台湾
台湾観光
人気急上昇中の国!手軽に行けて美味しいグルメも楽しめる

台湾桃園国際空港から台北市内へ楽々アクセス!桃園空港MRTを使ってみよう!

取材・写真・文:

千葉在住
訪問エリア:35ヶ国

2017年10月17日更新

1,820view

お気に入り

写真:sosuke

台湾最大の空港であり、台湾の玄関口である台湾桃園(とうえん)国際空港。2016年まで、空港から台北市内へはバスやタクシーを使ってアクセスをするのが一般的でしたが、2017年に待望のMRTが開通し、電車でのアクセスが可能となりました!これで、旅行者にとっては台湾がまた一歩身近になりました。今回は、そんな桃園空港MRTをご紹介します!

この記事の目次表示

2017年に開通!空港から各市を結ぶ便利なMRT

  • 写真:sosuke

そもそもの桃園空港MRTについて、簡単にご説明を致します。桃園空港MRTが開通したのは、2017年3月。2017年10月現在まだまだできたての新路線で、台湾桃園国際空港第1ターミナル、第2ターミナルと台北駅(台北車站)を結んでいます。加えて、台北市内とは逆方向の桃園市内へもアクセスができるMRTとなっており、台湾国内でも最長のMRTとして誕生しました。

路線図を見ると、その駅数の多さが際立ちます。今後は、いままであまり観光客が足を運ばなかった桃園エリアも観光地候補として名をあげてきそうです。以下より、実際のMRTの利用方法を紹介します。

台湾桃園国際空港についたら、まずは地下階の改札フロアへ

  • 写真:sosuke

空港の税関を抜けて出口に到達すると、タクシーやバス乗り場の案内表示のほかに、「桃園機場捷運(Taoyuan Airport MRT)」と書かれた案内表示が見つかります。それをたどって、まずは地下にある改札フロアを目指しましょう!

改札フロアにはチケット販売機があり、こちらでチケットを購入することになります。チケット販売機のほかに、台湾のPASMO・SUICA的存在である悠遊カードをお持ちの方用のチャージマシンも、併せて設置がされています。

  • 写真:sosuke

チケット販売機は、御覧のようにステップバイステップで番号が振られてあり、非常にわかりやすい作りになっています。このチケット販売機の画面上で目的地を選択することになりますので、台北市内へと行かれる方は台北車站を選んでください。

チケットの料金は、空港→市内で160元(約590円)とリーズナブル。特急と普通列車の2種類がありますが、どちらも料金は変わりません。

  • 写真:sosuke

販売機で無事チケットが購入できると、画像のようなトークンが吐き出されます。台北市内のMRTは、このようなコイン型のトークンが乗車券です。中にはICチップが埋め込まれており、こちらを改札機にかざして通る仕組みになっています。

桃園空港MRTに乗ってみよう!

  • 写真:sosuke

チケットを購入し、無事に改札内に入れたら、まずはモニターで発車時刻とプラットフォームの番号を確認しましょう。桃園空港MRTには普通列車(commuter)特急(express)の2種類があります。また、プラットフォームは1(桃園市内方面行き)2(台北市内方面行き)に分かれていますので、ご注意ください。

MRTの発車時刻とプラットフォームの番号を確認したら、もう1つフロアを下りましょう!

  • 写真:sosuke

もう1つ下のフロアにあるのが、MRTのプラットフォームのフロアです。ちなみに台湾でプラットフォームは月台と書きます。案内看板には月台と表示がされていますので、そちらを目指して行きましょう。

MRTのプラットフォームはまだまだ新しくて清潔。とても快適な駅になっています。

電車内の様子は?

MRTの車両は、特急と普通で異なります。

  • 写真:sosuke

まず特急ですが、こちらはシートが縦向きに配置されているシート。中には無料のWi-FiやiPhoneなどの携帯充電ケーブルまで完備されており、旅行者にとっては至れり尽くせりの車両となっています。

  • 写真:sosuke

対して普通列車はコミューターの名の通り、桃園市内や台北市内へ向かう現地の社会人や学生も乗車をする普通列車です。日本の電車と似たタイプの横向きのシートですが、やはりできたてほやほやの桃園空港MRTの車両はピカピカ!特急・普通列車、どちらに乗っても快適に市内を目指せそうです。

ちなみに所要時間は特急で35分普通列車で45分前後です。

MRTが到着するのはできたての台北駅舎

  • 写真:sosuke

台北駅へ到着をすると、とても開放的な駅舎が出迎えてくれます。こちらも桃園空港MRT開通に合わせて建設された全く新しい駅舎で、台北MRTのある駅舎からは西側に歩いて10分ほどの位置にあります。乗り換え時はずっと地下道を歩いて向かうこともできるので、雨の日も安心ですね!

台北駅
台北 / 駅
住所:10041 台湾 Taipei City, Zhongzheng District, 忠孝西路1段49號地図で見る
台湾桃園国際空港
台湾 / 駅・空港・ターミナル
住所:No. 9, Hangzhan S Rd, Dayuan District, Taoyuan City, 台湾地図で見る
Web:http://www.taoyuan-airport.com/japanese

台湾の旅行予約はこちら


台湾のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

台湾のホテルを探す

台湾の航空券を探す

台湾の現地アクティビティを探す

台湾のWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【台湾】台湾桃園国際空港から九份へ行く方法

台湾観光の目玉の一つに、映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われている街・九份の観光があります。限られた日数の中で九份に行くなら、台北桃園国際空港から直...


【台湾】旅行で食べたいフルーツおすすめランキングTOP10

台湾は南国フルーツがおいしい!旅行では、ぜひ果物屋さんやスーパー、コンビニでGETして食べていただきたいです。この記事では、台湾旅行で食べたいフルーツおすすめラ...

【台湾】台北で交通系ICカード「悠遊卡(EASY CARD)」が使えるお店おすすめ12選

台湾の交通系ICカード「悠遊卡(ヨウヨウカー)」。これがあると地下鉄MRTやバスに乗るのにとっても便利なだけでなく、特約店で買い物も楽しめます。そして実は台湾で...

【台湾】お土産を台北・松山空港のコンビニ&ドラッグストアで調達!おすすめ10選

羽田空港(東京国際空港)からの直行便が出ている、台北・松山空港。帰国直前にプチプラ土産をGETしたいと思ったら、ぜひ空港内のコンビニ「セブンイレブン」とドラッグ...

台湾のコンセント・プラグ・電圧を解説!変圧器は必要?

台湾旅行の前に知っておきたい、コンセント・プラグ・電圧について日本との違いを徹底解説!変圧器がどんな時に必要か、また持っていくと便利なおすすめ電源グッズもご紹介...

この記事を書いたトラベルライター

タイ好きアラサートラベラー
兵庫県生まれ/ニューヨーク・千葉育ち/タイおじさん
都内でマーケのお仕事をしながら、年に4~5回海外旅行、時々出張をし、現在30カ国以上を制覇。
バックパッカースタイルも、ラグジュアリー旅行もどちらも好き。
タイが過ぎすぎて10年で30回以上訪泰。タイ語はお勉強中。

旅の醍醐味は食べること、歩くこと、人と会うこと。
世界中に"お気に入りの場所"と"会いに行ける友人"を持つことがよろこび。
夢は198カ国、全世界制覇!
普通のガイドブックでは得られない情報を皆さんとシェアできればと思います。

スカイライナーは予約可?乗り方は?成田空港へ楽に安く行けるスカイライナーを解説!

日本の玄関口として名高い成田空港。そんな成田空港へは複数のアクセス方法がありますが、その中でもメジャーな手段がスカイライナー。なんと日暮里~空港第2ビル駅までを...


まるで映画の中の世界!?香港一のインスタ映えスポットをご紹介!

人気の旅先の一つである香港。中国に属していながらも行政区が異なり、独特の文化が育まれ、世界から多くの観光客を集めている観光都市です。そんな香港の国土面積は札幌市...


【決定版】お土産にも最適!現地人も太鼓判のタイのソープ&シャンプーブランド3選!!

タイの土産といえば、皆さん何を想像しますか?ドライマンゴーやタイパンツなどタイならではのお土産はたくさんありますが、実はソープやシャンプーを買って帰られる方も多...

【地図付き】完全ガイド!パレスチナ・ベツレヘムで本物のバンクシーアートを見る

近年世界で最も注目されてるアーティストと言っても過言ではない「バンクシー」。日本でも2020年3月15日からバンクシー展の開催が予定されており、その注目度は留ま...

現役アパレルマンの筆者が教える、ロンドンで必訪な古着屋3選!

世界でも有数のファッション都市として知られているロンドン。東京やニューヨークなどと並んで流行の発信地としても名高い場所ですが、実はロンドンは他のファッション先進...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります