モネの『睡蓮』を所蔵している「アサヒビール大山崎山荘美術館」や、百人一首について展示する「嵯峨嵐山文華館」、まるでイギリスのような「ドゥリムトン村」など、知る人ぞ知るお寺や神社以外の京都の穴場観光スポットをご紹介します。
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1.アサヒビール大山崎山荘美術館
- 出典:tripnote.jpphoto by くんぬんさん
加賀正太郎という趣味人の大富豪が、イギリスのウインザー城から見た風景に山崎の景観が似ていると、この地を選んで建てた美術館。日本でも人気の高い印象派の巨匠クロード・モネの『睡蓮』を所蔵していることで知られています。
また、日常的な暮らしの中で使われてきた伝統的な手仕事の日用品の中に「用の美」を見出した、”民藝運動”の作家の作品も多く所蔵しています。
- アサヒビール大山崎山荘美術館
- 宇治・長岡京・木津川 / 穴場観光スポット / 美術館
- 住所:京都府乙訓郡大山崎町大山崎銭原5−3地図で見る
- Web:https://www.asahibeer-oyamazaki.com/
2.日本の鬼の交流博物館
- 出典:tripnote.jpphoto by ちびすけさん
全国各地の鬼にまつわる伝統芸能、世界の鬼面などの展示や、大江山の鬼伝説の紹介などを通して、「鬼」について学ぶことができる、ユニークな穴場の博物館です。博物館の前庭には「世界一の鬼瓦をつくろう」を合言葉につくられた高さ5m、重さ10tの「大江山平成の大鬼」が展示されており、存在感に圧倒されます。
- 日本の鬼の交流博物館
- 綾部・福知山 / 博物館 / 子供が喜ぶ / 穴場観光スポット
- 住所:京都府福知山市 大江町仏性寺909地図で見る
- 電話:0773-56-1996
- Web:https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/onihaku/index.h...
3.陶板名画の庭
- 出典:tripnote.jpphoto by nanchitteさん
モネの『睡蓮』やミケランジェロの『最後の審判』などの名画を、ほぼ原寸大の陶器の板に描いた“陶板名画”が展示されているミュージアム「陶板名画の庭」。雨や風にも耐えられる陶板なので、展示は全て屋外にあります。
- 出典:tripnote.jp
建物のデザインは、建築家の安藤忠雄氏が手がけたもの。コンクリートを基調とした、シンプルかつスタイリッシュな空間が絵画を引き立てています。アート・建築に興味のある方におすすめの穴場スポットです。
- 陶板名画の庭
- 下鴨・北白川・平安神宮 / 穴場観光スポット / 美術館
- 住所:京都市左京区下鴨半木町 陶板名画の庭 (京都府立植物園北山門出口東隣)地図で見る
- 電話:075-724-2188
- Web:http://kyoto-toban-hp.or.jp/
4.京都嵐山オルゴール博物館
- 出典:tripnote.jpphoto by mの記録( ´∀`)さん
ヨーロッパの貴重なアンティークオルゴールをはじめ、2,000点ものコレクションを収蔵する京都嵐山オルゴール博物館。そのうち約150点のオルゴールを常時展示しています。オルゴールの音色を聴きながら眺めるプラネタリウムや、アンティークオルゴールの演奏を聴けるオルゴールカフェなど、展示以外の施設も充実。
またオルゴールを販売するショップも併設されており、世界最高峰と言われるスイスの老舗オルゴールメーカー・リュージュ社の製品のほか、日本製のオルゴールなど各種オルゴールを購入できます。
- 京都嵐山オルゴール博物館
- 嵐山・嵯峨野・太秦・桂 / 博物館 / 子供が喜ぶ / 穴場観光スポット
- 住所:〒616-8375 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺立石町1−38地図で見る
- Web:http://www.orgel-hall.com/
5.京都府立堂本印象美術館
- 出典:tripnote.jpphoto by skelligさん
大正から昭和にかけて活躍した京都出身の日本画家・堂本印象が、昭和41年(1966年)に自ら建てた個人美術館。ヨーロッパで見学した美術館を参考に、外観から内装まで、すべてのデザインを印象自身が手がけています。
2018年3月、「入りやすく親しみやすい美術館」をコンセプトに施設をリニューアル。屋外スペースの新設、カフェやミュージアムショップは入場券無しで利用できるようになるなど、よりオープンな美術館へと生まれ変わっています。
- 京都府立堂本印象美術館
- 今出川・北大路・北野 / 雨の日観光 / 美術館
- 住所:京都市北区平野上柳町26-3地図で見る
- 電話:075-463-0007
- Web:http://insho-domoto.com/index-j.html
6.宇治茶の郷 和束の茶畑
和束町(わづかちょう)は、京都府南東部にある町です。人口は約3,400人で、小高い山に囲まれた中心部を和束川が流れ、のどかな景色が広がっています。
和束町では古くからお茶の栽培がさかんで、京都のブランド茶「宇治茶」の4割弱を生産するなど、お茶の町としても知られています。町内のあちこちに広がる茶畑を眺めながら、のんびりお散歩してみては。
- 宇治茶の郷 和束の茶畑
- 宇治・長岡京・木津川 / 自然・景勝地 / 穴場観光スポット
- 住所:京都府相楽郡和束町大字撰原小字松ノ尾 宇治茶の郷 和束の茶畑地図で見る
7.嵯峨嵐山文華館
- 出典:tripnote.jp
嵐山で誕生したと伝えられる、百人一首について展示する博物館です。1階の常設展「百人一首ヒストリー」では、小倉百人一首の誕生から、現代の競技かるたに至るまでの流れをわかりやすく解説。そして2階は120畳の畳のギャラリーとなっており、嵐山や京都にゆかりのある日本画を、さまざまな切り口で紹介する企画展を開催しています。
庭に面したテラス部分には、「祇園おくむら」がプロデュースするカフェ「嵐山 OMOKAGEテラス」を併設。見た目にも美しい「嵐山御膳」やスイーツなどがいただけます。
- 嵯峨嵐山文華館
- 嵐山・嵯峨野・太秦・桂 / 博物館 / 穴場観光スポット
- 住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11地図で見る
- 電話:075-882-1111
- Web:https://www.samac.jp/
8.福田美術館
- 出典:tripnote.jp
2019年にオープンした福田美術館は、オーナーが15年の間に収集した江戸から近代にかけての絵画がコレクションされています。特に京都画壇の画家には力をいれているそう。
- 出典:tripnote.jp
ガラス張りの特徴的な建物で、ガラスには“網代”という日本の伝統的な模様を元にしたデザインが施されています。網代は、竹や木で編まれた器などでよく見かける模様。展示室にもこだわりがあり、室内は蔵をイメージした内装で、展示ガラスは継ぎ目がほとんど見られない92%の高透過率のドイツ製となっています。
- 福田美術館
- 嵐山・嵯峨野・太秦・桂 / 穴場観光スポット / 美術館
- 住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16地図で見る
- Web:https://fukuda-art-museum.jp/
9.霧のテラス
亀岡市にある、標高412mの竜ヶ尾山山頂に設けられたテラス。晩秋から早春にかけて、亀岡盆地を覆う「丹波霧」の風景を眺められる穴場の絶景スポットです。雲海が見られる時間は、日の出からおおむね午前中の早い時間にかけて。
観光協会が設置しているライブカメラで現在の様子が見られるので、発生状況を確認してから訪れてみてくださいね。
10.大河内山荘庭園
映画俳優として活躍した昭和の名優・大河内伝次郎氏が造営した山荘で、中門や大乗閣といった庭園内の建築物は国の文化財にも指定されています。庭園は大河内氏自身が30年もの時間をかけて作庭したもので、四季折々の美しさが評判です。
観光客の多い嵐山ですがこちらの庭園まで足を伸ばす人は多くなく、静かな時間を過ごせる隠れた名所となっています。
- 大河内山荘庭園
- 嵐山・嵯峨野・太秦・桂 / 穴場観光スポット / 庭園 / 庭園の名所
- 住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町8地図で見る
- 電話:075-872-2233
- Web:http://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/?id=3683...
11.ドゥリムトン村
- 出典:tripnote.jpphoto by skelligさん
京の奥座敷ともよばれる亀岡市に、パスポート不要のイギリスがあります。それが「ドゥリムトン村」。古き良きイギリスへ足を踏み入れたような町並みは、思わず写真を撮りたくなる風景です。
- 出典:tripnote.jpphoto by くんぬんさん
村内には、本格的なイギリス料理やアフタヌーンティーがいただけるティールームレストラン「ポントオーク」や、一棟貸しのB&B、アンティーク雑貨が揃うショップがあり、レストランは土日祝日限定でライトアップ!結婚式を挙げられる小さな教会もあります。
- 英国村(旧:ドゥリムトン村)
- 亀岡・湯の花 / 貸別荘・コテージ / 女子旅 / インスタ映え
- 住所:京都府亀岡市西別院町柚原水汲12地図で見る
- 電話:0771-27-3004
- Web:https://www.yumemi-factory.com/
12.サムライ忍者体験ミュージアム
- 出典:www.flickr.comphoto by Maikoya Kyoto CC BY-SA 2.0 from flickr
侍と忍者体験ができる日本文化体験施設。侍と忍者に関する展示を見学できるほか、侍・忍者気分を体験できる各種体験メニューも人気です。
侍の武器や甲冑を身につけて撮影が楽しめる「甲冑着用撮影」や、木剣またはレプリカの刀を手に立ち方、刀の抜き方、構え方、そして振り方を学ぶ「侍の刀体験」、忍者コスチュームを着て手裏剣を投げる「忍者手裏剣大会」などが用意されています。
- サムライ忍者体験ミュージアム
- 二条・烏丸・河原町 / 体験・アクティビティ
- 住所:京都市中京区寺町 錦小路下る 東大文字町292 詩の小路ビル2F地図で見る
- 電話:075-585-5410
- Web:https://mai-ko.com/jp/samurai/