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【3】都市巡りはバスで自分流に
メキシコは都市ごとに雰囲気が大きく異なるので、各地を回ることがメキシコならではの楽しみ方のひとつです。カンクンなど東部のリゾート地は飛行機移動になりますが、メキシコシティから半日以内で行ける場所なら高速バスを利用しましょう。
かわいい建物で有名なプエブラは、メキシコシティから所用2時間ほどで片道224ペソ(約1,098円)、日帰りトリップがおすすめです。映画『リメンバー・ミー』を彷彿とさせる街グアナフアトは、ちょっと遠いけど5時間ほどで片道650ペソ(約3,185円)。自分で周遊プランを立てることもできちゃいます。(バス会社や日程により前後します。)
ツアーで訪れる人の多いテオティワカンも、メキシコシティから片道52ペソ(約255円)で所用1時間ほどで行くことができます。ポイントとして、現地ツアーは観光客で混雑する時間帯に設定されていることがけっこうあります。なので、人が少なめの時にゆっくり観光したいという人は、早起きしてバスで訪れるのがおすすめです。
各都市にバスターミナルがあり、各バス会社や各地への情報が集約されています。日本と違って出発時間や到着時間がよくずれ込むのが難点ですが、地域色の強いメキシコ、バスをうまく使って都市巡りをしない手はありません!
- ティオティワカン遺跡
- メキシコ / 遺跡・史跡
- 住所:テオティワカン Ecatepec Pirámides Km. 22 600, 55800 San Juan Teotihuacan de Arista, Méx., メキシコ地図で見る
【4】デモには要注意
メキシコの治安や気をつけ方については様々なところで紹介されているので省きますが、楽しむ上で要注意なのがデモ。何かとデモが多く、メインストリートが封鎖されることもしょっちゅうです、近づかないのは当然ですが、車両規制でタクシーやUberが通れず長距離を歩くハメに、なんてことも。
筆者は滞在した5日の間に、学生運動絡みのデモと女性の権利に関わるデモの2つがあり、危険な輩もいたりしました。安全を担保するためにも、事前に行く期間のイベントごとなどを確認しておくのがベター。逆にそれを避ければ、広場では輪になって踊っている軍団もいたりして、楽しい空間なのは間違いありません。
【5】現地ガイドに出会えるサイト「ロコタビ」を活用
最後に紹介するのはちょっと違った旅の楽しみ方、LOCOTABI(ロコタビ)です。海外在住の日本人とつながることができ、旅のアドバイスや現地でのガイドを依頼できます。国や都市ごとにプロフィールで検索し、メッセージをやり取りするので、事前に相手を知ることができて安心です。詳細なリクエストを伝えたり、または「とにかく王道コースでお任せ!」といったこともできます。
筆者はメキシコシティに行く際にこれを利用して、現地在住の日本人に半日ガイドを依頼し、女性ひとりで行くのは勇気のいるソノラ市場や、地下鉄やバスを乗り継いで行くグアダルーペ寺院などに連れて行ってもらいました。
英語があまり通じなかったり、危険なエリアがそこかしこにあったりするので、「ここに行きたいけどいろいろ不安…」という場合にとっても便利ですよ。
- グアダルーペ寺院
- メキシコ / 社寺・教会 / 寺
- 住所:Plaza de las Américas 1, Villa de Guadalupe, Villa Gustavo A. Madero, 07050 Ciudad de México, CDMX, Mexico地図で見る
- 電話:55 5118 0500
- Web:http://basilica.mxv.mx/web1/-home/index.html
まとめ
ちょっとハードル高めなメキシコですが、事前にポイントをおさえて準備することで何倍も旅を楽しめます。お得に楽しく、そして安全に過ごす旅に役立ててみてください。
※値段はすべて記事執筆時点のレート(1ペソ=5.9円)で計算しています