諸説あり！世界三大美術館・世界四大美術館（博物館）に数えられる有名美術館・博物館を一挙紹介

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• 世界三大美術館に数えられる美術館一覧
•    ルーブル美術館（フランス・パリ）
•    メトロポリタン美術館（アメリカ・ニューヨーク）
•    エルミタージュ美術館（ロシア・サンクトペテルブルク）
•    プラド美術館（スペイン・マドリード）
• 世界四大美術館（博物館）に数えられる美術館・博物館一覧
•    国立故宮博物院（台湾・台北）
•    大英博物館（イギリス・ロンドン）

世界三大美術館に数えられる美術館一覧

諸説ある世界三大美術館ですが、おおむね以下の4つの美術館が挙げられる傾向にあります。

• ルーブル美術館（フランス・パリ）
• メトロポリタン美術館（アメリカ・ニューヨーク）
• エルミタージュ美術館（ロシア・サンクトペテルブルク）
• プラド美術館（スペイン・マドリード）

どの説でもルーブル美術館は確実に世界三大美術館の一つとして数えられているものの、他の3つの美術館は説によって入れ替わりがあるよう。4つの美術館を以下にご紹介します。

ルーブル美術館（フランス・パリ）

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年間800万人が訪れる世界一来訪者数が多い美術館。ルネサンス様式の豪華絢爛なルーブル宮殿をそのまま美術館として利用しており、建物そのものが世界最大級の史跡でもあります。

• 出典：tripnote.jpミロのヴィーナス
• 出典：tripnote.jpモナ・リザ

展示スペースは6万平方メートルと大変広く、展示されている作品数は3万5千点とも言われます。『ミロのヴィーナス』や『モナ・リザ』などの有名な作品が数多く展示されていますが、「代表的な作品だけでも観ておきたい！」という方は、おおよその目安として、頑張れば2時間ほどで回れます。ちなみに7月14日のフランス革命記念日と、11月〜3月の第一日曜日は無料で入館可能です。

メトロポリタン美術館（アメリカ・ニューヨーク）

• 出典：tripnote.jp

ニューヨークのセントラルパークにある、アメリカ最大の美術館です。中世〜近代ヨーロッパ、アメリカ、中東、アジア、古代ギリシャなど、時代と地域ごとにエリア分けされていますが、とにかく広い！330万点を超える膨大な所蔵品のうち10万点が展示されており、一日では周りきれない量なので、見たいものを絞って計画的に周るのがおすすめ。

• 出典：commons.wikimedia.orgデンドゥール神殿　photo by Jean-Christophe BENOIST CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons

ゴッホの『麦わら帽子の自画像』やフェルメールの『水差しを持つ女』をはじめとする有名絵画のほか、エジプトから運んできた『デンドゥール神殿』など、見逃せない展示が揃っています。

エルミタージュ美術館（ロシア・サンクトペテルブルク）

• 出典：tripnote.jpエルミタージュ美術館・回廊

ロシアのエルミタージュ美術館は5つの建物で構成されている広大な美術館で、収蔵作品数はおよそ300万点にのぼります。建物自体も世界遺産に登録されており、館内の装飾を見ているだけで、ロシアらしさを感じられる場所でもあります。

• 出典：commons.wikimedia.orgブノワの聖母
• 出典：commons.wikimedia.orgリッタの聖母

エルミタージュ美術館の収蔵作品の中でも特に有名なものといえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの『ブノワの聖母』と『リッタの聖母』。他にもルーベンスの『大地と水の結合』や、ルノワール 『ジャンヌ・サマリーの肖像』など、名画が多数展示されています。

なお、見学の際はコートを含め荷物はクロークへ預ける必要があります。クロークは、特にお昼頃から大混雑するので、午前中早めに行って、ささっと周ってしまうのがオススメです。また、写真や動画撮影は別料金（カメラに貼る許可証のシール代が必要）ですので、チケットと一緒に購入しましょう。

プラド美術館（スペイン・マドリード）

• 出典：tripnote.jp

プラド美術館は世界最大級の国立絵画美術館。コレクションはスペイン王家の人々が収集した絵画や彫刻が中心で、所蔵数は絵画8,600点、彫刻700点以上にのぼります。

• 出典：commons.wikimedia.org裸のマハ

展示されているのは所蔵品のごく一部だそうですが、ルーベンスの『三美神』、ゴヤの『裸のマハ』、ベラスケスの『宮廷の侍女たち』と、名前を挙げたらキリがないほどの大作ぞろいです。

世界四大美術館（博物館）に数えられる美術館・博物館一覧

一方で世界四大美術館となると、なぜか博物館も仲間入り。世界三大美術館に数えられている4つの美術館に、2つの博物館が加わり、以下の6つの美術館・博物館が候補に挙げられる傾向にあります。

• ルーブル美術館（フランス・パリ）
• メトロポリタン美術館（アメリカ・ニューヨーク）
• エルミタージュ美術館（ロシア・サンクトペテルブルク）
• プラド美術館（スペイン・マドリード）
• 国立故宮博物院（台湾・台北）
• 大英博物館（イギリス・ロンドン）

世界三大美術館候補の4つの美術館はすでに紹介しましたので、ここでは国立故宮博物院、大英博物館をご紹介します。

国立故宮博物院（台湾・台北）

• 出典：tripnote.jp

世界一の中国美術工芸が集められているということで有名な「国立故宮博物院」。収蔵品は70万点にも及び、博物館には厳選された約4,000～5,000点の作品が常時展示されています。展示品は彫刻・絵画・書道・陶器・翡翠、象牙彫刻など多岐にわたり、日本語音声ガイドの貸出も行われているので、作品について深く知ることができます。

• 出典：commons.wikimedia.org

特に、誰でも一度は美術の教科書で見たことがあるであろう、翡翠で作られた『白菜』の作品は必見です。また地下一階のミュージアムショップにはセンスのいいアイテムが並び、台湾のお土産さがしにもおすすめ。

大英博物館（イギリス・ロンドン）

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世界の民族資料から考古学的価値の高い古代の出土品まで、貴重な文化遺産となる所蔵品の数は800万点ともいわれる「大英博物館」。一般公開されているのはそのわずか2％ほどですが、それでも1日ではすべて見られないほど、その数は膨大です。事前に見るべきもの、見たいものを調べておくと、効率よく館内を巡ることができますよ。

• ロゼッタストーン

数々の貴重な展示品のなかでも、エジプト考古学史上最重要な発見とされる『ロゼッタストーン』と、ギリシャの『パルテノン神殿』を飾った大理石彫刻は、ぜひ忘れずに見て来てくださいね。