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【16】メディチ家礼拝堂 ／ サン・ロレンツォ教会
サン・ロレンツォ教会の外観
「メディチ家礼拝堂（Cappelle Medicee）」は、メディチ家の教会とも呼ばれる「サン・ロレンツォ教会（Basilica di San Lorenzo）」に付属している建物です。「新聖具室」と「君主の礼拝堂」と呼ばれる2棟の建物に分かれており、これらを総称して「メディチ家礼拝堂」と呼ばれています。
ドームに覆われたメディチ家礼拝堂の「君主の礼拝堂」- 「君主の礼拝堂」内部
「君主の礼拝堂」は、メディチ家出身で代々のトスカーナ大公とその家族が眠るお墓。8角形建物は、幅28m、高さ59m。フィレンツェではドゥオーモの丸屋根に続いて、2番目の大きさを誇ります。数百種類にも及ぶといわれている色彩豊富な大理石と貴石が贅沢にあしらわれた豪華な空間は、一見の価値ありです！
「新聖具室」はミケランジェロによって設計された建物。ロレンツォ2世とジュリアーノのお墓がある他、ミケランジェロ作の『曙（女性像）』『黄昏（男性像）』『昼（男性像）』『夜（女性像）』の4つの彫刻が飾られています。
- サン・ロレンツォ教会
- イタリア / 社寺・教会 / 教会
- 住所：Basilica di San Lorenzo, Piazza San Lorenzo, 9, 50123, Florence, Italy地図で見る
- メディチ家礼拝堂
- イタリア / 社寺・教会
- 住所：Piazza di Madonna Degli Aldobrandini 6, 50123, Florence, Italy地図で見る
- Web：http://www.cappellemedicee.it/
【17】サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
- 出典：tripnote.jpサンタ・マリア・ノヴェッラ教会外観
「サンタ・マリア・ノヴェッラ教会（Basilica di Santa Maria Novella）」は、左右対称、幾何学模様が施されたルネサンス様式の代表的な教会です。13世紀に、ドミニコ派の僧侶により建立されました。
- 出典：tripnote.jp身廊(中央通路)には、イタリア人画家ジョット作「木製の十字架」が吊り掛けられています。
- 出典：tripnote.jp側廊（礼拝堂の端）は装飾で埋め尽くされています。
こじんまりとした外観ですが、内部は色彩豊か。壁・床・天井は、装飾壁で彩られています。これがルネサンス様式の特徴です。回廊のあらゆる場所にもキリストが掲げられ、上下左右見渡す場所のほとんどが、装飾されています。
- 出典：tripnote.jp
- 出典：tripnote.jp
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会は、ルネサンス期の宗教・芸術を象徴する場所として、現代まで大切に受け継がれています。アクセスは、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からすぐの場所にあります！
- サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
- イタリア / 教会
- 住所：Piazza di Santa Maria Novella, 18, 50123 Firenze FI, イタリア地図で見る
- 電話：055 219257
- Web：https://www.smn.it/en/
【18】サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に隣接している「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局（Officina Profumo-Farmaceutica di Santa Maria Novella）」は、現存する世界最古の薬局の一つであると言われています。1221年、フィレンツェのドメニコ派の修道士たちが、修道院内で使うための薬や香油などの調合をしていたのが始まりでした。
現代でもその伝統を受け継ぎ、フィレンツェ近郊の丘で栽培した薬草などの天然原料にこだわった、手作りの製品を扱っています。店内には、香水、純粋エッセンス、石鹸、シャンプー類、ボディケア、フェイスケア商品などが揃っている他、フィレンツェの姉妹都市である京都をイメージした香水もあります。
子ども用に特別に開発された商品もあり、世界中から多くのファンが集まる大変人気の高い薬局です。
- サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
- イタリア / ドラッグストア
- 住所：Via della Scala, 16, 50123 Firenze FI, Italy地図で見る
- Web：https://www.smnovella.com/
【19】サン・マルコ美術館
12世紀に建てられた修道院をそのまま美術館として利用しているのが「サン・マルコ美術館（Museo di San Marco）」です。そのため、普通の美術館とは違った厳粛な雰囲気のなかで作品を鑑賞することができます。
- フラ・アンジェリコの『受胎告知』
サン・マルコ美術館といえば、フラ・アンジェリコの『受胎告知』が有名です。館内の1階から2階へと階段を登った先、目の前にどどんと現れます。天使ガブリエルが聖母マリアにキリストを妊娠したことを告げているシーンが描かれており、貴重な作品を間近で鑑賞することができます。
その他にも、いくつも並ぶ小さな部屋に描かれたフレスコ画など、見応え十分な美術館です。
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【20】ベネチア
「ベネチア（Venezia）」といえば「水の都」と、すぐに頭に思い浮かぶほどに水のイメージが強い街です。その表現通り、街全体に水路が張り巡らせており、とても入り組んでいます。その水路と歴史あるレンガ造りの建造物が織りなす景色が、ベネチアならではでまた格別です。
市内の移動は、水上バスや水上タクシーといった船での移動がメインとなり、他の都市とはまた違った経験ができます。また、観光するならゴンドラには一度乗ってみたいものです。ハネムーンで訪れる人も多いことが頷ける、ベネチアならではのロマンティックな体験ができますよ。
- フィレンツェからの移動時間目安：高速鉄道で約2時間〜
