【イタリア】工場見学やチョコホテルも！チョコレートの街ペルージャ

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• チョコの街・歴史ある街、ペルージャ
•    旧市街地内のチョコラテリア
•    PERUGINA（ペルジーナ）社のチョコレート工場見学
•    館内全てチョコ仕様の「エトゥルスカンチョコホテル」
•    その他見所
• ペルージャ秋のチョコまつり
•    楽しみ方
• ペルージャへの行き方

チョコの街・歴史ある街、ペルージャ

銀色の包み紙に青い星がトレードマークのバーチチョコ。このチョコを作っているペルジーナ社は、ここペルージャで生まれました。そのためチョコをこよなく愛するイタリア人たちにはチョコレートの街として知られています。

また、その一方で、エトルリア時代に源を発する歴史ある街としても知られています。もちろんチョコレートをメインに回っても楽しいですが、紀元前の遺跡なども多く見られ、ブラブラと散歩をするだけでもその雰囲気を感じられます。

• 写真：まめこ旧市街中心部11月4日広場。

• 写真：まめこイタリア土産の定番バーチチョコ

旧市街地内のチョコラテリア

雰囲気のある老舗のお店から、色々なブランドのチョコを取り扱っているお店まで、ペルージャ市内には素敵なチョコラテリアがあります。

旧市街中心部の広場に面したCHOCOSTORE（チョコストア）は、のちほど紹介するイベント「ユーロチョコレート」から生まれたお店です。ユーロチョコレートに出店しているお店のチョコや、チョコレートを模したグッズ（スマホカバーや文房具）などもたくさん揃っています。

また、老舗感の漂うTALMONE（タルモーネ）は、ショウウィンドウのディスプレイもとても可愛くて、思わず引き寄せられてしまいます。

そしてもちろん、ペルージャが誇るバーチチョコで有名なPERUGINA（ペルジーナ）の直営店もあります。バーチチョコだけでなく、ジャンドゥイオットや板チョコなどいろんな商品が並んでいます。

• 写真：まめこチョコストアのショーウィンドウ。
• 写真：まめこタルモーネのショーウィンドウ。
• 写真：まめこペルジーナの直営店。

PERUGINA（ペルジーナ）社のチョコレート工場見学

旧市街地からは少し離れますが、ペルジーナ社のチョコレート工場はいつでも見学できます。約75分のガイドツアーで、チョコレートの歴史や物語、作られる工程の説明、工場内見学、そして忘れてはならないチョコの試食。ここでは甘い香りに包まれながら幸せなお勉強ができます。

また、事前予約をすればショコラティエ教室にも参加可能で、本場のチョコ作りを体験することができます。

• 写真：まめこペルジーナ社工場。
• 写真：まめこ試食はチョコ取り放題です。

館内全てチョコ仕様の「エトゥルスカンチョコホテル」

さすがチョコの街ペルージャ、なんと館内が全てチョコ仕様になっているホテルがあるんです。その名も「エトゥルスカンチョコホテル」。ロビーに入った瞬間から溢れ出るチョコ感に包まれること間違いなしです。部屋の扉からベッド、テーブルに至るまで全てがチョコ！夢の中までチョコが出てきそうですね。

• 写真：まめこ部屋の中は全てチョコ模様！

その他見所

ペルージャは紀元前からの歴史ある街であり、チョコだけでなく他にも見所はたくさんあります。旧市街中心部に位置する大聖堂や、多くのウンブリア絵画を所蔵する国立ウンブリア美術館、また、エトルリア人によって紀元前に作られた城門アウグストゥスの門など、歴史を感じる建物や作品に出会えます。

• 写真：まめこ紀元前に作られたアウグストゥスの門。

ペルージャ秋のチョコまつり

ペルージャでは、毎年秋にチョコの祭典「ユーロチョコレート」が開催されています。2017年は10月13日〜22日の日程で開催されました。日程は毎年変わるので、事前にイタリア政府観光局のHPでご確認ください。

• イタリア政府観光局のHPはこちら

• 写真：まめこ店先に並ぶトリュフチョコ。
• 写真：まめこバナナのホワイトチョコ。100グラム4.5ユーロ（約600円）。

街のメインストリートには有名店から地元のお店まで、たくさんの店舗がずらりと軒を連ね、店先に並べられたチョコを見ているだけでワクワクしてしまいます。量り売りで売られているものは、頼めばひとかけらずつ試食もさせてもらえます。

楽しみ方

2017年はチョコカードというものがあり、このカードを購入する（6ユーロ、約800円）と、指定されたお店でチョコがもらえたり、割引があったりします。このカードでもらえた物は写真のほか、チョコフレーバーのお茶やチョコレートをかけたヨーグルトなど、このカードの特典だけでも十分チョコを堪能できます。

• 写真：まめこチョコカードの特典でもらえるもの。チョコ型のイヤホンもあります。

また、特設会場では様々なイベントを行っており、チョコレート彫刻などもあったようです。羨ましいことに、削ったチョコはその場にいた人たちに配られたとか。ちなみにこのユーロチョコレート第一回開催（1994年）の際には巨大バーチチョコが現れ、その場で職人さんが解体し、削ったチョコを皆さんに配ったそうです。

• 写真：まめこイベントが行われる特設会場。
• 写真：まめこ量り売りのチョコ。好きな大きさに切ってもらいます。

街中がチョコ一色になっており、洋服屋さんのショーウィンドウもチョコ仕様になっています。隠れチョコを探すのも楽しいかもしれません。

ペルージャへの行き方

ローマのテルミニ駅から電車で約2時間40分。ローマのティブルティーナ駅から高速バスで約2時間30分。フィレンツェのサンタマリアノヴェッラ駅から電車で約2時間15分。

ペルージャの駅から旧市街地までは路線バス、もしくはミニメトロで行くことができます。ミニメトロは一両編成の無人ケーブルカーで数分間隔で走っていて、まるで遊園地のアトラクションのようです。ぜひお試しください。

• 写真：まめこまるで遊園地のアトラクションのようなミニメトロ。
• 写真：まめこミニメトロの中は可愛い真っ赤なデザイン。