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【東京】こうすればトトロに会える!「白髭のシュークリーム工房」見どころ4選&知っておきたい事前情報まとめ

取材・写真・文:

茨城在住
訪問エリア:45都道府県

2018年10月24日更新

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写真:Sosyu Kikuchi

「トトロのシュークリーム」を食べられる世界でたった一つの工房をご紹介します。工房とカフェの現地レビューを中心に、売切れ前に確実にシュークリームと会う方法や、イートインする方法など事前に知っておきたい情報をまとめました。※なお本記事中の写真はすべて撮影許可を頂いております。

この記事の目次表示

白髭のシュークリーム工房とは

ジブリ映画宮崎駿監督の親戚が営んでいる工房

白髭(しろひげ)のシュークリーム工房とは、東京都世田谷区にある洋菓子店です。最寄駅は小田急線「世田谷代田駅」で、徒歩約5分の住宅街に位置します。目玉商品は、ジブリ映画『となりのトトロ』に出てくる不思議な生き物、トトロの形を模した「トトロのシュークリーム」です。ジブリ映画宮崎駿監督の親戚が営まれており、世界でたった一つのジブリ公認の工房となっています。「トトロのシュークリーム」は、作ることも販売することもこちらの工房でしかできません。

  • 写真:Sosyu Kikuchi「トトロのシュークリーム」

トトロの形をしたシュークリームは技術的に難しいうえ、工程が多くとても手間がかかるそうで、大量生産ができません。そのため一つ一つが手作りとなっており、トトロ一匹ずつの表情が異なるのもまた魅力なのだとか。

白髭(しろひげ)って誰?

店名についている白髭(しろひげ)とは誰のことでしょうか?お店のロゴにも使われており、ちょっと小太りの豚を連想させるキャラクターです。公式ホームページによると、「トトロのシュークリーム」を焼いている正体不明のパティシエだそうです。

  • 写真:Sosyu Kikuchi「白髭」は正体不明のパティシエという設定

白髭のモットーは、奇をてらわない基本を大切にしたものづくりを目指すことで、原料にこだわること、シュー皮もクリームも製造から販売までの時間をできるだけ短くすること、よりよい製品づくりの努力を怠らないことなのだとか。白髭はとても一生懸命で、頑張り屋さんなキャラクターです。

【見どころ1】いかにもジブリらしい!レンガ造りでメルヘンな外観

工房へは、小田急線「世田谷代田駅」より徒歩約5分で到着できます。改札を出て右に曲がり小道を入っていき、しばらくすると看板が出てきますので、そちらを目印にして下さい。

  • 写真:Sosyu Kikuchi小田急線世田谷代田駅の構内
  • 写真:Sosyu Kikuchiこちらの看板を目印に

店内入口付近に大きな木が一本立っており、ふくろうがぶら下がっています。建物は二階建てで、レンガ造りの明るい色合いが特徴の洋風な雰囲気です。静かな住宅街のなかにうまく溶け込んだお店となっています。

  • 写真:Sosyu Kikuchi外観
  • 写真:Sosyu Kikuchiふくろうがぶら下がる

お店の看板も手作りで、トトロの絵が可愛らしく、見ごたえがあります。左上の女の子(メイちゃん)やトトロの耳飾りが少し立体的になっており、見れば見るほど手の込んだデザインとなっています。看板の隣には小さな椅子が用意してありますので、記念撮影をされたい方は利用してみてもいいかもしれません。

  • 写真:Sosyu Kikuchi手の込んだボード
  • 写真:Sosyu KikuchiTOTORO看板

工房は一階にあり、二階は別の方が運営するカフェとなっています。工房の看板と合わせてカフェメニューの看板も用意されています。一階のテラス席はカフェのランチ時に使われる場合もあります。筆者も数か所刺されましたが、夏場~秋にかけては蚊がとても多いそうで、ムヒがおかれていました。

  • 写真:Sosyu Kikuchiテラス席
  • 写真:Sosyu Kikuchi工房とカフェの案内板

【見どころ2】表情が全部違う!トトロのシュークリーム

店内に入ると階段が正面にあります。二階へ行くとカフェになっており、工房へ行く場合は左の扉へ向かいます。全体的に木が多く使われており、レトロな雰囲気を感じます。掛けられている絵や、置かれている小物もすべてジブリ関連のもので、ジブリ好きな方にとっては興奮するポイントがいくつもあります。

  • 写真:Sosyu Kikuchi正面には階段
  • 写真:Sosyu Kikuchiトトロを発見

工房は大人が4、5人入れば一杯になってしまうくらいの広さで、こぢんまりとしています。入って右側にシュークリームのショーケースが、左側に焼き菓子が並べられています。「トトロのシュークリーム」はクリームの味付けが様々で、オールシーズンあるものと、季節限定のものがあります。トトロの耳飾りの色や形によって、中身を区別しています。

  • 写真:Sosyu Kikuchi早速店内へ

筆者が訪問した際は、4種類ありました。オールシーズンのものが2種類で、カスタードクリーム(緑の葉っぱトトロ、420円/1個)と、チョコレートクリーム(青リボン付き麦わら帽子トトロ、420円/1個)です。

  • 写真:Sosyu Kikuchi緑の葉っぱをのせています
  • 写真:Sosyu Kikuchi水色リボンの麦わら帽子をかぶっています

季節限定のものも2種類で、マロンクリーム(茶色の葉っぱトトロ、460円/1個)と、木苺クリームチーズ(黄リボン付き麦わら帽子トトロ、460円/1個)です。季節ごとのクリームと販売時期は、公式ホームページに詳細な記載があります。シュークリームは高さが10センチ程あり、大きめサイズとなっています。一つ一つの顔が微妙に異なり、手作り感がよく伝わってきます。

  • 写真:Sosyu Kikuchi茶色の葉っぱをのせています
  • 写真:Sosyu Kikuchi黄色リボンの麦わら帽子をかぶっています

【見どころ3】どんぐりに葉っぱにキノコまで!自然モチーフクッキー

工房では自然をモチーフにしたプチクッキーも販売しています。「チョコきのこ」(140円/1枚)は、ビターなチョコとカシューナッツの組合せです。「玉子きのこ」(140円/1個)は、ころんとした丸い形が可愛らしく、優しい黄色をしているのは、ゆで卵の黄身を原材料に使用しているからなのだとか。

  • 写真:Sosyu Kikuchiプチサイズのクッキー
  • 写真:Sosyu Kikuchi黄色はゆで卵の色

サクサク葉っぱ」(220円/2枚)はヘーゼルナッツ味で、まるで箸置きにしたくなるような、雑貨を思わせるエレガントな形です。「くるみクローバー」(220円/1枚)は、くるみを贅沢に使用しているのだとか。四つ葉のクローバーなので、いいことがありそうなフォーチュンクッキーです。

  • 写真:Sosyu Kikuchi雑貨のような出来栄え
  • 写真:Sosyu Kikuchi四つ葉です

トトロのクッキーBOX」はギフトにぴったりな箱詰めのクッキーになっています。毎日店内で焼き上げており、添加物等も使用しないこだわりの商品です。大きさは大中小の3種類があり、それぞれ箱いっぱいにカラフルなトトロがぎっしり詰まった内容となっています。お値段は(大)2,800円/8種類24枚入、(中)1,250円/9種類9枚、(小)500円/4種類4枚。

  • 写真:Sosyu KikuchiトトロのクッキーBOX(大)
  • 写真:Sosyu Kikuchi奥:トトロのクッキーBOX(中)、手前:(小)

箱詰めされている程かっちりしていなくてもいいな、という方は袋詰めされたギフト(650円/1袋)や、簡単なクリアボックスに詰められたセット(1,100円/1個)も用意があるので、そちらをチェックしてみて下さい。

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この記事を書いたトラベルライター

大自然に魅せられて
江ノ島出身、現在は霞ヶ浦湖畔で暮らしています。自然に触れる旅が好きで、これまで国内45県、海外13か国を訪問。地域に根付く食と文化を探るのも楽しみの一つです。

▶よくある執筆ネタ
・湧き水、ネイチャースポット
・焼き芋、食文化、町の飲食店

▶Awards
・H30.10 環境保全茨城県民会議主催「いばらき自然環境フォトコンテスト」部門賞
・H31.01 羽田空港主催「私の旅する日本語2018」大塚製薬賞
・R01.08 tripnote主催「トラベルライターアワード2019上半期」審査員特別賞
・R03.08 tripnote主催「トラベルライターアワード2021上半期」SNSシェアトップ賞

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