「ユニオンジャック」や「ユニオンフラッグ」とも言われるイギリスの国旗の図柄や意味、イギリスの首都について、またイギリスの面積や人口と今後の人口予想、そして国歌の成り立ちまで、イギリスの国の基礎知識をくわしく解説します。
この記事の目次表示
イギリス国旗とその意味
イギリスの国旗は「ユニオンジャック(Union Jack)」または「ユニオンフラッグ(Union Flag)」とも言われています。イングランドの聖ジョージ旗、スコットランドの聖アンドリュース旗、アイルランド聖パトリック旗を組み合わせたデザインになっています。
イギリスの国旗をよく見ると、赤の斜めの線が反時計回りに若干ずれており、上下左右対称になっていないことに気づきます。これは、聖アンドリュースのクロスと、聖パトリックのクロスが重なり合うのを避けるためです。
イギリスの首都はロンドン
イギリスの首都は南部に位置するロンドンです。面積は1,572 km²で、日本で一番小さな香川県(1,877 km²)よりも小さいです。英国国民統計局によると2018年での人口は890万人。ロンドンは人種のるつぼと言われ、多様な人種も特徴のひとつとして挙げられます。
森記念財団の都市戦略研究所が発表している「世界の都市総合力ランキング2019」で、ロンドンは2位のニューヨークを抑えて1位に選ばれています。このランキングは都市の魅力を総合的に評価するもので、2008年から毎年発表されていますが、ロンドンは8年連続1位と独走状態。ちなみに東京は4年連続で3位となっています。
イギリスの面積は242,495km²
イギリスの面積は242,495km²です。日本の面積が377,915km²なので、日本の3分の2ほどの大きさです。しかし国土の9割が可住地のため、可住地面積は日本の倍になります。
イギリスの人口は6,714万人
2010年時点での人口は6,346万人、2018年時点では6,714万人と年々増加しており、今後も人口の増加が予測されています。