京都の天橋立、広島の宮島と並ぶ「日本三景」のひとつとして有名な宮城県・松島。美しい島々の景色が見られる「松島遊覧船」をはじめ、東北地方を代表する戦国大名・伊達政宗ゆかりの寺「瑞巌寺」など、歴史や絶景を堪能することができます。今回は松島でぜひお勧めしたいスポットや楽しみ方をご紹介。伊達政宗が愛した、宮城県を代表する景勝地を散策してみませんか?
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【1】松島湾に浮かぶ島々を巡る!「松島島巡り観光船」
松島観光で欠かせないのが、松島湾に浮かぶ島々を巡る観光船。2階建て客席の遊覧船「仁王丸」や「第三仁王丸」に乗って、約50分間の船旅を楽しめます。週末は多くの観光客で賑わうので、窓側席で見たい方は、乗船の列に早めに並ぶようにしましょう。乗船中、ウミネコが飛び回る姿を見ることもできます。
ユニークな島々が眺められる!
観光船に乗船中、個性あふれる様々な島々を眺められるのも見どころのひとつ。
伊達政宗が気に入ったと言われる「千貫島(せんがんじま)」をはじめ、4つの穴に打ち寄せる波音が鐘の音のように聞こえることから名付けられた「鐘島」、島の形が仁王像に似ていることから名付けられた「仁王島」などが見られます。
船内では各島に関するガイドも流れます。座席だけでなく、潮風が気持ちのいい立席で見るのもおすすめ♪
- 松島島巡り観光船
- 宮城 / クルーズ / 絶景 / 一人旅
- 住所:宮城県宮城郡松島町松島字町内85地図で見る
- 電話:022-354-2233
- Web:http://www.matsushima.or.jp/
【2】絶景が眺められる御堂「五大堂」
平安時代、最初の征夷大将軍・坂上田村麻呂が建立した毘沙門堂がはじまりといわれており、のちに五大明王像を安置されたことから「五大堂」と呼ばれるようになりました。現在の建物は江戸時代、伊達政宗によって再建されたもの。御堂周辺では、遊覧船や島々など、松島湾の絶景を眺めることができます。
足元がすくむ「すかし橋」
さらに、五大堂につながる「すかし橋」も見どころのひとつ。橋げたの隙間から海が見える構造になっています。これには足元がすくんでしまうかもしれませんが、参拝する際に足元を見て気を引き締めさせるために配慮したものだといわれています。
また、カップルで歩くと思わず手を繋いでしまうことから「縁結びの橋」と呼ばれることも。恋を成就したい方は、気になる相手と一緒に渡ってみては?
- 五大堂
- 宮城 / 建造物 / 観光名所 / 絶景 / インスタ映え / 歴史的建造物 / 縁結びスポット / ツーリング
- 住所:宮城県宮城郡松島町字町内地図で見る
- 電話:022-354-2023
- Web:https://www.matsushima-kanko.com/miru/detail.php?i...
【3】伊達家ゆかりの菩提寺「瑞巌寺」
平安時代に慈覚大師(じかくだいし)によって創建され、江戸時代、伊達政宗が約5年の歳月をかけて再建した菩提寺です。本堂では煌びやかな襖絵をはじめ、政宗と仙台藩2代藩主・伊達忠宗の位牌が安置された仏間を見ることができます。
洞窟の中にある仏像にも注目!「洞窟遺跡群」
さらに、瑞巌寺の総門から入ってすぐのところにある洞窟も見どころのひとつ。供養場として使われており、和歌山や京都など、関西地方の寺院から寄贈された仏像が安置されています。
- 瑞巌寺
- 宮城 / 寺 / パワースポット / 観光名所 / 一人旅
- 住所:宮城県宮城郡松島町松島町内91地図で見る
- 電話:022-354-2023
- Web:http://www.zuiganji.or.jp/
【4】数珠作りも体験できる!「円通院」
瑞巌寺から歩いて2分のところにある、伊達政宗の孫・光宗の菩提寺。境内には石庭やバラ園などがあります。庭の奥にある「御霊屋・三慧殿」には光宗が祀られており、支倉常長が持ち帰った西洋文化の象徴として、厨子の中には「ダイヤ」や「ハート」などトランプのマークが描かれています。
参拝の記念におすすめ!「数珠作り体験」
さらに「本堂・大悲亭」近くにある母屋で、数珠作りを体験するのもおすすめ。大小様々な天然石やプラスチック、ガラスの数珠玉を使って、オリジナルの数珠を作ることができます。作り方は丁寧に教えてもらえるので、旅の思い出に世界にひとつだけの数珠を作ってみましょう♪
- 円通院
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- 住所:宮城県宮城郡松島町松島町内67地図で見る
- 電話:022-354-3206
- Web:http://www.entuuin.or.jp/