滝が豊富にあり、名瀑として知られる見応えある滝も多い日光。“日本三名瀑”のひとつに数えられる人気の「華厳の滝」をはじめ、日光でおすすめの滝を厳選してご紹介します。
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1.華厳の滝
和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」とならんで「日本三名瀑」のひとつに数えられている「華厳(けごん)の滝」。48もの滝があると言われる日光周辺で最もよく知られている滝で、中禅寺湖の流出口にあり、高さ97mの岸壁を轟音とともに一気に落下する様は壮大。滝壺の近くにある観瀑台(かんばくだい)までエレベーター(有料)で行けるので、ぜひ近くでこの迫力を感じてみてください。
- 華厳の滝
- 日光 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 滝 / パワースポット / ハイキング / 紅葉 / ツーリング
- 住所:栃木県日光市 中宮祠地図で見る
- 電話:0288-54-2496
- Web:http://www.nikko-kankou.org/spot/5/
2.竜頭の滝
「華厳の滝」と「湯滝」と並ぶ奥日光三名瀑のひとつに数えられている「竜頭(りゅうず)の滝」。210mもの高さを誇るこの滝は、滝壺の近くが大きな岩によってふたつに分かれており、これが龍の角(頭)のようだとして「竜頭の滝」と名づけられました。滝のふもとにある「龍頭之茶屋」の奥には観瀑台があり、竜頭の滝を真正面に見ることが可能。滝が見える席もあるので、滝を見ながらお団子やお雑煮をいただくのもいいですね。
- 竜頭の滝
- 日光 / 自然・景勝地 / 観光名所 / 滝 / 紅葉 / 花畑(5月) / 花畑(6月) / ハイキング / つつじの名所
- 住所:栃木県日光市中宮祠地図で見る
- 電話:0288-54-2496
- Web:http://www.nikko-kankou.org/spot/6/
3.湯滝
奥日光三名瀑のもうひとつの滝が「湯滝」。湯ノ湖から流れ出る滝で、落差は70m。最大幅約25mの岩壁を勢いよく流れ落ちる様子が豪快です。滝壺のあたりには観瀑台があり、滝との距離が近く迫力ある姿を楽しむことができるほか、滝の上に続く遊歩道を登れば、滅多にみられない“滝の始まり”を眺めることができます。また観瀑台の近くには「湯滝レストハウス」があり、お食事やお土産の購入ができます。
4.霧降ノ滝
華厳の滝、裏見ノ滝とともに日光三名瀑のひとつに数えられている「霧降ノ滝」。上下二段にわかれており、上段が25m、下段が26mで、全体の高さは75mになります。下段の水が岩にあたって霧のように飛び散ることから「霧降ノ滝」と呼ばれており、観瀑台からは、周辺に木が生い茂る中を流れる滝を眺望することができます。
5.虹見の滝
鬼怒川・川治温泉の人気散策スポット龍王峡。その散策路の途中にあるのが「虹見の滝」で、ハイキングのハイライトポイントにもなっています。太陽の光が滝に当たると美しい虹が現れることから、虹見の滝と呼ばれるようになりました。落差約20m、水量も豊富な滝で、滝を囲むように整備されている遊歩道の様々な角度から、間近に観察することができます。
6.白糸の滝
栃木のパワースポットとして人気の二荒山神社。その別宮・瀧尾神社の敷地内に流れているのが「白糸の滝」です。高さ10mほどの小さな滝ですが、弘法大師が修業を行った場と伝えられており、古くから文献にも登場する名瀑です。周辺は神社の神聖さとともにマイナスイオンも満ちあふれ、パワーチャージできる癒しの山道散策を楽しむことができます。
7.裏見ノ滝
日光三名瀑のひとつ「裏見ノ滝」。奥の細道行脚を行なっていた芭蕉が、この滝を訪れた時に「暫時(しばらく)は滝に籠るや夏(げ)の初(はじめ)」という句を詠んだことでも知られています。大谷川の支流、荒沢川の上流にあり、高さは約45m。かつては滝の裏側に設けられた道からも滝を見ることができたことから、「裏見ノ」という名前がつけられました。
- 裏見ノ滝
- 日光 / 自然・景勝地 / 滝 / ハイキング
- 住所:〒321-1415 栃木県日光市日光 裏見ノ滝地図で見る
- Web:http://www.nikko-kankou.org/spot/134/