トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した徳島県の観光スポットをご紹介します!
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はじめに
この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。
なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら徳島県を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。
1.奥祖谷二重かずら橋
- 出典:tripnote.jp
祖谷のかずら橋から約20km、車で1時間ほど離れた山深い場所にあります。平家の落人が馬場に通うために架けたといわれる橋で、長さ約45mの男橋と、小ぶりで22mの女橋が並んでいることから「夫婦橋(みょうとばし)」とも呼ばれています。
女橋近くには、手でロープを手繰り寄せて進むという珍しい人力ロープウェイ「野猿」があり、実際に乗ってみることができます。
2.鳴門の渦潮
- 出典:tripnote.jp
イタリアの「メッシーナ海峡」、カナダの「セイモア海峡」と並んで世界三大潮流の一つに数えられている鳴門の渦潮。徳島県鳴門市側の浅瀬と兵庫県淡路島側の浅瀬の間に水深100mを超える場所が存在し、そこを流れている水流の速い「本流」が、浅瀬でゆっくりと流れている海水を巻き込むことによって起こる現象です。
一日に2回、浅瀬で穏やかな流れの瀬戸内海(内海)に、太平洋(外海)からやってきた流れの速い海水(本流)が大量に入り込みます。これには干潮・満潮による潮位の差が関係しています。大量に入ってきた海水は約6時間後に大量に出て行く、これを毎日繰り返しているのだそうです。
地球規模で見ると鳴門海峡の出入り口はとても狭いので、周囲の浅瀬の潮流を巻き込みながら入ってくる、あるいは出て行く、これが「渦潮」です。広いところから急に狭いところへ流れ込んだ海水は速度を増して入ってきます。大潮の時は時速20kmとも言われており、これは日本一の速さです。
3.千畳敷展望台
- 出典:tripnote.jp
大鳴門橋の袂にある展望台。大鳴門橋を間近に眺められるだけでなく、タイミングが合えば鳴門の渦潮もこの展望台から見られます。周辺にはお土産物店や飲食店も並んでおり、休日には観光客で賑わうスポットです。
4.大歩危峡観光遊覧船
レストラン「大歩危峡まんなか」から出航している観光船。両岸には結晶片岩がそそりたち、その間をすり抜けるように進んでいきます。船頭さんのガイドを聞きつつ、奇岩や巨石を眺めながら船下りを楽しめるおすすめアクティビティです。乗船時間は30分ほど。かずら橋と並ぶ人気スポットですが、回転率が高いのでそこまで待たずに乗ることができるはずです。
- 大歩危峡観光遊覧船
- 徳島 / クルーズ / 女子旅 / 紅葉
- 住所:徳島県三好市山城町西宇1520地図で見る
- 電話:0883-84-1211
- Web:http://www.mannaka.co.jp/restaurant/excursionship/...
5.鳴門山展望台
標高98mの鳴門山に設置されている展望台。もともと木で作られた展望台でしたが、2019年に鉄筋コンクリート製に作り替えられました。展望デッキの高さは6.48mで、大鳴門橋や淡路島などパノラマの風景を楽しめます。
6.エスカヒル鳴門
鳴門山の中腹〜山上に建つ、2棟の施設の総称。1階の売店棟から山上の展望塔までの間は68mにも及ぶエスカレーターで結んでいます。かなりの急勾配なのでスリルもありますし、ガラス張りなので気分爽快!屋上の展望台へ上がれば、360度の絶景を楽しめますよ。
- エスカヒル鳴門
- 徳島 / 展望・景観 / 渦潮鑑賞 / 展望台
- 住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池地図で見る
- 電話:088-687-0222
- Web:http://www.narutokanko.co.jp/eskahill/
7.新町川水際公園
新町川水際公園では、夜になるとLEDのイルミネーションが美しく輝くため、ちょっとした観光スポットにもなっています。
また、こちらからは、遊覧船「ひょうたん島クルーズ」も運航されています。ひょうたん島と呼ばれる中州を一周するので、船から徳島の市街地を眺められます。所要時間は約30分、料金も300円~とお手頃です。
- 新町川水際公園
- 徳島 / 公園 / 夜景
- 住所:徳島県徳島市南内町2丁目4地図で見る
- 電話:088-621-5295
- Web:http://www.city.tokushima.tokushima.jp/shisetsu/pa...
8.竺和山 霊山寺
「霊山寺(りょうぜんじ)」は、全行程1,460kmにもおよぶ四国八十八ヶ所霊場を巡るお遍路旅の始まりとなる寺です。天平時代に、聖武天皇の勅願により行基菩薩が開きました。こちらのお寺の納経所では、霊場巡りへの準備を整えるため、納経帳や白装束など、お遍路グッズ一式が販売されています。
敷地内の見どころは、600年近い歴史を持つ「多宝塔」や「縁結び観音」。縁結びに関しては男女の関係だけでなく、健康、仕事、幸せなど様々な縁結びにご利益があるとされています。
9.医王山 薬王寺
- 出典:tripnote.jp
薬王寺(やくおうじ)は、美波町にある高野山真言宗の寺院です。四国八十八カ所霊場の第二十三番札所であり、山号は医王山です。御本尊は薬師如来で、厄除けの寺として知られ、多くの参詣者を集めています。
昭和39年に建立された、高さ29メートルの瑜祇塔は、薬王寺のシンボル。瑜祇塔からは、日和佐の街が一望できます。また、こちらでは薬師如来とのご縁を結ぶことができる「戒壇巡り」もできます。