オーストラリア世界遺産一覧！旅行で行きやすいエリア別・アクセス拠点ごとに紹介

この記事の目次表示

• シドニー周辺＆シドニーからアクセスしやすい世界遺産
•    1.シドニー・オペラハウス
•    2.ハイドパーク・バラックス（オーストラリアの囚人遺跡群）
•    3.コッカトゥー島（オーストラリアの囚人遺跡群）
•    4.パラマッタの旧総督官邸（オーストラリアの囚人遺跡群）
•    5.オールド・グレート・ノース・ロード（オーストラリアの囚人遺跡群）
•    6.ロード・ハウ島群
•    7.グレーター・ブルー・マウンテンズ地域
•    8.キングストンとアーサーズ・ヴェールの歴史地区（オーストラリアの囚人遺跡群）
• ケアンズからアクセスしやすい世界遺産
•    1.グリーン島（グレート・バリア・リーフ）
•    2.フィッツロイ島（グレート・バリア・リーフ）
•    3.キュランダ（クイーンズランドの湿潤熱帯地域）
• シドニー＆ケアンズからアクセスしやすい世界遺産
•    ウルル＝カタ・ジュタ国立公園
• メルボルン周辺＆メルボルンからアクセスしやすい世界遺産
•    1.王立展示館とカールトン庭園
•    2.ウィランドラ湖群地域
•    3.マウント・フィールド国立公園/タスマン半島（タスマニア原生地域）
•    4.ポート・アーサー史跡/タスマン半島（オーストラリアの囚人遺跡群）
•    5.ソルトウォーター・リヴァーの炭鉱史跡/タスマン半島（オーストラリアの囚人遺跡群）
•    6.カスケーズ女子工場/タスマン半島（オーストラリアの囚人遺跡群）
•    7.ブリッケンドンとウールマーズ・エステート/タスマン半島（オーストラリアの囚人遺跡群）
• ブリスベンからアクセスしやすい世界遺産
•    1.オーストラリアのゴンドワナ多雨林群
•    2.フレーザー島
• パース周辺＆パースからアクセスしやすい世界遺産
•    1.旧フリーマントル刑務所（オーストラリアの囚人遺跡群）
•    2.シャーク湾
•    3.ニンガルー・コースト（ニンガルー・リーフ）
• アデレードからアクセスしやすい世界遺産
•    ナラコート哺乳類化石地域・リバースレー哺乳類化石地域
• ダーウィンからアクセスしやすい世界遺産
•    1.カカドゥ国立公園
•    2.パーヌルル国立公園
• 一般観光客立ち入り禁止の世界遺産
•    1.ハード島とマクドナルド諸島
•    2.マッコーリー島

ブリスベンからアクセスしやすい世界遺産

1.オーストラリアのゴンドワナ多雨林群

• スプリングブルック国立公園のナチュラルブリッジ

ゴンドワナ多雨林群は、ニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州に広がる、50か所の国立公園と保護区を含むエリアです。クイーンズランド州側のスプリングブルック国立公園やラミントン国立公園は、ブリスベンから南へ約100kmと日帰りが可能な距離にある上、トレッキングルートも整備されているので、観光客や地元民が気軽に訪れることができます。

• パ－リングブルック滝（スプリングブルック国立公園）

温暖帯・亜熱帯雨林で形成された森には、ゴンドワナ湖大陸時代からのブナや石灰期からのシダやコケなど、現在では絶滅の危機にある植物群が茂っています。また、ゴールドコーストからもアクセス可能です。

• アクセス：スプリングブルック国立公園・ラミントン国立公園へはブリスベン空港から車で約1時間半〜2時間

2.フレーザー島

• 出典：tripnote.jp75マイルビーチ

フレーザー島はオーストラリアのクイーンズランド州にある世界最大の砂でできた島で、1992年に世界遺産に登録されました。100km以上続く「75マイルビーチ」や、世界でも有数の透明度を誇る淡水湖「マッケンジー湖」、パイルバレー熱帯雨林を散策する「ブッシュウォーク」、そして浜辺に打ち上げられている「難破船マヘノ号」の残骸などの見どころがあります。

• 出典：tripnote.jp白い砂、青い湖面のマッケンジー湖
• 出典：tripnote.jpブッシュの中をウォーキング

フレーザー島へは、飛行機とカーフェリーで行くことができます。島全体が砂でできているため島内を走れるのは4WDの車のみ。運転に自信がある方は許可証を取ってご自身で運転することもできますが、そうでない方はツアーに参加することをオススメします。

• アクセス：ブリスベンからハービーベイまで車で4時間、ハービーベイからフェリーで1時間

パース周辺＆パースからアクセスしやすい世界遺産

1.旧フリーマントル刑務所（オーストラリアの囚人遺跡群）

• 出典：tripnote.jp

フリーマントルに来たのなら必ず立ち寄るべき観光スポット。1850年にイギリスからの流刑囚人を受け入れるために造られ、1991年まで使用されていました。なんと最初の流刑囚人が到着した時点ではまだ刑務所の建設が進んでおらず、その後囚人達の労働により刑務所が建てられたとか。自分たちが収容される刑務所を自らが建てたとは、驚きです。

• 出典：tripnote.jp独房
• 出典：tripnote.jp独房の中

そんな歴史ある旧刑務所跡地では、見学ツアーや夜の囚人体験など、5つのツアーが用意されています（2019年時点）。各ツアーの開始時間は固定となっているので、それに合わせて足を運ぶようにしましょう。敷地内にはカフェや展示室もあるので、早めに着いたとしても、ツアー開始時間までゆっくりと休憩することができます。

• 出典：tripnote.jp囚人が書いた壁画が残る部屋
• 出典：tripnote.jp絞首台

準備されている5つのツアーの内容はそれぞれが特徴的。余裕があれば一つと言わず、複数のツアーを体験してみましょう！参加料金は、ツアーの組み合わせによって変わってきます。日本語ガイドの無料レンタルもあるので、英語が苦手だという方でも安心です。

• アクセス：パース中心部から電車で約35〜40分、車で約30分

2.シャーク湾

• 

シャークベイ（シャーク湾）には、インド洋に面して突き出したペロン半島やその他の島々が点在しています。湾の水深は10mほどと浅く、この浅瀬が独特の生態系を作り出しているともいわれています。「ひときわ優れた自然美及び美的な重要性をもつ、最高の自然現象または地域」などの世界遺産登録基準に達し、1991年に世界自然遺産に登録されました。

• 出典：tripnote.jpハメリンプール
• 出典：tripnote.jpシェル・ビーチ

シャークベイ内には、35億年前から存在する「ストロマトライト」がいるハメリンプールや、白い貝殻が堆積してビーチになったシェルビーチ、野生のイルカに出会えるモンキーマイアなど、魅力的な大自然スポットがたくさんあります。

また、パースからシャークベイまでの道中は野生動物に遭遇する率が高いので、自分で運転して訪れる場合は動物が突然飛び出てくることを想定しながら、安全第一でドライブしましょう。

• アクセス情報：パースから国内線でシャーク・ベイ空港へ約2時間〜、空港から車で約20〜30分、パースから車で約9時間〜

3.ニンガルー・コースト（ニンガルー・リーフ）

• ケープ・レンジ国立公園のマンドゥマンドゥ渓谷

ニンガルー・コーストは、海洋生物の宝庫「ニンガルー海洋公園」と、荒々しい大地に様々な野生の動植物が生息する「ケープ・レンジ国立公園」の、海・陸地両方の自然を抱えるオーストラリアの自然遺産です。

• ニンガルー海洋公園

特にニンガルー海洋公園に広がる「ニンガルー・リーフ」は、長さ約260kmに渡るオーストラリア最大級の珊瑚礁で、グレート・バリア・リーフに次いで2番目に大きな規模を誇ります。また3月〜6月にかけてはジンベイザメと一緒に泳げるシュノーケルやダイビングスポットとしても人気。6月〜8月にかけてザトウクジラが見られるほか、ジュゴンも生息しています

• アクセス：パースから国内線でエクスマウス（ラーモンス空港）へ約2時間。空港からケープ・レンジ国立公園まで車で約1時間、ニンガルー海洋公園まで車で約1時間半