高知
高知観光
坂本龍馬の出身地として知られる、カツオ漁が盛んな地域

【高知】ドライブ旅行におすすめ!エリア別の観光スポット・グルメ16選&オンラインショップ情報や動画も♪

取材・写真・文:

茨城在住
訪問エリア:28都道府県

2020年5月18日更新

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写真:あやか

四国の中で最も広い高知県は、観光スポットや美味しい高知グルメがたくさんあります。今回は、筆者が実際に訪れた、高知県のおすすめスポットをエリア別にまとめてみました。合わせてオンラインショップ情報やお家で楽しめる動画も盛り沢山です♪

この記事の目次表示

高知県について

四国の中で最も広い面積を持つ高知県は、豊かな森林と青い海、四万十川に代表される清流など美しい自然に恵まれた県です。また、薩長同盟運動に尽力した坂本龍馬、討幕運動で活躍をした板垣退助、五次に渡り内閣を組織した吉田茂といった数多くの偉人を輩出してきた歴史があります。

高知県は以下7つのエリアで表すことができます。(2020年5月現在)

  • 【高幡エリア】須崎市、高岡郡(中土佐町・檮原町・津野町・四万十町)
  • 【幡多エリア】四万十市、宿毛市、土佐清水市、幡多郡(黒潮町・大月町・三原村)
  • 【高知市エリア】高知市
  • 【嶺北エリア】長岡郡(本山町・大豊町)、土佐郡(土佐町・大川村)
  • 【物部川エリア】南国市、香美市、香南市
  • 【仁淀川エリア】土佐市、吾川郡(いの町・仁淀川町)、高岡郡(日高村・佐川町・越知町)
  • 【安芸エリア】安芸市、室戸市、安芸郡(東洋町・奈半利町・田野町・安田町・北川村・馬路村・芸西村)

今回はこの7つのエリアから筆者が実際に訪れた、高幡エリア、幡多エリア、高知市エリア、仁淀川エリア、安芸エリアの5つのエリアのおすすめ観光スポットやグルメをご紹介します。

【西部】高幡エリア

①鳴無神社(須崎市)

寛文3年(1663年)、第2代土佐藩主・山内忠義(やまうちただよし)が再建した「鳴無神社(おとなしじんじゃ)」は、縁結びのパワースポットとして有名です。神社の本殿・幣殿・拝殿の3棟が国の重要文化財に指定されています。

  • 写真:あやか鳴無神社
  • 写真:あやか重要文化財・鳴無神社

神社の参道は海に続いており、広島にある世界遺産・宮島に似ていることから“土佐の宮島’’とも呼ばれています。参道が海に続いているのは、その昔、道路がなく参拝するために船で向こう岸から訪れていたのだとか。

  • 土佐の宮島と呼ばれる鳴無神社

この神社の特徴は、なんといってもおみくじ。通常のおみくじは引いた後括りつけるかと思いますが、この神社では、神社前の海に流します。このおみくじは、水に溶ける紙で出来ているので、地球にも優しいのです。

鳴無神社
高知 / 神社 / インスタ映え / パワースポット / 縁結びスポット
住所:高知県須崎市浦ノ内東分3579地図で見る
電話:0889-42-8591

②こいのぼり公園(高岡郡四万十町)

今でこそ全国各地でこいのぼりの川渡しが行われていますが、その発祥の地とされるのが「こいのぼり公園」です。

  • こいのぼり公園

ボランティアの手によって1974年から始まったこいのぼりの川渡しですが、例年4月中旬から約1ヶ月ほど四万十川の上を泳ぐこいのぼりを見ることができます。現在では約650メートルに渡り約500匹のこいのぼりが架けられています。筆者もちょうど川渡しが始まった4月中旬に訪れましたが、発祥の地とだけあって、その姿に圧倒されました。

  • 写真:あやかこいのぼり公園「こいのぼりの川渡し」(例年4月中旬から約1ヶ月開催)
  • 写真:あやかこいのぼりの川渡し

四万十町へ旅行をお考えの方は、この時期に合わせて訪問することをおすすめします。(2020年は中止となりました。)

鯉のぼりの川渡し
高知 / イベント・祭り
住所:高知県高岡郡四万十町十川 鯉のぼりの川渡し地図で見る
Web:https://www.town.shimanto.lg.jp/outer/kanko/koinob...
こいのぼり公園
高知 / 公園
住所:高知県高岡郡四万十町十川9地図で見る

③道の駅四万十とおわ とおわ食堂(高岡郡四万十町)

道の駅四万十とおわには、四万十の特産品を取り揃えたとおわ市場、こだわりの朝採り野菜を販売する農産物直売コーナーなどがあります。

今回ご紹介するのは、同じく道の駅内にある「とおわ食堂」。地元である十和地域の野菜や天然の鮎などをふんだんに使用した四季折々の食事を頂くことができます。

筆者のおすすめはとおわ四季御膳。地元の旬の料理を小鉢に盛り付けた人気メニューで、こちらへ訪れた際は是非食べて頂きたい一品です。

  • 写真:あやかとおわ四季御膳(1,580円)
道の駅四万十とおわ とおわ食堂
高知 / 和食 / ランチ / モーニング・朝ごはん
住所:高知県高岡郡四万十町十和川口62-9地図で見る
Web:https://www.michi-no-eki.jp/stations/view/913

オンラインショップ「四万十とおわ」

オンラインショップ「四万十とおわ」では、栗きんとん(8個入り・税込2,400円)四万十そのまま栗大福(6個入り・税込1,512円)などの和菓子を購入することができます。

道の駅 四万十とおわ
高知 / 道の駅・サービスエリア / 女子旅 / アイス・ジェラート / おみやげ屋
住所:高知県高岡郡四万十町十和川口62−9地図で見る
電話:0880-28-5421
Web:http://toowashimanto.jp/

④shimanto おちゃくりcafe (高岡郡四万十町) 

道の駅四万十とおわの敷地内にあるカフェが「shimanto おちゃくりcafe」です。

  • 写真:あやかshimanto おちゃくりcafe

こちらのカフェでは、地元・四万十で育った大粒で甘い栗を使ったスイーツや美味しい紅茶を頂くことができます。筆者のおすすめはしまんとモンブランです。

  • 写真:あやかしまんとモンブラン(500円)

このモンブランは、硬さを残した栗ペーストとふわふわの栗ペーストの両方を堪能できます。栗好きの方には是非一度は食べていただきたい一品です。「とおわ食堂」から徒歩1分以内ですので、お食事と合わせて、こちらのカフェで栗スイーツを堪能してみてはいかがでしょうか。

オンラインショップ「四万十とおわ村」

オンラインショップ「四万十とおわ村」では、おちゃくりcafeのスイーツが販売されています。添加物不使用で栗本来の味を楽しめる、しまんと地栗モンブラン(3個入り・税込1,500円)は、日本テレビ系『ZIP』で紹介されており人気の商品です。

shimanto おちゃくりcafe
高知 / カフェ・喫茶店 / インスタ映え
住所:高知県高岡郡四万十町十和川口62-9地図で見る
Web:http://ochakuri.jp/

⑤四万十郷 水車亭(高岡郡四万十町)

1966年、四万十町(旧窪川町)で創業した「四万十郷 水車亭(みずぐるまや)」は、高知県の伝統製法であげた芋けんぴの製造元として大変有名なお店です。

水車亭の芋けんぴは、1本1本さつま芋の味を感じられる飽きのこない美味しさが魅力的です。伝統的な芋けんぴに続き、2005年には開発に5年を要した日本初の塩味の塩けんぴも誕生しました。

水車亭のそばにある大きな水車は、地域を元気にしようと創業者が造ったもの。四万十町は農業や畜産も盛んで、高知県内でも食の町として知られており、この水車は、そんな農家の方々が大事に育てた作物を生かしお菓子を作っている水車亭にとって、大切なシンボルなのだそう。

  • 写真:あやか「四万十郷水車亭」にある水車

また、水車の前には、四国霊場八十八カ所の札所・岩本寺を参拝するお遍路さんのための古い道しるべの石が置いてあり、遍路道であることから、お遍路さんへのお接待処としても大変人気のお店です。

オンラインショップ「水車亭」

オンラインショップ「水車亭」では、人気の塩けんぴ(1kg・税抜780円)芋けんぴ(1kg・税抜780円)の他に、水車亭のシンボルである水車をモチーフにしたゆずいもタルト(税抜600円)などもあります。

四万十郷 水車亭
高知 / スイーツ / ご当地グルメ・名物料理
住所:高知県高岡郡四万十町古市町9-30地図で見る
Web:http://www.nangokuseika.com/

【中部】幡多エリア

⑥佐田沈下橋(四万十市)

四万十川の代名詞である沈下橋は、支流を含めると全部で47本もあります。四万十川最下流且つ最長の沈下橋が「佐田沈下橋」です。

  • 写真:あやか佐田沈下橋

四万十市中心部から近いことや2012年に放送されたフジテレビ系ドラマ『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』では、ロケ地として使用されたことから人気となり、観光客が最も訪れる沈下橋となりました。

  • 写真:あやか佐田沈下橋(朝6時半ごろの様子)

「佐田沈下橋」近くには、ドラマで使用された川辺のコテージもあります。川辺のコテージについては、下記の記事で詳しく紹介しておりますので、ご覧ください。

佐田沈下橋
高知 / 沈下橋 / 橋
住所:高知県四万十市佐田地図で見る
電話:0880-35-4171
川辺のコテージ
高知 / コテージ
住所:高知県四万十市佐田2447地図で見る
電話:090-4782-8894
Web:http://sadatinka.blog72.fc2.com

⑦勝間沈下橋(四万十市)

四万十川で唯一、橋脚が3本の沈下橋が「勝間沈下橋」です。

  • 写真:あやか勝間沈下橋

「勝間沈下橋」の上流側に流れる勝間川と四万十川が合流する一帯は、例年5月末〜6月上旬にかけて沢山の蛍を見ることができます。2003年9月に公開された映画『釣りバカ日誌14 お遍路大パニック』ではロケ地として使用されました。

筆者が訪れたときは天気も良く、川も非常に穏やかでのんびり過ごすことができました。

  • 写真:あやか勝間沈下橋付近
勝間沈下橋
高知 / 橋 / 沈下橋
住所:高知県四万十市勝間沈下橋地図で見る

⑧安並水車の里(四万十市)

昔懐かしい水車の風景を楽しめるのが「安並水車の里」です。

  • 写真:あやか昔ながらの風景が残る安並水車の里

その始まりは、江戸時代まで遡ります。土佐藩の家老だった野中兼山(のなかけんざん)によって、四万十川の支流から周辺の秋田・安並・佐岡・古津賀の4つの村を灌漑するために水車が作られました。その風景は“四ヶ村溝の水車’’の愛称で親しまれたのでした。

  • 写真:あやか安並水車の里

現在、水田に汲み上げている水車は数基のみ。「安並水車の里」で見ることができる水車は、地元の方々が管理をしている観光用ですが、カッタンコットンとのどかに回っており、その昔懐かしい風景が観光客を楽しませてくれます。

  • 写真:あやかどこまでも続く水車
安並水車の里
高知 / 公園 / 穴場デートスポット / 花畑(5月) / 花畑(6月)
住所:高知県四万十市安並地図で見る
電話:0880-35-4171
Web:http://www.city.shimanto.lg.jp/kanko/spot/meisho/s...

⑨柏島(幡多郡大月町)

日本で見られる約3分の1の魚が生息していると言われているのが「柏島」です。

  • 写真:あやか柏島

スキューバダイビングやスノーケリングなどを楽しめるスポットとして有名でしたが、日本とは思えない透明度の高い海としてSNS上で紹介されて以来、この海を見るために訪れる観光客も増え続けているのだとか。

  • 写真:あやか柏島/どこまでも続く青い海

筆者も高知県へ旅行計画を立てている時に真っ先に「柏島」へ行こうと決めたくらいです。この辺り一体は、東京から最も遠いと言われているエリアですが、時間をかけてでも訪れてほしいおすすめのスポットです。

柏島
高知 / インスタ映え / 島・離島 / 綺麗な海
住所:高知県幡多郡大月町柏島地図で見る
電話:0880-62-8133
Web:https://www.town.otsuki.kochi.jp/kanko/info/kashiw...

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この記事を書いたトラベルライター

旅好きフリーランス
茨城県の田舎でのんびりと文章を書きながら暮らしています。
「好き」にまっすぐに。

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