月島を訪れたら食べたいのが、もんじゃ焼き。50店舗以上が集まるもんじゃストリートはいつも活気と笑い声に溢れています。そして近代化した街中に未だ江戸情緒が残る佃は、夏は浴衣で訪れたくなる風情ある散策スポットです。世代を超えて愛され続けてきた老舗の佃煮屋さんや銭湯、そして地蔵尊や資料館などあまり知られていない見所が多くある月島と佃エリア。この記事では、隠れ名所も交えて、両エリアのおすすめ観光スポットを紹介します。
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月島エリア
1丁目から4丁目まである現在の月島は、明治半ば頃に東京湾から土砂を運んで埋め立てられて誕生した地です。
月島エリアは関東大震災(1923年)の災厄に見舞われますが、太平洋戦争の東京大空襲(1945年)ではあまり被害を受けることなく、終戦を迎えます。そのため、震災から復興した後の、戦前の街の姿が色濃く残る、下町情緒が溢れる街並みが月島の魅力の1つです。そんな月島エリアのおすすめ観光スポットを、ご紹介します。
その1. 月島もんじゃストリート
月島観光の目玉と言える場所がここ、もんじゃストリート。正式には月島西仲通り商店街といい、月島駅から一直線に伸びる商店街です。組合に加盟しているもんじゃ店だけでも53軒ありますが、加盟店以外のお店も含めて70軒ほどのもんじゃ焼き店があり、そのほとんどをもんじゃストリートまたは近辺で見つけることができます。
数あるもんじゃ焼き店の中から、おすすめの3店を紹介した記事があります。是非、こちらも合わせてご覧になってみてください。
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- 月島もんじゃストリート
- 月島・門前仲町・葛西 / 町・ストリート / 観光名所 / ご当地グルメ・名物料理 / もんじゃ
- 住所:東京都中央区月島地図で見る
- Web:http://www.monja.gr.jp/
その2. 路地裏
もんじゃストリートを一通り歩いたら、ぜひ四方へ伸びる路地裏へ入ってみてください。戦火を逃れた月島には、関東大震災後に再建した家屋や店舗が残っています。路地には長屋のように連なる民家の玄関や居間の窓、洗濯物がかかる物干し場などが並び、生活感と下町の雰囲気が溢れる心温まる空間です。居酒屋やバーなども見かけます。
その3. 湯パーク月島 月島温泉
ビルの中にある銭湯です。創業は、月島の埋め立てと同じ頃の1900年(明治33年)という老舗です。地元の方の利用も多く、おばあちゃんと孫で湯を楽しむ姿も見かけ、下町の銭湯といった雰囲気があります。入場料の他に、有料のタオルセット、シャンプーや化粧品の販売、ヘアドライヤーの利用ができるので、手ぶらでも立ち寄れます。
また、7人くらいが入れるサウナもあり、夏は汗を流してさっぱり、冬は芯まで温まってポカポカになれる、月島観光の癒しのスポットです。
- 湯パーク月島 月島温泉
- 月島・門前仲町・葛西 / その他温浴施設 / 銭湯
- 住所:東京都中央区月島3丁目4−5地図で見る
- Web:http://tsukishima-onsen.seesaa.net
その4. 月島観音
月島観音は、月島温泉の入口につながるビルのエレベーターの横に安置されています。気づかずに通り過ぎてしまいがちですが、サインを見つけてビルの入口を入ると提灯が連なっており、参道である事がわかります。
月島観音では、開運や願い事の成就、紛失物が見つかる、病気の平癒のご利益があるとされています。