徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市を繋ぐ大鳴門橋の下には、渦の発生地点があります。そのわずか45メートル上から渦を見下ろせるのが“大鳴門橋遊歩道「渦の道」”です!他に大鳴門橋を眺められるスポットもありますので、あわせてご紹介しますね。
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鳴門海峡とは
鳴門海峡は、徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある海峡です。平成30年4月に全線開通20周年を迎えた神戸淡路鳴門自動車道を使えばアクセスもしやすい場所にあります。
世界三大潮流の一つに数えられており、日本百景にも選ばれている「渦潮」が有名で、瀬戸内海と外洋の海潮が干潮時に暗礁と絡み合って出現し、最大時には直径20メートルに達します。
鳴門市では「鳴門海峡の渦潮を世界遺産に!」を合言葉に、積極的にその周囲の整備に取り組まれています。
さぁ!渦潮を目指して歩いて行きましょう
まず駐車場から向かうはこちら。その日の渦潮の見頃時間が書かれていますよ。その時刻を中心に前後1~2時間までが渦潮を見られる最適な時間になります。
歩きはじめてすぐに素敵な景色を見ることができますよ。
個人・団体受付と入場口
受付で入館料を支払います。無料の音声ガイドもありますので、借りるのもいいですね。車椅子やベビーカーも借りることができますよ。
JAFの会員や職場の福利厚生などで入場料金の割引を受けられますのでご確認を。
遊歩道
さぁ!大鳴門橋の橋桁内に設置された遊歩道を鳴門側から淡路側に450メートル歩いて、間近に渦潮を見られる海上散歩を楽しみましょう。
窓から見える景色や潮風が心地良く、ちょうど真上を車が通っているので、何となく足元が揺れる感じがしたり車が通っていそうなかすかな音も楽しむことができます。横の窓からは風が吹きさらしなので、女性はヒラヒラした洋服やフレアースカートだと風であおられてしまうかもしれないのでご注意を!
休憩所
途中に4ヶ所の休憩所がありベンチもありますので、歩き疲れたら座りましょう。それぞれに海が見られる眺望ガラスの床もあります。怖がったり、足がすくんでいる人をウォッチングしているとアッという間に時間が過ぎちゃうかもしれません。
展望室までの距離も書いてありますので、励みにして歩いてくださいね。
特に子どもにとっては怖いようで、5歳くらいの子どもの「帰りた~い!怖い~!」なんて泣きそうな声も聞こえてきました。
渦の道展望室
ゆっくり歩いて約15分で到着する最終地点には、太平洋側も瀬戸内海側も眺められる広いスペースがあります。ベンチも置いてありますし無料の望遠鏡もありますので、遠くの景色もハッキリ見ることができます。
何といってもこの4つの眺望ガラスの床からの眺めが凄い!ぜひご自身の目でご覧になっていただきたいものです。
どうして渦が発生するの?渦が大きく見える時期は?など文章や図で詳しく書いてあるパネルもありますので必見ですよ。
運が良ければ渦潮の近くを通る船も見ることができて迫力満点!船が渦に巻き込まれてしまうのでは?とこちらの方が恐ろしくなる瞬間もあります。渦潮を真上から見たら、次は遊覧船に乗りたくなること間違いなしです。
- 大鳴門橋遊歩道 渦の道
- 徳島 / 展望・景観
- 住所:徳島県鳴門市鳴門町地図で見る
- 電話:088-687-1330
- Web:https://www.uzunomichi.jp/
大鳴門橋を眺められるその他のスポット
時間があれば、ぜひいろんなスポットから大鳴門橋や渦潮を眺めてくださいね。
大鳴門橋架橋記念館 エディ
大鳴門橋と渦潮をテーマにしたミュージアムです。モニターを見ながら釣りを楽しんだり、サイクリングシミュレーション、トリックアートなどで大人も子どもも楽しめます。屋上にあるパノラマ展望ランドからの素晴らしい景色も楽しんでくださいね。
- 大鳴門橋架橋記念館 エディ
- 徳島 / 博物館 / 雨の日観光 / 観光名所
- 住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65地図で見る
- 電話:088-687-1330
- Web:https://www.uzunomichi.jp/eddy/
エスカヒル
エスカヒルの一番の目玉と言えば、68メートルにも及ぶエスカレーターでしょう。かなりの急勾配なのでスリルもありますし、ガラス張りなので気分爽快!高い山の上にあるエスカヒルですので、上りきると絶景を楽しめますよ。
- エスカヒル鳴門
- 徳島 / 展望・景観 / 渦潮鑑賞 / 展望台
- 住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池地図で見る
- 電話:088-687-0222
- Web:http://www.narutokanko.co.jp/eskahill/
鳴門山展望台
エスカヒルのすぐ隣にあります。木で組み立てられた構築物を上ると、そこから大鳴門橋が見られます。お日様が出ている時間帯もいいですが、朝日や夕日を眺めるのも素敵です。
千畳敷展望台
渦の道から歩いて行けますよ。大鳴門橋も近くで大きく見ることができるので記念撮影にピッタリのスポットです。
周りにはお店が立ち並んでいるので、お土産にいい物が見つかりそう。
お茶園展望台
旧徳島藩藩主の蜂須賀氏が鳴門の渦を見るため、茶屋を設けて観潮したのがこちらの場所だそうです。他の展望台からは大鳴門橋を右手側に見ますが、こちらからは左手側に見ることができ、近くの無人島・飛島もよく見えますよ。
おわりに
いかがでしたか?特に春と秋の大潮では大きな渦潮が見ることができ、3月下旬から4月下旬は1年で最も大きいそうなので、その時期を狙ってみるのもいいですね♪そうでなくても、ぜひお天気の良い日におでかけくださいね。素晴らしい景色が見られることでしょう!