今回ご紹介するのは、東京・北千住駅から徒歩で巡礼可能な、半日コースの七福神めぐりです!七福神は、庶民の身近なところにいて暮らしに幸運をもたらすと言われていることから、縁起のよい神様として知られ、各地域の神社やお寺に祀られています。現在の七人の神様に落ち着いたのは、江戸時代中頃。実は、恵比寿天を除いた神々は、インドや中国からやってきており、国際色が色濃く残っています!千住地区では、どのような七福神めぐりが楽しめるのか、早速みていきましょう!
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千寿七福神めぐりは、いつどこでできるの?
千寿七福神めぐりは北千住駅スタートがおすすめ
千寿七福神めぐりは、東京・北千住駅からスタートするのが便利。
北千住駅は、JR常磐線、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)、東京メトロ日比谷線、東京メトロ千代田線、つくばエクスプレスと多くの路線が通っており、非常にアクセスしやすい駅です。
お正月には恒例のイベントに!
千寿七福神めぐりは、年間を通して可能です。特にお正月の時期は、恒例のイベントとなっており、多くの参拝者が訪れます。
お正月にお参りした証として、お正月限定の御朱印を頂くこともできます。(今回掲載している御朱印の写真は、お正月限定バージョンです。)
半日あれば時間は十分!
所要時間はおよそ4時間ほどです。筆者は休憩なし、ゆっくり歩いてじっくり参拝しましたが、4時間でめぐることができました。
北千住のほかの観光スポットを挟んだり、ランチを途中で入れても、楽しい時間になることと思います。
それではさっそく七つの神社をご紹介いたします!
七福神その一 大川町氷川神社の「布袋尊さま」
「差しのべる慈悲の心に布袋尊さま」と言われる、来福の神様です。
大川町氷川神社
鎌倉時代の永仁年間(1293年)創建です。境内には、富士山を小さく模した富士塚があり、実際に登って楽しむことができます。
荒川近くの落ち着いた雰囲気が魅力
大川町氷川神社は、荒川近くの住宅街に位置しています。日当たりと風通しが良く、自然をじっくりと感じることができます。
七福神その二 元宿神社の「寿老神さま」
「弱者に思いやる心に寿老神さま」と言われる、ぼけ封じの神様です。
元宿神社
1573年に鈴木印幡貞宗の子左衛門信義が陸羽街道「元宿」を開拓、1574年に八幡社を奉斎したのが元宿神社の起源と言われています。
明治末年には、千住四丁目氷川神社に合祀され、昭和5年には地元の稲荷神社と合わせて分離独立、元宿神社へとなりました。
すぐ近くには銭湯も?
そこまで大きくない元宿神社は、住宅街にひっそりと位置しています。近くには、住民の方に愛されている、昔ながらの銭湯(タカラ湯)があります。
- タカラ湯
- 柴又・亀有・北千住 / その他温浴施設 / 銭湯
- 住所:東京都足立区千住元町27-1地図で見る
- 電話:03-3881-2660
- Web:http://slowtime.net/takarayu/
七福神その三 千住神社の「恵比寿天さま」
「ニコニコと笑う門に恵比寿天さま」と言われる、願かけの神様です。
千住神社
平安時代の延長四年(926年)、千崎稲荷として祀られたのが千住神社の始まりです。弘安二年(1279年)には、氷川神社が勧請されました。
明治になると両社を合併し、大正には千住神社とされました。現在の本殿は、昭和33年の造営です。
広い境内と富士塚が特徴
千住神社は、千寿七福神めぐりで訪問する神社のなかで、最も敷地が広い境内を持ちます。本殿に伸びる長くてまっすぐな道は、歩くだけで清らかな気持ちになります。
また、立派な富士塚があるのも特徴です。しかし夏にならないと山開きには…ならないようですね!
恵比寿天さまは、願かけの神様です。恵比寿天さまの像を、くるくると回しながら願かけができる仕掛けになっていますので、訪問の際は、ぜひお試しください。