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【25】ポンペイ遺跡(ナポリ)
ポンペイはイタリア・ナポリの近くにある古代都市の遺跡です。最盛期には人口が2万人ほど住んでいたとも言われていますが、79年の8月24日にヴェスヴィオ火山(Mount Vesuvius)の噴火によって、街ごと火砕流に飲み込まれて消滅しました。
火山灰に街全体を覆われたことで、今なお当時の街並みがそっくり残っているほか、壁画などの美術品も劣化せず現存しており、古代ローマ時代の暮らしと文化が垣間見える貴重なスポットとして人気を集めています。
- ナポリからの移動時間目安:電車で約30〜45分
- ローマからの移動時間目安:ローマ〜ナポリまで電車で約1〜2時間、ナポリ〜ポンペイまで電車で約30〜45分
【26】アマルフィ海岸(アマルフィ)
世界一美しい海岸線と称される、イタリアのアマルフィ海岸。ティレニア海、ソレント湾を臨む入り組んだ海岸は世界遺産にも登録されています。海に面した断崖絶壁には色鮮やかな建物が立ち並び、青い海とカラフルな家々の光景が楽しめる絶景スポットとして人気です。
- 出典:tripnote.jp
かつて交易で栄えたこの地には様々な文化が流入し、その影響が街の各所で見られます。特に、イタリアの他の地域とは一味違った教会「アマルフィ大聖堂」は必見です。
ちなみに「アマルフィ」という土地の名前は、ギリシア神話の英雄ヘラクレスが付けたという伝説があります。それは彼が愛していた妖精「アマルフィ」が死んだ時のこと。ヘラクレスは世界でもっとも美しいとされる場所にその亡骸を埋め、その妖精の名を永遠に残すために、その地をアマルフィと名付けたと言い伝えられています。
- ローマからの移動時間目安:電車とバスで約3時間半〜4時間
- ナポリからの移動時間目安:バスと電車で約3時間、フェリーで約1時間40分
【27】青の洞窟(カプリ島)
一度は行ってみたい、イタリアのカプリ島。そしてカプリ島といえば、世界的に有名な、青の洞窟ですね。「運試し」も兼ねて、カプリ島では必ずトライしてほしい名所です。
というのも、青の洞窟は、ボートに乗った人が横になって入らなければならないほど入り口が狭く、波が高くなると入れなくなってしまいます。何度足を運んでも一度も入れない人もいれば、1回目ですんなり入れる人も。
- 出典:tripnote.jp
1回目で入れなくても落ち込まず、運を天に任せて、カプリ島に滞在する期間中は、毎日トライするつもりでいましょう!
- ナポリからの移動時間目安:ナポリ中央駅〜カプリ島行きの港までタクシーで約10分、港からカプリ島までは船で約50分
【28】アルベロベッロ
イタリア南部に位置する白い街「アルベロベッロ」。そこに立ち並ぶのは「トゥルッリ」と呼ばれる灰色のとんがり屋根に真っ白い壁のお家。同じイタリアでも、ローマやフィレンツェなどの都市部とは全く異なる雰囲気を持っています。その可愛いらしい街並みに、心ときめくこと間違いなし!まるで絵本の中の世界を歩いているような気持ちにさせてくれます。
アルベロベッロのどこを歩いても目に入ってくるのは、とんがり屋根が特徴的なトゥルッリ。このトゥルッリは世界遺産に登録されており、見た目が可愛いだけでなく、長い歴史を持つ貴重な建物でもあります。そんなトゥルッリが立ち並ぶアルベロベッロは大きく2つの地区に分けられており、西側が「リオーネ・モンティ地区」、東側が「アイア・ピッコラ地区」となります。
- リオーネ・モンティ地区
- 出典:tripnote.jp
特に可愛いらしい街並みが見られるのは、お土産屋やレストランが多く集まるリオーネ・モンティ地区。一方でアイア・ピッコラ地区には、実際に人が住んでいる住居や、観光客が泊まることのできるトゥルッリが多く立ち並びます。
アルベロベッロは小さな街のため、半日あれば周りきることができます。イタリアに行く際は、ローマやナポリなどの主要都市だけでなく、少し足を延ばしてアルベロベッロに寄ってみてはいかがでしょうか?
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