生の人通りが少なかったからか、人目や通行人の数は気になりませんでした。
まとめ
2017年になってもブームに衰えの兆しが見られないかき氷。学問の府、東京大学で和を感じるかき氷をいただいてみてはいかがでしょうか?期間限定かき氷の詳細は、廚菓子くろぎのFacebookで確認できます。