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シンガポール「Blue Ginger(ブルージンジャー)」で絶品プラナカン料理を!

取材・写真・文:

シンガポール在住
訪問エリア:19ヶ国

2019年9月3日更新

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写真:Kokoa

1995年創業のプラナカン料理の老舗店「Blue Ginger (ブルージンジャー)」。多国籍であるシンガポールならではの食文化の、代表例ともなっているプラナカン料理ですが、今回はその中でも特別おいしいお店の紹介です!

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「ブルージンジャー」へようこそ!

ビジネス街からも程近く、数々のレストランが立ち並ぶ飲食店ストリート「Tanjong Pagar Road (タンジョンパガー・ロード)」にある「ブルージンジャー」。

真っ赤な外壁が目印のレストランです。

  • 写真:Kokoa

「プラナカン料理」って?

「ブルージンジャー」はシンガポール伝統のプラナカン料理ですが、そもそも「プラナカン料理」って何?

「プラナカン」とは15世紀後半からマレーシアやシンガポールにやってきた、中国系移民の子孫のことを指すそうです。彼らは現地の女性と結婚し、中国やマレーの文化と西洋の文化をミックスさせた、独自の生活スタイルを生み出します。

その食文化を「プラナカン料理」と呼び、マレーシアや中国の調理法にインドやタイ、ヨーロッパのスパイスを取りこんだ、多国籍な伝統料理となったんですって。

  • 写真:Kokoa

お店の雰囲気

店内はヨーロッパの気品が漂うモダンなインテリアになっています。カジュアルすぎない店内なので、特別な日やデートに使えそうな雰囲気です。

週末は、家族連れがグループでにぎわっていることも多いので、予約は必須です。

  • 写真:Kokoa
  • 写真:Kokoa

絶品料理の数々

中には各国のスパイス十数種類を混ぜ込んでいる料理もあるという程奥が深いプラナカン料理。お料理の名前がマレー語で書かれているものが多いので、何を頼んだらいいかわからないという方に、これだけは頼んでほしい絶品料理を紹介します。

  • 写真:Kokoa
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Otak Otak(オタオタ)」SGD4/約300円(1個)(写真左)とは、お魚のすり身を香辛料と一緒に練りこんで炭火で焼いた1品。かまぼこのようなイメージです。日本人のお口にも合うこと間違いなしです。

Ngo Heong」SGD12.5/約960円(写真右)は、豚ひき肉と海老のすり身を一緒に揚げた、春巻きのようなもの。皮はパリパリで、中はとてもジューシーです。

  • 写真:Kokoa

Ayam Panggang(アヤムパンガン)」SGD13.5/約1,100円は、ブルージンジャーの看板料理。プラナカン料理といえば、アヤムパンガンを思い浮かべる人も多いのですよ。

じっくり調理した柔らかジューシーな鶏肉に、スパイスのきいたコクのある甘いソースがなんともいえません。

  • 写真:Kokoa
  • 写真:Kokoa

Babi Hong 」SGD24.5/約1,900円は、豚のわき腹肉(ポークバリー)をトロトロに煮込んだ角煮のようなお料理。甘辛いソースともマッチして、ほっぺたが落ちそうになってしまいますよ。店員さんが取り分けてくれます。

  • 写真:Kokoa

また、別腹のデザートは、東南アジアでは知らない人がいない程有名な「 Chendol(チェンドル) 」SGD6/約450円を是非試して。

緑色のゼリー状のものと、かき氷、小豆にココナッツミルクがたっぷりかかった、東南アジア版ぜんざいです。

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2017年上半期海外部門
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シンガポール現地採用で働いていましたが、シンガポールで出会ったイタリア人と国際結婚。現在は子育てしながら夫婦でフィットネスジム経営中。

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